
東京都港区で起きたエレベーター事故の製造元は、あまり私達には馴染みの無いスイスに本社があり、全世界的にエレベーターの製造、販売、設置、メンテナンスをしている世界第二位の会社で、シンドラーエレベーターという会社であった。
事故から時がだいぶ経ったが、漸く国交省がシンドラーエレベーターの幹部を呼んで、国内で同社が設置したエレベーターのリストの提出を受けて、保守、点検などの状況について事情を聞いたそうである。
まさに「シンドラーのリスト」である。
国交省への説明によると全国の、秋田県を除く46都道府県に、計8,834基もあり、その内6096基は同社が保守、点検しているといい、今回の高校生が挟まれて亡くなった事故基のわ保守、点検は現在は他社がしていたというのである。
何とお粗末な「言い訳」であろう。社長のコメントとしても、犠牲者にお詫びするという言葉はあったが、責任は当社にはないとでも言わんばかりの、開き直り的な会見であり、自社のエレベーターは事故など起こさないとでも言いたげであった。
しかし全世界的にシンドラー社のエレベーターでの死亡事故も起きておりアメリカや香港でも死亡事故が発生しているし、全世界でトラブルや故障が多数起きていて、メンテナンスの責任などと言う言い逃れの利かない『製造者責任』が明確に問われる事故であったことが、容易に推察できるのである。
「シンドラーリスト」は、設置している建物の名称と住所、設置年が記載されていて、公共施設への設置が多いとされているのは、コストが安く設置が進められたからといわれているのである。
全国的なエレベーターのシェア的には、約一パーセントだというのだが、この「シンドラーリスト」に掲載されているエレベーターが、自分の利用する施設や建物にあるのか、ないのか、私達には判らないので、EVへ乗る際には、一度製造業者の表示を確認してからでないと、乗りたくない気分である。
ぜひ、全国的に、この会社の前身の「日本エレベーター工業製」も含めて8800基を越えるEVの「シンドラーリスト」を公表してもらいたいものである。
各地で、このシンドラー社のエレベーターによる不都合や閉じ込め事故を含むトラブルが多数発生していると聞くが、この際、リストを地域ごとに公表して、利用者の「利用の有無」や選択できる情報公開をしてもらいたいものである。
第二次世界大戦中のナチスドイツのユダヤ人虐殺から守った「シンドラーリスト」とは次元が違うものだが、やはり人間の安全性へのリスクのある機械が製造、設置されているのだから、利用者のEVの危険性に対する防御策は唯一確認して乗らないようにすること位しかないのだ。
冗談ではないが、エレベーターに乗ったら「死んどらあー!」とならないために。
事故から時がだいぶ経ったが、漸く国交省がシンドラーエレベーターの幹部を呼んで、国内で同社が設置したエレベーターのリストの提出を受けて、保守、点検などの状況について事情を聞いたそうである。
まさに「シンドラーのリスト」である。
国交省への説明によると全国の、秋田県を除く46都道府県に、計8,834基もあり、その内6096基は同社が保守、点検しているといい、今回の高校生が挟まれて亡くなった事故基のわ保守、点検は現在は他社がしていたというのである。
何とお粗末な「言い訳」であろう。社長のコメントとしても、犠牲者にお詫びするという言葉はあったが、責任は当社にはないとでも言わんばかりの、開き直り的な会見であり、自社のエレベーターは事故など起こさないとでも言いたげであった。
しかし全世界的にシンドラー社のエレベーターでの死亡事故も起きておりアメリカや香港でも死亡事故が発生しているし、全世界でトラブルや故障が多数起きていて、メンテナンスの責任などと言う言い逃れの利かない『製造者責任』が明確に問われる事故であったことが、容易に推察できるのである。
「シンドラーリスト」は、設置している建物の名称と住所、設置年が記載されていて、公共施設への設置が多いとされているのは、コストが安く設置が進められたからといわれているのである。
全国的なエレベーターのシェア的には、約一パーセントだというのだが、この「シンドラーリスト」に掲載されているエレベーターが、自分の利用する施設や建物にあるのか、ないのか、私達には判らないので、EVへ乗る際には、一度製造業者の表示を確認してからでないと、乗りたくない気分である。
ぜひ、全国的に、この会社の前身の「日本エレベーター工業製」も含めて8800基を越えるEVの「シンドラーリスト」を公表してもらいたいものである。
各地で、このシンドラー社のエレベーターによる不都合や閉じ込め事故を含むトラブルが多数発生していると聞くが、この際、リストを地域ごとに公表して、利用者の「利用の有無」や選択できる情報公開をしてもらいたいものである。
第二次世界大戦中のナチスドイツのユダヤ人虐殺から守った「シンドラーリスト」とは次元が違うものだが、やはり人間の安全性へのリスクのある機械が製造、設置されているのだから、利用者のEVの危険性に対する防御策は唯一確認して乗らないようにすること位しかないのだ。
冗談ではないが、エレベーターに乗ったら「死んどらあー!」とならないために。
全国各地から多種多様な不具合が寄せられていて、死亡事故に至らずとも危険性の高いエレベーターであることは間違いないのだ。
他社と比べて二割程度設置コストは安いというが、「安物買いの命とり」とならないように祈るばかりである。