「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

お茶事、終わりました。

2024年07月01日 | お茶三昧

稽古茶事無事終了。
皆さんお疲れ様でした。

ご亭主は初体験の方。
お茶碗を記念に求められて、茶碗荘のお点前で初使いをされました。
お茶事で茶碗荘の初めての試みでしたが、
初座の床に、御物袋に入れたお茶碗を荘りつけて、
お稽古の時の荘るという意味が解って良かったと思います。

「お菓子を何にしましょう。」
「六月三十日だから、水無月がいいかしら。」
ということで、どこで手に入れようかしらと。
意外とこのお菓子、近くでは手に入りません。
そこで「手作りされたらどうですか。」と言うと、
やってみますということになりました。
私のレシピをコピーして差し上げると、
何回か試作をされて、当日は一番良い出来に仕上りに嬉しそうでした。

お客様も、「今日は夏越の祓で、ぴったりのお菓子ですね。」
と喜んでくださいました。
良かったですね。

お客様は四名。

亭主側は、亭主と半東、懐石担当二人で同じく四人で。

お点前は緊張して少し上がり気味でしたが。

 

少し早いのですが、朝茶事の形式でしました。
水屋もてきぱきと。
私は御簾の陰から時々声掛けをすれば何とかなりました。
責任を持ったのは、風炉の火の下火を入れることと、軸とお花を入れること。



(あら、撮られていました。)

始まる前にご亭主と半東さんと、記念写真を撮りました。

 

今日のご亭主さん、お茶名をいただいて、早く記念のお茶事をと思いつつ、
コロナ禍に阻まれたりして、やっとの実現です。
「失敗したところは、次にリベンジね。」というと、
ほっとしたように、そして次への決意も湧いたように見えました。