今日の独服は逆勝手のお点前で点ててみました。
お茶碗は、金襴手秋草茶碗。
棗は武蔵野蒔絵。
如何に残暑が厳しかろうが、お道具はすっかり秋モードで。
お稽古では、皆さん逆勝手の後遺症?か、
本勝手のお点前に戻っても、何やらおかしなことをしていますが。
薄茶は茶箱で、「月点前」です。
コロナ禍という思わぬ事態に、
去年から予定していたお茶会も、お茶事も、
全てできないで終わりそうなこの一年です。
こんな時だからこそできることはないかと考えてた末、
これかしらということが一つ見つかりました。
長年心に掛けていたことですが、
基本を見直し確かめることに、じっくり時間を割こうと。
そのための仕掛けを考えましたので、準備を始めようと思います。
コロナを避けるだけの守りの稽古ではつまらないですものね。
こうやって、お稽古の新しいアイディアを思いついた時が、
私の一番楽しい時です。