屯田物語

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旭橋の風景 セピア色の記憶

2006年01月09日 | 旭川の風景
年かさね記憶はいつかセピア色

昭和三十六年の夏
山崎煙火店の花火工場でアルバイトをしていたとき、
ナイヤガラという仕掛け花火をつくったことがある。
何本もの火薬入りの細長い筒を導火線につなぎ縄に結びつける。
それを高所につって両端から導火線に火をつけると
火の粉が「ナイヤガラの滝」のように降り注ぐという仕掛けである。

網走の花火大会があって、
わたしはナイヤガラの片方から火をつけることになっていたが、
風が強くてなかなか火がつかない。
もうすでに向こうの端から火の粉が流れているのに・・・
軍手の指先は熱くなってきたが、火種をはなすことはできない。
なんとか着火したときは冷や汗がどっと流れてきた。

旭川の花火大会ではナイヤガラはどこに仕掛けたのかな。
それだけは不思議に憶えていない。















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