「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

この花

2018年02月05日 | 日記

「難波津に  咲くやこの花  冬ごもり  今は春べと  咲くやこの花」

この歌でいう花とは"梅"のことですね。

稽古で、茶杓の銘に「この花」を使われた方が。
一月、二月は梅を表現した言葉が、銘としてよく使われますね。

「探梅」「鶯宿」「宿の梅」「とび梅」

新年になって一番先に咲く梅の花は、
「魁(さきがけ)」とも、「花の兄」とも。

花の主役が桜に代わるまで、
梅は茶室に春を運んでくれるようです。


ところで、


ちょっとびっくりするような春がやってきました。
「晩白柚」
思わず測った直径17~18もありました。
私には初めての果物です。

日持ちのするものだそうですので、しばらく眺めて、
吉日を選んで、皆さんと味わいたいと思います。
涼しい玄関に飾ってみましたが、良い香りが"この鼻"をくすぐります。
何日我慢できるかしらね。