サッカー・クラブワールドカップの3位決定戦と、バルセロナとサントスの決勝戦を、野球ほどにサッカーファンだと思っていなかった私だったが、個人技のすぎらしさとゲーム運びの無駄のない、本当のプロサッカーのゲームに魅せられた様に、テレビ中継を最後まで観てしまったのだが、さすがの世界一のサッカー・プレイヤーであるスペイン・バルセロナのFW、メッシのプレイと笑顔に翻弄されたように、彼の見事な2ゴールを含む4-0の圧倒的な強さで、南米王者のサントスを一方的に破ったバルセロナが2年ぶり2回目のクラブチーム・世界一に輝いたゲームとなった。
その前座ではないのだが、決勝に駒を進めただけでも立派なのだが、ブラジルのサントスに善戦したが、やはりクラブチームとしての伝統、すなわち創立100年を来年迎えるという、かつてサッカーの王様とうたわれたペレを擁したチームの迫力と実力の前に屈したJリーグの今年の王者、柏レイソルは、準決勝でバルセロナには完敗した中東カタールのクラブチーム、アルサドとの3位決定戦で0-0の善戦はしたものの、PK戦で惜しくも4-5で負けてしまった。
柏レイソルのゲームは、全体的には前後半とも、アルサドをボールキープ率でも圧倒し、シュート数もコーナーキック数も断然勝って、優位にゲームの主導権を握っている様に感じでいたのだが、最後まで決定力を欠く試合となってしまって、内容では断然勝っていたのに、最後のPK戦の相手キーパーに林選手が唯一のフリーキックを阻まれてしまったために、1本差で無念の敗北となっただけに、彼を責めるわけにはいかないが、本人はとても責任を感じてゲーム終了後、うなだれた格好でベンチに沈んでいたのが、とても印象的であった。
彼はいつからかは定かではないのだが、ゲームの実況中継をしていたアナウンサーの情報によれば、かつてPKでのゴールキックは、一度も外したことがないのだとのことだったが、大事な3位決定戦のたぶん3番目のキッカーとして、自信を持って登場したのだけれど、惜しくもキーパーのファインセーブの前に涙を呑んでしまった格好で、チームメイトやサポーターは彼を責めるつもりはないと思うのだが、本人にとてはとても辛い失敗の思い出となってしまった様で、大変気の毒な結果であった。
ファイナル戦で、さすがの2ゴールをあげたバルセロナのメッシ選手は、大会の最優秀選手に選ばれ、4点ながらもう一人の選手と並ぶ得点王にもなったわけだが、本当に堂々たる世界のメッシとしてのプレイと独特の笑顔を、6万8千人余で超満員だった、横浜国際総合競技場を埋め尽くしたサポーターたちに見せ付けた結果となって、ペレの再来とも言われている若きストライカー、ブラジルの宝石とうたわれる19歳のネイマールのゴールは決勝戦では見ることが出来なかった。
しかし、柏レイソルとの準決勝戦では、ネイマールの華麗なゴールをテレビ観戦して目に焼き付けたので、これからの国際的なサッカーゲームでの、ネイマールの活躍と独特のモヒカン狩りの目立つ髪型と共に、今後のサッカー界の星であることには間違いがないスーパースターなので、注目していきたいと思っている。
日本のクラブ・チーム代表として、今回の世界クラブ・ワールドカップに出場した柏レイソルにも、酒井選手という素敵かつ実力を持ち合わせた選手がいて、日本代表選手としての招聘も受けていると思うが、今回準決勝で対戦したブラジルの本場、サントスからもオファーがあったと伝えられているので、彼は近々ひょっとするとブラジルで、かつての三浦選手、キングカズも所属したことのある名門チームに移籍して、大活躍する選手となるかもしれない。
今までのクラブ世界一を決める、ワールドカップ・クラブ選手権については、あまり知らないのだが、日本チームとしては、浦和レッズとガンバ大阪が、いずれもセミファイナルまで勝ち上がって、世界3位になっているということなので、今回の柏が3チーム目の日本のクラブチームとしての、メダルはないのかも知れないが銅メダル、すなわち三位獲得がならなかったということは、まことに残念であった。
いずれにせよ、世界的経済不況といわれている今日において、世界のトヨタと言われるトヨタ自動車がメインスポンサーとなって、クラブチーム世界一には500万ドル、そして二位以下にも400万ドル、300万ドルと多額な賞金が出ると伝えられているのを聴いて、なんとも総額がいくらになるのかは知らないが、賞金と大会運営費、関係経費など含めた総額は、たぶん20億円ほどの費用がかかっていると思われるので、どっこい日本企業としての世界に誇るトヨタは、まだまだ余力のある、やはり大スポンサーとして君臨していることを、改めて感心すると共に、世界市場の中での日本企業の経済力は、まだまだ心配いらないと、変な安心感というか、サッカークラブ世界一を見届けて、全く次元の違う経済力をも見せ付けられた気がしたのであった。
