浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

イチローの言葉

2005年06月12日 | スポーツ

イチロー選手がメジャー通算1000安打まで、あと1本となったそうです。既に日米通算では2000本安打を記録していますから、この記録も通過点という印象が強いですが、凄い記録です。

最速記録こそ逃しましたが、だからと言って彼の凄さがなくなるわけではありません。まだ5年目(しかも今年はまだ100試合くらい残っている)であり、その状況での1000安打ですから、驚きこそすれ、落胆などする理由が見当たりません。

イチロー選手の凄さを語るのはプロの評論家や報道関係者に任せます。ただ、僕が評価するのは、素人が見ても凄いと分かる点だと思います。イチロー選手に限らず、どのスポーツも超一流のプレーヤーは、素人が見ても凄いなぁと感心するプレーを見せてくれます。あのマイケル・ジョーダン(バスケット)やロナウジーニョ(サッカー)、マラドーナ(サッカー)など、彼らを見ることでそのスポーツの面白さを知ってファンになる人も多いと思われます。イチロー選手も間違いなく、そのうちの一人でしょう。

そのイチロー選手の言葉を集めた本『夢をつかむ イチロー262のメッセージ』を先日、本屋に行った際に買ってみました。別に最初から購入する目的だったわけでなく、何となく手に取った感じですが、なかなか面白いですよ。

その発する言葉は、僕が使う言葉と一緒でも、彼が発言すると影響力は違うし、その言葉に込められている内容(裏づけやメッセージなど)が違うんだと思います。もちろん、矛盾する言葉もありますが、それも彼がその時々で考えながら最良の言葉を選ぼうとしているのかなと思うと面白いですね。

スポーツ(野球)をしている人もしていない人も共感する部分のある本だと感じました。そうそう、宮里藍さん(ゴルフ)も共感を受けた一冊と帯に書いてあったし・・・。