ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

20年ぶり京都で再会!

2005年08月27日 | 感じたこと
 
 台風一過で関西地方は真夏のような暑さが甦ってきて、京都は今日も35度近くになっている。

 そんな中、学生時代に京都の大学の教員養成課程で学んだ5人の当時女子大生だった仲間が、申し合わせて1年に一度は京都に集まって、ミニ同窓会をしているという。

 私は20年ほど前、子供達の遊び場活動のリーダーをしていた関係で、彼女達が大学2、3年生の頃、1年ないし2年間、毎週土曜日ごとの活動日にサポートボランティアとして来てくれていたため、出会っている学生達なのである。

 それから大学を卒業した彼女達は帰郷し、結婚し、小学校の教師として頑張っている人が多く、地方都市に行ったときに時間を作って会ったり、電話で話したりはしているが、全く年賀状だけのつきあいの人もいて、20年ぶりに会ったと思われる2人も、京都駅のホテルのロビーで会った瞬間に、「ガリバー!」って、20年前と変らぬ笑顔で、声をかけてくれたのである。

 5人の同窓生の内のひとりは全く初対面だったが、なにぶん全員が教員免許を持ち、幼稚園や小学校の教師としての経験がある人たちなので、現在の教育現場のことや、子供達とのかかわりなど、教育や子育ての話をするうちに、すぐにうちとけて一緒に話の輪に加わっていたのである。

 現在も小学校の担任教師の現役と、今年の3月に我が子とじっくり向き合うために長年の教師生活にピリオドを打った者もいて、他の三人も、それぞれの経験があるために共通の話題が続いたのである。

 皆んな家庭婦人でもあるため、ご主人のことや子どもの話も飛び出すが、食育談義や地域での行政とのぶつかりでの運動に関わっている現実や、子供達の自由で幅広い将来のための活動現場を求めているなど、母親としての苦労や実態も遠慮なく披露されていたのである。

 私自身は、20年前の彼女達と子供達の遊び場活動を通じて知り合っただけの関係なのだが、全く年齢差や時代の流れに関係なく、昔からの同世代の友人の如く、バイキングと自由なパスタ料理が選択できる食事をしながら、あっと言う間の3時間近くを過ごしていたことになる。

 普通、女性の場合は、結婚して各々がご主人の故郷や仕事の関係の深い町や地方に住む場合も多く、また子育ての煩雑さや家庭生活にバタバタで、なかなか学生時代の同窓生と
も簡単に再会することも難しく、つい連絡が途切れたりして、なかなか限られた友人以外
とは会えないことが多いのだが、彼女達は、しっかりと毎年一度は再会しているらしく、ほんとに学生時代同様の仲の良さで語りあっていた。

 私は遠慮してお先に失礼したのだが、彼女達5人と大分からやってきた女性の6年生になるお嬢さんも含めて、それからもざっくばらんな会話や近況報告が続いたことだと推察する。

 3人は日帰りで夫の待つ地方へ今日中に帰る予定だそうだが、あとの二人と女の子は、京都に一泊して、たぶん夜通し語り明かすのではないだろうか。ひょっとしたら枕もとにビールかワインを置いて、飲み明かすのかも知れない。

 とても明るく、とても自由な雰囲気の中で、昔のままのお互いの個性や性格を時には笑いながら、お互いの悩みや実情での困りごとをも、ざっくばらんに話せる、いい仲間として、昔の出会いを大切に今もお互いを信頼している、いい関係がここにある。

 みなさん、ありがとう。僕も女子大の卒業生でないのに、昔からの友人として昼食をしながらの皆さんの会話の輪に加えて下さって、ほんとうに感謝です。また新しい友人もできました。四国にお遍路に行ったら、また讃岐うどんを本場で食べたくなったら、きっと寄りますよ。覚えておいてくださいね。

 SEE YOU AGAIN!また会いたいね。感謝。
コメント (2)
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