「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

残暑が収まったら

2020年09月08日 | 日記



衰えを知らない残暑。
朝晩の虫の音や、木々を渡る風に、秋の訪れを感じはしますが、
日中の外出はまだまだ勇気がいります。

夏の終わりにもう一度、水羊羹を作りました。
水菓子の梨を添えたりして、喉を潤していただいています。
そろそろ月を愛でたい気持ちもあり、八月後半と九月は、
「月点前」をしていただいています。
お稽古はできるだけソーシャルディスタンスを保とうと思うのですが、
夢中になるとついつい近くによって、
「こうするでしょ・・」なんてということになり、
「おっと近いかな」!と心配にもなったりします。
感染者は少しずつ減っているとはいえ、
少し気は楽になっても、まだ気は許せませんね。

昨日は、病院の帰りに少し足を延ばして、
本当に久しぶりに、お稽古のお菓子を、自分の足で調達に、
近くのデパートまで行って見ました。
沢山送ってもらったお抹茶も、ついに底をつきそうでしたので、
お茶屋さんにも寄りました。
さらに通りがかりのパン屋さんのとても良い匂いに負けて、
パンもたくさん買ってしまいました。
オンラインストアーで買うのとは違って、
自分の目て見て選んで買う行為は、やはり食欲をそそりますね。
お店の人との最低限の会話だけで、誰とも話をせずに、
そそくさと帰って来るお買い物ですが。

週に一度の友人とのオンラインおしゃべり会で、
「一人旅がいいわね」という話になりました。
このような時に人を誘うのもはばかれます。
(コロナに関する警戒度は本当に人によって感度が違いますから)
気を使わないで済む一人行動をもっと楽しんでは、
ということに意見が一致しました。
まずは近場で、日帰りで楽しめるところ。
「川越にまだ行ったことがないから、ぶらりと行って見ようかな」
「のんびりと美術館もいいわね」
「都内のお寺巡りも楽しいかも」
そう考えると身近で行っていないところも沢山あります。
いずれにしてももう少し涼しくなってからですね。
お弁当を持参で、リュックをしょって、
それにスケッチブックかしらね。
そんな話で盛り上がり、残暑の納まる時を待っています。