浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

さすが囲碁の町

2005年06月28日 | 因島

因島の市技が「囲碁」だと知っているのは、因島に関わりのある人だけでしょう。

本因坊秀策と言っても、誰がそんな名前を知っているのでしょう。最近でこそ、「ヒカルの碁」の影響で、小学生でも秀策の名前を知っているみたいですが、僕が高校生だった頃は、「本因坊秀策の碑」という案内図が出ていても、誰のことか、さっぱり分かりませんでした。もちろん、僕だけではなく、周りの友人たちも知りませんでした。

話は逸れますが、僕が大学の頃に住んでいた場所が新美南吉記念館のすぐ傍でした。「ごんぎつね」や「てぶくろを買いに」を読んで、その作品を知っていたにも拘らず、その作者が新美南吉さんとは知りませんでした。気付いた頃には僕は奈良で生活していました。もっと早くに気付いていれば、記念館に行ったのに・・・と後悔しています。

はい、話は戻ります。

先日、息子と近所の公園に遊びに行きました。滑り台やブランコで遊び、池を眺めては嬉しそうにし、少し休憩をしようと思って入った日陰にこれがありました。

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碁盤と碁石です。

囲碁のルールが分からないので、息子と五目並べをして遊びました。僕は大人気ないので、連戦連勝でした。それでも息子は楽しかったみたいですが・・・。

町の一角にこんなスペースがあるなんて、さすが囲碁の町ですね。

未来の囲碁名人はこんな所から誕生するかもしれません。うちの息子では無いことは確かなようですが・・・。