屯田物語

フォレスターとα6000が
旅の仲間
さあ、カメラを持って
出かけよう!

緑陰の通し鴨

2009年06月29日 | 札幌の風景


赤レンガの池に初夏の空が映りこみ爽やさが倍増してくるようだ。
そんな景色をもう一日だけ。



 緑陰のわれを無視せる通し鴨

幼馴染に投稿しようと、掲出句を詠んでみたが、
緑陰と通し鴨、いずれも夏の季語なので、これは季重なり・・

 緑陰のわれを無視せる鴨とゐて

鴨は冬の季語、でもそれはちょっと賛成しかねるが、
夏の季語として使う場合は「通し鴨」というそうだ。

赤レンガに棲みついている鴨は人馴れしており、
近くまで寄っても逃げる気配はない。

シカトしている鴨の表情を観察していたら、
身体はじっとしていても、目だけは白目になったり黒目になったり、
なにかせわしない。
鴨にとって白目になるときってどんなときかね、
そんな鴨はちょっと不気味である。