ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

「グラミー賞」発表!

2011年02月14日 | イベント
 アメリカの音楽界での最高の栄誉とされているグラミー賞の第53回の授賞式が、日本時間の今日バレンタインデイにロサンゼルスのステーブルス・センターで行われ、現在全米で最も支持されているバンド、レディ・アンテベラムがノミネートされていた主要部門の最優秀楽器賞、最優秀レコード賞を含む5部門でグラミー賞を獲得し、今回のグラミー賞では最多受賞となった。

 最優秀楽曲賞に選ばれたシングル「ニード・ユー・ナウ~いま君を愛してる」は、本国アメリカで「恋愛成就ソング」として大ヒット中で、アルバムは全米で335万枚を売り上げ、全米アルバムチャートでは四週連続一位を獲得し、世界中でのアルバムセールスは、390万枚、日本でも5万枚が売れていて、シングルは全米で625万ダウンロード、ビルボードホット100のシングルチャート最高位2位となってます。

 グラミー賞は、1958年から始まった米国音楽界の最大イベントで、非営利団体の全米レコード芸術科学アカデミーが主催し、アーティスト、作曲家、プロデューサーら同アカデミー会員の投票で決まるのだそうだ。

 選考では、売り上げ他かチャートの順位よりも、作品の質や芸術性が評価されるらしく、音楽の全ジャンルが対象のため、現在はなんと109部門もの受賞枠があり、最優秀アルバム、同レコード、同楽曲、同新人の賞が主要4部門とされているらしい。

 グラミー賞授賞式でのパフォーマンスはメドレー形式で3曲、「If You Don’t Know Me By Now」、邦題、二人の絆で始まり、「アメリカン・ハニー」と「ニード・ユー・ナウ」が披露されたそうである。

 サポートミュージシャンなしのアコースティック演奏で、メンバーのヒラリーによると、「私たちメンバー三人だけで、楽器もピアノとギターだけにしたといい、バンドを組んで三人で曲作りを始めた頃と同じカタチで演奏したかったんだとのことであった。

 その他の受賞作や受賞者は、ベストカントリーソング、ベストカントリーパフォーマンスとして、バイ・ア・デュオ・オア・グループが受賞したそうで、5部門を制覇したレディ・アンテベラムの日本版はEMIミュージック・ジャパンから「ニード・ユー・ナウ~いま君を愛してる」として好評発売中とのことである。

 最後に、日本ではこのアカデミー賞に、B’zの松本孝弘さんが最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム賞を受賞したとしてトップ記事になっているが、松本さんの作品「テーク・ユア・ピック」はジャズフュージョン界の名ギタリスト、ラリー・カールトンさんとの共作として発表されたもので、本人は、「グラミー賞の受賞は大きな目標だった」と喜んでいて、B’zのボーカルの稲葉浩志さんも喜んでいることだろう。

 日本人受賞者としては他にもクラシックピアノの内田光子さんやジャズピアニストの上原ひろさんがいるのだが、管弦楽団やバンドの一員としての受賞のため、あまり大きくは報道されていないようだが、過去にはシンセサイザーの喜多郎や坂本龍一さんらも受賞したこともあって、日本人の音楽家が世界的に認められるイベントのひとつとなっているともいえよう。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エジプトの民主化。 | トップ | チェルノブイリ「友の写真」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

イベント」カテゴリの最新記事