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2008年も早一ヶ月半が過ぎ去ろうとしている。
新年最初に見るとされる縁起物の「初夢」とやらを思い出したのである。
「一富士、二鷹、三なすび」なんて絵ぞらごとの「夢」なんか見るはずがない。
私の今年の初夢は、なんと「反戦フォーク」を歌って、機動隊に攻撃されるという、なんとも時代錯誤でもあり、しかし現実味も感じざるを得ない光景が何故か出てきたので、ショックでもあり鮮明に思い出せるのである。
実は、私自身はたまたま、あの日本では「反戦フォークの神様」と一時もてはやされた「岡林信康」と同志社大学神学部で同級生だった縁から、大学をフェイドアウト、つまり中退してからしばらくして、彼が音楽活動する事務所であった「音楽舎」と称される会社のレコード部門に入社し、後に自らの小さな音楽事務所を設立した経緯があるので、「反戦フォーク」との縁は、なんと40年近くある。
1960年代後半に高校生から大学生へと成長する時期を迎えていたので、ジョーン・バエズ、ボブ・ディラン、P.P.M、ピート・シガー、キングストン・トリオ、ブラザース・フォーらがアメリカンフォークとして入ってきて、和製フォークをマイク真木、森山良子、小室等らが歌いだした頃であった。
「初夢」は、何処か会場やシュツエーションは不明なのだが、私自身がギターを持って「反戦フォーク」らしき歌を何人かと歌っているところへ、機動隊がやってきて排除されるというシーンなのである。
私自身は、その当時一度だけ、見よう見まねで小さな仲間内の会場で友達のギターを借りて、スリーコードだけを辛うじて爪弾く形で、岡林の「友よ」を何とか歌った記憶があるのだが、それ以来私自身は「ギターを弾けますか・?」と聞かれても、ひけるのは「布団とリヤカーだけです」と答えているくらいで、全く演奏はできないのだ。
それなのに、なぜに2008年のお正月の初夢に「反戦フォーク」を歌うというシーンが自らが主人公として映像化されたのか、今もって不明である。
しかし、よくよく考えてみれば、「戦争を知らない子供たち」と歌った杉田二郎やジローズの面々と同じ、戦後生まれの所謂「団塊の世代」なのだが、戦後60年を過ぎて、定年リタイアの世代として、また問題視されているのだが、私たちの世代が伝えなければならない「反戦」の意識が潜在的に台頭せざるを得ない事態となっているのである。
「憲法改悪」「教育基本法の改悪」「国民投票法」や「共謀罪」「盗聴法」有事三法」「人権擁護法」「周辺事態法」「テロ特措法」など、矢継ぎ早に、政府自民党、公明党を中心に「国家の基本理念」までもを大きく変えようとしている昨今の危機感が、たぶん「反戦フォーク」という形で「初夢」に登場したのだろうと思うのである。
私たちの子供たちも、孫たちも、全ての地球人が「戦争を知らない子供たち」であり続けられる様に、「反戦フォーク」を心で、夢で歌い続けたいものである。
新年最初に見るとされる縁起物の「初夢」とやらを思い出したのである。
「一富士、二鷹、三なすび」なんて絵ぞらごとの「夢」なんか見るはずがない。
私の今年の初夢は、なんと「反戦フォーク」を歌って、機動隊に攻撃されるという、なんとも時代錯誤でもあり、しかし現実味も感じざるを得ない光景が何故か出てきたので、ショックでもあり鮮明に思い出せるのである。
実は、私自身はたまたま、あの日本では「反戦フォークの神様」と一時もてはやされた「岡林信康」と同志社大学神学部で同級生だった縁から、大学をフェイドアウト、つまり中退してからしばらくして、彼が音楽活動する事務所であった「音楽舎」と称される会社のレコード部門に入社し、後に自らの小さな音楽事務所を設立した経緯があるので、「反戦フォーク」との縁は、なんと40年近くある。
1960年代後半に高校生から大学生へと成長する時期を迎えていたので、ジョーン・バエズ、ボブ・ディラン、P.P.M、ピート・シガー、キングストン・トリオ、ブラザース・フォーらがアメリカンフォークとして入ってきて、和製フォークをマイク真木、森山良子、小室等らが歌いだした頃であった。
「初夢」は、何処か会場やシュツエーションは不明なのだが、私自身がギターを持って「反戦フォーク」らしき歌を何人かと歌っているところへ、機動隊がやってきて排除されるというシーンなのである。
私自身は、その当時一度だけ、見よう見まねで小さな仲間内の会場で友達のギターを借りて、スリーコードだけを辛うじて爪弾く形で、岡林の「友よ」を何とか歌った記憶があるのだが、それ以来私自身は「ギターを弾けますか・?」と聞かれても、ひけるのは「布団とリヤカーだけです」と答えているくらいで、全く演奏はできないのだ。
それなのに、なぜに2008年のお正月の初夢に「反戦フォーク」を歌うというシーンが自らが主人公として映像化されたのか、今もって不明である。
しかし、よくよく考えてみれば、「戦争を知らない子供たち」と歌った杉田二郎やジローズの面々と同じ、戦後生まれの所謂「団塊の世代」なのだが、戦後60年を過ぎて、定年リタイアの世代として、また問題視されているのだが、私たちの世代が伝えなければならない「反戦」の意識が潜在的に台頭せざるを得ない事態となっているのである。
「憲法改悪」「教育基本法の改悪」「国民投票法」や「共謀罪」「盗聴法」有事三法」「人権擁護法」「周辺事態法」「テロ特措法」など、矢継ぎ早に、政府自民党、公明党を中心に「国家の基本理念」までもを大きく変えようとしている昨今の危機感が、たぶん「反戦フォーク」という形で「初夢」に登場したのだろうと思うのである。
私たちの子供たちも、孫たちも、全ての地球人が「戦争を知らない子供たち」であり続けられる様に、「反戦フォーク」を心で、夢で歌い続けたいものである。
「愛国心を持つなら地球に持て、魂を国家に管理させるな!!」ジミー・ヘンドリックス
「愛国心という卵から戦争が孵化する」
モーパッサン