ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

同志社大学への道

2005年10月20日 | 地域の話題
 今朝、昨年度に改装されてキレイになったJR学研都市線の同志社前駅を決算委員会の現場確認視察で見に行った。

 同志社大学の京田辺キャンパスが開校して、早や19年経ってようやく、当時から狭くて危険だと指摘されていたホームと駅舎が新しく広く改装され、悪評の朝の通学時間帯のホームの危険性が少しは回避できるようになったのである。

 あの忌まわしきJR福知山線での電車転覆事故から約半年が経ったが、犠牲となった同志社大生が乗っていた電車は宝塚発、同志社前行きだったので、このホームや駅舎を通って通学していた二人犠牲になったと改めて思わざるを得なかった。

 この同志社前駅の駅頭に立って、たぶん二講時目を目指してやってくる学生たちがどっと電車を降りて、反対側のプラットホームから駅構内踏切を渡って改札口を通って、府道の信号待ちで駅コンコース的な場所に学生たちがひしめき合っている状態を見たのである。

 このJR同志社前駅の利用学生、特に女子学生には不評の「田辺坂」があり、徒歩約十分で、やっと同志社京田辺校地の正門に到着し、近鉄京都線を利用する通学学生は、より東北側の興戸駅下車で、早足で歩いても大学まで十五分はかかる距離があるのである。

 なぜに女子学生に不評かというと距離があるだけではなく、田舎町の風が吹きさらして、せっかくのお化粧が落ちてしまうからだそうなのである。

 たしかに田舎なのだが、今の季節は周辺の田んぼの稲が実り、田辺坂周辺の緑も美しく、なかなか味わえない自然と緑のいいロケーションでもあるのだが、学生たちには「田舎」のひとことで片付けられて不評のようである。

 この「田辺坂」だけではなく、同志社大学ならびに同志社女子大学に通学する学生さんたちにとっての通学路が距離があっても長閑な中に楽しく気持ちのよいアクセス道路になればと、いろいろ提案やアイデアもあるのである。

 十数年前に議会で、この「田辺坂」にサンフランシスコの観光名所ともなっている「路面ケーブルカー」の設置構想を提案したことがあり、思い切った学生街の雰囲気に包まれた沿道の出店や観光的相乗効果もありと思い、終点は体育施設などがある同志社校地の西端付近として、そこに「世界のお茶が飲めるカフェテラス」をとの提案である。

 その当時、商学部の先生と共に私は盛り上がって提案したが、あまりにも唐突奇抜過ぎてか、一笑にふされた様子である。

 楽しい通学路としての工夫は、乗り降り自由なケーブルカーの行き交う沿道に、ちょっとした食べ物、小物、学用品、本屋などのショップが並ぶ学園坂となり、観光名所にもなると今でも思っているのである。
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1 コメント

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同志社田辺坂 (21世紀牛乳)
2005-10-22 20:38:10
 私も同志社大学の学生として、京田辺に二年間通いました。あの近鉄興戸駅からの長い通学路、田辺坂は大変でした。田舎風も強いし、途中ほとんどお店もないし、休憩もできずに暑い季節は汗ビッショリになりましたよ。
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