「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

セミファイナル

2019年08月05日 | お茶三昧

八月に入り、暑い日が続いていますね。

3日の土曜日は近くで、花火大会がありました。

我が家は毎年、ベランダ桟敷でゆったりと観賞します。
毎回思うのですが、スマホでは花火の写真は上手に撮れないですね。
私の腕が悪いのだと思いますが。

 

昨日の稽古で笑ってしまいました。

「お茶杓のご銘は」
「蝉しぐれでございます」

とまあそれは良いのですが、そのあとの話。

道であおむけにひっくり返っている蝉を「セミファイナル」というそうな。
なんとまあ面白い表現というかネーミングでしょうか。
私は大笑いをしてしまいましたが、蝉には切実のようです。
あの状態は弱っているのか、起きられないでいるのだとか。
そっと起こしてあげると飛んでいくそうですよ。
死んでいることもあるそうですから、見分け方が難しいですね。

 

ところで氷水で点てたお茶はなかなか好評です。
泡はあまり立ちませんが、暖かいお茶にはない生のお茶の風味が。
私は「宇治金時」を食べた時の抹茶の様なと。
ある方は「何故かチョコレートの味もする」と。
抹茶スゥィーツが浮かんだのかもしれませんね。
「お抹茶は冷たくても、あわがたたなくても、美味しいですね!」でした。

遅い梅雨明けのとたんの、猛暑に耐える毎日ですが、
もうすぐ「立秋」なのですね。
茶室にはそろそろ秋の銘が。
"蝉しぐれ"とも"セミファイナル"ともお別れです。