

大相撲五月場所のテレビ中継が取りやめになった。
八百長問題が有耶無耶では、それもやむを得なかったと思うが、
3月11日の震災から事情がかわった。
いまこそ中継することの意味があるのだ。
日本は震災があっても原発事故があっても元気だということを世界にアピールしなければならないからね。
世界から同情されても風評被害が容易におさまるわけではない、
大相撲の八百長論議は国内に留めておいて、格好だけは凛とした姿勢を示してほしい。
大相撲中継を世界に放映することによって放射能に汚染されていない日本の現実を見せるべきなのだ。
NHKは震災前の国内世論にとらわれてはいけない。
これはエゾサンショウウオの卵である。
