屯田物語

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緑陰の通し鴨

2009年06月29日 | 札幌の風景


赤レンガの池に初夏の空が映りこみ爽やさが倍増してくるようだ。
そんな景色をもう一日だけ。



 緑陰のわれを無視せる通し鴨

幼馴染に投稿しようと、掲出句を詠んでみたが、
緑陰と通し鴨、いずれも夏の季語なので、これは季重なり・・

 緑陰のわれを無視せる鴨とゐて

鴨は冬の季語、でもそれはちょっと賛成しかねるが、
夏の季語として使う場合は「通し鴨」というそうだ。

赤レンガに棲みついている鴨は人馴れしており、
近くまで寄っても逃げる気配はない。

シカトしている鴨の表情を観察していたら、
身体はじっとしていても、目だけは白目になったり黒目になったり、
なにかせわしない。
鴨にとって白目になるときってどんなときかね、
そんな鴨はちょっと不気味である。



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2 コメント

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通し鴨 (ぶちょうほう)
2009-06-29 09:11:20
春様 こんにちは
季語の制約に疎い小生ですので、通し鴨という言葉は始めて見聞きしました。
この言葉のイメージは、水面を真っ直ぐにツツーと泳いで行く鴨の姿なのでしょうか。

昨日、ゴルフで、石川遼選手の16番ホールでイーグルになったあの映像を繰り返し見ていましたが、カップに吸い込まれるまでの、ゴルフボールのあの動きが「通し鴨」のイメージなのでしょうか。

池の水面に映った空の屈託なさと、昨日の大会覇者の爽やかな笑顔とでは共通するものあり、と思えました。
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鴨とイーグル ()
2009-06-29 13:31:36
ぶちょうほうさん、こんにちは!
鴨の季語は冬ということですが、
鴨から冬は連想しないなあって思いました。
通し鴨、
この言葉はけっこう味わい深いですね。
これからいろんなことが連想されて、面白いです。
石川選手のイーグルは凄かったですね。

水面に映る初夏の空・・
普段見慣れている風景ですが、
こうして景色を違う視点から眺めるのも面白いです。
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