浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

夜のパトロール

2005年06月02日 | 日常

我が家には夜のパトロールをしてくれる頼もしい警備スタッフがいます。

紹介します。その名も「守宮(ヤモリ)くん」

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今夜も害虫から家を守ってくれているんですね。

お勤めご苦労様です。


教育実習

2005年06月02日 | 日常

6月といえば、教育実習の季節なんです。誰が何と言おうと。僕も教員免許を取るために、大学4回生のときに教育実習に行きました。

大学4回生の6月といえば、就職活動の真っ只中ですが、教師になるんだと勘違いしていた僕は、そんなこと意に介せず、実習先を中学にしようか高校にしようか悩んでいました。結局、知っている先生も多いという事で高校にしたんですが、今思えばこの選択が、あの授業へと繋がったんだなぁ・・・。

僕は母校である因島高校へ社会科(歴史・地理・公民)の教育実習生として行くことになりました。そこで僕が担当したのが日本史。その頃の日本史は高校3年生が選択科目として選んでおり、受験に必要な科目。教壇に上がるのさえ初めての僕は緊張していました。

ただ、同じ内容の授業を2クラスで行い、また次回もそのクラスで授業を行なうという形だったので、最初の授業こそ緊張するものの、そこからはどうやって楽しい授業にするかを考えるようになりました。

そして、問題の授業が始まりました。内容は万葉仮名について。

僕「え~、万葉集の中では万葉仮名が使われています。まだ平仮名が使われていないので、漢字を使って当て字のようにするんですね。そう、例えば、『夜露死苦(よろしく)』とかね。もしかしたら暴走族も教養があるのかも知れません。」

生徒「はは(笑)」

(よしよし、受けている。この調子でもう少し笑いをとってやろう)

僕「よし、じゃあ先生が漢字を書くので、何と読むか当ててみてください。」

黒板に『未通女』と書く。

僕「はい、じゃあ分かる人はいる?・・・いないようだね。これね、未だ通っていない女と書いているよね。これで『おとめ』と読みます。」

生徒「・・・・・・。」

(しまった。何だこの冷たい視線は・・。指導担当の先生、どうしたらいいんですか?)と

先生の方を見ると、そこに一人だけ笑ってくれている先生が・・。

(おいおい、あんたにだけ受けてどうするんだ。俺はどうすればいいんだよ。)

結局、その後の授業内容は覚えていません。ただ、その後の教育実習期間が非常に長かったように感じました。

教訓:「下ネタは相手を考えろ」