「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

暑さを凌ぎつつ

2024年08月02日 | お茶三昧

八月になりました。
暑い毎日が続きそうです。
何とか乗り越えなくてはならないと、覚悟を決めています。
お茶の稽古も、いらっしゃる方は暑さとの戦いでしょう。
せめて見た目だけでも涼しさをと、道具を用意してお待ちしています。
大きな平水指にお水をたっぷりと張り、長板二つ置きのお点前で。
薄茶のお茶碗は、義山の露芝を出してみました。
薄茶器はガラスの物もあるのですが、お茶碗と重なるので、
ブリキの胡椒入れを、見立て使いです。
フランス語で胡椒と打ち出してありますよ。
パリオリンピックの今には丁度よいかしらと。
旅先の小物やさんで見つけた物です。

「萩茶碗を手に入れました。これでお濃茶を点てさせてください。」
というかたが、マイ茶碗の初使いを楽しんでいかれました。
私も三十代に萩に旅して手に入れたお茶碗を大切に使っています。
その方のお茶碗と私のお茶碗を並べてみると、
やはり、使い込んだものはなんとなく貫禄が付いています。
「たくさんお茶を飲ませて、味をだしたいです。」と。



プレゼントで頂いたお花が、玄関先で、香りを漂わせています。
暑い時期ですが、涼しい所に置いて一日も長く持たせたいです。

 


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