メッシ、ネイマールをはじめとする国際的なサッカー、スーパーアスリートの技術、センス、そして思考力とも言うべき、発想や展開を読む洞察力とでも言うべきゲーム感などが、飛びぬけて超一流であることを、まざまざと見せ付けられた大会であり、すばらしい感動とサッカーの魅力をより一層強く感じた大会であったと言えよう。
その前座ではないのだが、決勝に駒を進めただけでも立派なのだが、ブラジルのサントスに善戦したが、やはりクラブチームとしての伝統、すなわち創立100年を来年迎えるという、かつてサッカーの王様とうたわれたペレを擁したチームの迫力と実力の前に屈したJリーグの今年の王者、柏レイソルは、準決勝でバルセロナには完敗した中東カタールのクラブチーム、アルサドとの3位決定戦で0-0の善戦はしたものの、PK戦で惜しくも4-5で負けてしまった。
柏レイソルのゲームは、全体的には前後半とも、アルサドをボールキープ率でも圧倒し、シュート数もコーナーキック数も断然勝って、優位にゲームの主導権を握っている様に感じでいたのだが、最後まで決定力を欠く試合となってしまって、内容では断然勝っていたのに、最後のPK戦の相手キーパーに林選手が唯一のフリーキックを阻まれてしまったために、1本差で無念の敗北となっただけに、彼を責めるわけにはいかないが、本人はとても責任を感じてゲーム終了後、うなだれた格好でベンチに沈んでいたのが、とても印象的であった。
彼はいつからかは定かではないのだが、ゲームの実況中継をしていたアナウンサーの情報によれば、かつてPKでのゴールキックは、一度も外したことがないのだとのことだったが、大事な3位決定戦のたぶん3番目のキッカーとして、自信を持って登場したのだけれど、惜しくもキーパーのファインセーブの前に涙を呑んでしまった格好で、チームメイトやサポーターは彼を責めるつもりはないと思うのだが、本人にとてはとても辛い失敗の思い出となってしまった様で、大変気の毒な結果であった。
ファイナル戦で、さすがの2ゴールをあげたバルセロナのメッシ選手は、大会の最優秀選手に選ばれ、4点ながらもう一人の選手と並ぶ得点王にもなったわけだが、本当に堂々たる世界のメッシとしてのプレイと独特の笑顔を、6万8千人余で超満員だった、横浜国際総合競技場を埋め尽くしたサポーターたちに見せ付けた結果となって、ペレの再来とも言われている若きストライカー、ブラジルの宝石とうたわれる19歳のネイマールのゴールは決勝戦では見ることが出来なかった。
しかし、柏レイソルとの準決勝戦では、ネイマールの華麗なゴールをテレビ観戦して目に焼き付けたので、これからの国際的なサッカーゲームでの、ネイマールの活躍と独特のモヒカン狩りの目立つ髪型と共に、今後のサッカー界の星であることには間違いがないスーパースターなので、注目していきたいと思っている。
日本のクラブ・チーム代表として、今回の世界クラブ・ワールドカップに出場した柏レイソルにも、酒井選手という素敵かつ実力を持ち合わせた選手がいて、日本代表選手としての招聘も受けていると思うが、今回準決勝で対戦したブラジルの本場、サントスからもオファーがあったと伝えられているので、彼は近々ひょっとするとブラジルで、かつての三浦選手、キングカズも所属したことのある名門チームに移籍して、大活躍する選手となるかもしれない。
今までのクラブ世界一を決める、ワールドカップ・クラブ選手権については、あまり知らないのだが、日本チームとしては、浦和レッズとガンバ大阪が、いずれもセミファイナルまで勝ち上がって、世界3位になっているということなので、今回の柏が3チーム目の日本のクラブチームとしての、メダルはないのかも知れないが銅メダル、すなわち三位獲得がならなかったということは、まことに残念であった。
いずれにせよ、世界的経済不況といわれている今日において、世界のトヨタと言われるトヨタ自動車がメインスポンサーとなって、クラブチーム世界一には500万ドル、そして二位以下にも400万ドル、300万ドルと多額な賞金が出ると伝えられているのを聴いて、なんとも総額がいくらになるのかは知らないが、賞金と大会運営費、関係経費など含めた総額は、たぶん20億円ほどの費用がかかっていると思われるので、どっこい日本企業としての世界に誇るトヨタは、まだまだ余力のある、やはり大スポンサーとして君臨していることを、改めて感心すると共に、世界市場の中での日本企業の経済力は、まだまだ心配いらないと、変な安心感というか、サッカークラブ世界一を見届けて、全く次元の違う経済力をも見せ付けられた気がしたのであった。
メッシ、ネイマールをはじめとする国際的なサッカー、スーパーアスリートの技術、センス、そして思考力とも言うべき、発想や展開を読む洞察力とでも言うべきゲーム感などが、飛びぬけて超一流であることを、まざまざと見せ付けられた大会であり、すばらしい感動とサッカーの魅力をより一層強く感じた大会であったと言えよう。