6月といえば、教育実習の季節なんです。誰が何と言おうと。僕も教員免許を取るために、大学4回生のときに教育実習に行きました。
大学4回生の6月といえば、就職活動の真っ只中ですが、教師になるんだと勘違いしていた僕は、そんなこと意に介せず、実習先を中学にしようか高校にしようか悩んでいました。結局、知っている先生も多いという事で高校にしたんですが、今思えばこの選択が、あの授業へと繋がったんだなぁ・・・。
僕は母校である因島高校へ社会科(歴史・地理・公民)の教育実習生として行くことになりました。そこで僕が担当したのが日本史。その頃の日本史は高校3年生が選択科目として選んでおり、受験に必要な科目。教壇に上がるのさえ初めての僕は緊張していました。
ただ、同じ内容の授業を2クラスで行い、また次回もそのクラスで授業を行なうという形だったので、最初の授業こそ緊張するものの、そこからはどうやって楽しい授業にするかを考えるようになりました。
そして、問題の授業が始まりました。内容は万葉仮名について。
僕「え~、万葉集の中では万葉仮名が使われています。まだ平仮名が使われていないので、漢字を使って当て字のようにするんですね。そう、例えば、『夜露死苦(よろしく)』とかね。もしかしたら暴走族も教養があるのかも知れません。」
生徒「はは(笑)」
(よしよし、受けている。この調子でもう少し笑いをとってやろう)
僕「よし、じゃあ先生が漢字を書くので、何と読むか当ててみてください。」
黒板に『未通女』と書く。
僕「はい、じゃあ分かる人はいる?・・・いないようだね。これね、未だ通っていない女と書いているよね。これで『おとめ』と読みます。」
生徒「・・・・・・。」
(しまった。何だこの冷たい視線は・・。指導担当の先生、どうしたらいいんですか?)と
先生の方を見ると、そこに一人だけ笑ってくれている先生が・・。
(おいおい、あんたにだけ受けてどうするんだ。俺はどうすればいいんだよ。)
結局、その後の授業内容は覚えていません。ただ、その後の教育実習期間が非常に長かったように感じました。
教訓:「下ネタは相手を考えろ」
私はここを読みながら爆笑してたら、旦那は「・・・」でした。
僕よりも上手でしたか。なかなかやりますねぇ。
でも沢山の先生方に受けたのなら良かったではないですか。
僕は指導担当の先生だけでしたからねぇ。
普段は下ネタなんか言わないのに、このときは受けようと頑張ったのにな・・・。
この時ばかりは、焦りましたねぇ。らまさんのように数人でも笑ってくれれば、何とかなったんでしょうが・・・。
>かわよしさん
かわよしさんの過去がどうだったか、調べてみます。
その辺の同級生を見繕って話でも聞いてみますね。ふっふっふ。
気を取り直して。匿名希望の○とです。
hamatokoさん、お仲間がいて、私は本当にうれしかったです。
昔、ラテン語の訳でマリア様のことを「処女マリア」と
書いてありました。「ショジョ」なんて皆の前で言えん。と冷や汗かきました。(今は平気!)
先輩が「おとめ」と読んだのを聞いて、ほっとした○とです。ラテン語で「ヴィーズィネ」と発音してたけど、素直に読めば「バージン」でした。
かわよしさん、性と聖の組み合わせも、つらいものがあります…。
僕のブログはいつから下ネタブログになったんでしょう?僕は純情(?)なので、とても女性の前でそんな話出来ません。あー、恥ずかしい。
なんか考えられないな~!
でもより一層ファンになりました♪
やはりhamatokoさんも「男」だったのですね(*^_^*)
いやいや、お恥ずかしいかぎりです。
今考えると若かったんだと思いますが、当時はうまく授業するために笑いをとらなければ・・と思っていましたからね。
そこで下ネタに行くところが情けないですが。
でも良い思い出です。