「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

襲名披露の祝幕

2018年02月20日 | 日記

昨日は歌舞伎見物。
高い席からでしたので、オペラグラス持参で行きました。

この祝幕は、草間彌生さんのデザインです。
過去の草間彌生さんの作品を選んだということで、
テーマは「愛を持って人生を語ろう」

歌舞伎座の引幕は、おなじみの黒・柿・萌葱の「定式幕」ですが、
襲名披露興行などでは、個人から俳優に贈られる特別な引幕「祝幕」もかけられそうで。
高麗屋三代襲名興行の歌舞伎座130年「二月大歌舞伎」で、
千穐楽の25日まで舞台上にて披露されるということです。
三代の三役者を象徴するような幕ですね。

私のもう一つの目的は玉三郎さんのお軽。
やはりため息の出るような美しさでした。

とても肺炎予防の注射の呼びかけをするお歳には・・
舞台上で、梯子から、前向きに降りて来るときは、
足元は大丈夫とちょっとドキドキしましたよ。
でも又それが、女性が怖々と下りてくる様子に見える。
芸の力と美しさ、鬼に金棒ですね。
これはフィギュアスケートの羽生選手にも言えることかも。

 

ところで、先日フランスで抹茶を頂く時の茶漉しの話を書きましたが、
フランスでこのブログを見てくださった方が、
茶漉しもちゃんと打っていてすぐ手に入りますと教えてくださいました。
ご親切に「姪御さんに教えて差し上げてください」と。

以前ブログを通じてのちょっとお話をしたことのある方ですが、
まだ見てくだとさっていて、お知らせいただけるなんてありがたいことです。
どうもありがとうございました。

 それにしてもネットを通じると、世界は狭いですね。
それゆえに書くことの責任の重さも感じます。

さて不良師匠の気分転換もばっちりで、
明日から真面目に稽古三昧ですよ。