「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

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次の茶事は我が家で

2019年09月24日 | お茶三昧

「ちよぎく」(赤坂 塩野製)

先日のお茶事の主菓子です。

今日朝久しぶりに太陽を浴びながらコーヒーを飲みました。
日差しは少し和らいできましたが、まだ長い時間は耐えられませんね。
でも日向ぼっこができる季節は近づいてきているようです。

日曜日に膨らんでいた秋明菊が開き始めていました。

さて、10月に茶事をします。
ご夫婦でお稽古をされているお二人の初陣です。

「やつと勇気を出して、覚悟を決めました」
と、春先におっしゃってくださいました。

初めてですから、私も、お手伝いの方達と一緒に、
全力でお助けしたいと思います。

ただ気持ちはあっても、まだできないことの多い体ですから、
お掃除など、見えないところは手を抜かざるをえませんが。
今朝ベランダに出て、
10か月もふきっさらしのガラスの汚れに、目を覆いました。
近くなったらガラス拭きをしなくてはと。
まだしゃがむという動作がきついので、
助っ人を頼まなくてはならないかしら。

あと三週間を切った今ですから、
できることは一つ一つ準備をしていこうと思います。

というわけで初陣のご主人は、炭手前の特訓です。
奥様がサウスポーで、お炭が大の苦手ですので、
これはご主人のお役になります。
奥様はお仕事の都合で、今月はほとんど海外にいっていらしているので、
ご招待状もご主人が担当し、先日下書きを書いて、
「これで良いでしょうか」と見せてくださいました。

お茶歴は奥様のほうが先輩ですので、濃茶は奥様が。
お二人で当日の流れを確認して、
それぞれの役を話し合って決めていただきます。

裏はベテランがしっかりとお手伝いしてくださいますから、
亭主として表のおもてなしを頑張っていただこうと思います。
正座のできない私は、もっぱら裏で、ご亭主の補佐ですが。

お茶事の準備がどれほど大変かを知っていただきつつも、
もうこりごりなんて言われないように、
何倍も楽しいこともあり、勉強になるということも、
この初陣を経験して、味わっていただきたいです。


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