自作の茶箱をお持ちになって、月点前を稽古なさった方が。
自作って箱だけではありませんよ。
茶箱のお点前に必要な道具すべて手作りされたのです。
前回の稽古の時は写真を撮らなかったのですが、
今回は皆さんにもおすそ分けをしようと稽古中に激写です。
箱、お茶碗 茶杓 茶筌筒 茶巾筒 香合 羽 仕覆一式・・木据え・・
そしてまさかウグイスまで自作されるとは思いませんでした。
木据に刺す部分はやすりで削られたとか!!
自作でないのは帛紗と、茶筅と茶巾だけです。
ここまで凝られるのは、もちろん男性です。
楽しかったでしょうね。
道具は作ってみると、その仕組みがよくわかりますから、
とても勉強になりますね。
お道具を見る目が違ってきますし、ポイントもわかってくる。
そんな物づくりの時間に熱中なされたことがとてもうらやましいです。
コロナ禍の自粛生活が退屈なんてことはなかったでしょうね。
それこそ自粛様様だったかも。
熱心な方ですから、一度目で満足しなかったことは、
きっと再挑戦なさるのではないかと思います。
今は一人づつのお稽古ですが、
皆さんが集まってこの茶箱でにぎやかにお茶を頂ける日が、
一日も早くることを願っています。
茶箱と言えば、作るではなくて、好きなものを集めて、
マイ茶箱をプロデュース、アレンジすることに熱心な方もいらっしゃいます。
そんな社中の皆さんの楽しそうな姿が、私には何よりです。
私はと言えば、今熱心なことは足の筋肉をつけること。
きちんとお点前もしたいし、まだまだ元気に出歩きたいです。
これが私のお茶生活の基礎ですからね。