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「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

小学校で茶道体験

2018年02月26日 | お茶三昧

今日は初めて伺う学校での茶道体験授業でした。
盆略点前を手本に見せながら、説明をした後、
全員がお茶を点てる体験をしました。

お菓子は「ちびどら」。
小さなどら焼きですが、やはりあんこの苦手な児童かいました。
それでも、お茶を頂くためにはと、一生懸命食べていましたよ。

インフルエンザはピークを過ぎたということですが、
マスクをしている児童も何人かいて、点てるときはマスク姿ですが、
さすがにお茶を頂くときはそうはいきませんね。

オープンスペースに畳を敷いて、盆略点前を楽しみました。
少しでも雰囲気を出したいと、花を置き、
軸代わりに掛けた色紙は「一期一会」です。
易しく説明しましたので、なんとかわかってもらえたと思います。
卒業まで大切な時間を、
友達と仲良く過ごしてもらいたいとの願いを伝えましたが。

15枚の畳に一クラス35人の児童です。
六年生は体も大きいですから、多少窮屈だったと思いますが、
皆さん仲良くお菓子を頂いて、お茶を点て合うことができました。

お手伝いの方に一緒に来ていただけたので、
両手に大荷物ということにならずに、助かりました。
もう少し若いころは、大きな荷物も苦にならず、
ふうてんの寅さんの営業と同じよ、などと言いながら、
茶道体験クッズ一揃えを下げて、
ひょいひょいとどこへでも駆けつけたものですが。

明日も、もう一クラスのために伺います。

 

 

 


茶道体験のお菓子は「チビどら」

2018年02月22日 | お茶三昧

来週、二日間をかけて、
都内の小学校に、茶道体験の授業をしに伺います。
初めて伺う学校なので、様子がよくわかりませんので、
いろいろと打ち合わせをしました。
「和室はないので、オープンスペースに畳を敷きますが、
どのように並べたら良いでしょうか」と言われましたので、
ファックスで、八畳の畳の敷き方を図にして送りました。

校長先生が、現職時代に同じ職場でご一緒した先生ですので、
20年ぶりにお会いできるのも楽しみです。

今回の授業に備えて、10セットも道具をそろえられたということで、
内容を伺うと、お盆、茶碗 茶杓、茶筅のセットだそうです。
それでは棗がないということで、体験用の、子供が扱っても心配のないものを、
何とか取り揃えて持参することにしました。

どんな環境でも工夫をすれば何とかなるものです。
そうやってお茶が楽しめるのは、
子供たちにとっても幸せなことだなと思いますね。

「お抹茶とお菓子も、わかりませんのでよろしくお願いします」ということで
35人の二クラス、70人分のお茶とお菓子を持っていきます。

今日は稽古が終わってからそのお菓子を探してきました。
衛生上個包装の物が良いので、いくつかの候補の中から選んだのは、
「チビどら」というお菓子です。
その名の通り小さなどら焼きです。
でもチビといっても数が多いと結構な重さですね。
これは一日35人の二日間ですので、二日に分けて持っていくことにしました。

他にも色紙や、花などと考えたら、
持っていけるかしらとちょっと心配になりました。
階段でよろけないようにしなくては。

このような体験授業も、いつまでお手伝いできるかわかりませんが、
体力の続く限り、頑張りたいと思います。

 


茶碗荘(ちゃわんかざり)で一服いただきました

2018年02月18日 | お茶三昧

茶道具との出会いにはいろいろになドラマがあります。
それを、道具の由緒と言いますね。
そして今手にしている大切な道具をそのドラマとともに披露して、
美味しいお茶を一服飲んでいただく。
そんなときのお点前が「茶碗荘」や「茶杓荘」です。

今日、大切なお茶碗を持っていらした方が。
お話を伺うと、お稽古にお持ちになるにはもったいないお茶碗なので、
「何かの記念のお席でご披露なさるまで、大切にしまっておいてください。」というと、
「まず初めに先生に一服差し上げてから。」とおっしゃったので、
内緒で、「茶碗荘」のお点前で一服ご馳走になりました。

お稽古で、架空の由緒を考えてするお点前でなく、
本物は、ちゃんとその方にとっての、ドラマをまとっていますから、
扱いにも、お話しにも心がこもりますね。

美術品のようなお道具で頂くのも良いですが、
この頃は、好きで大切に使い込んだ道具、持ち主のほれ込んだ道具の、
由緒をあれこれ伺いながら頂く一服が、よいなと思うようになりました。

今日お持ちになったお茶碗は、高名な陶芸家さんの作品です。
ご自分で大切に使って育てながら、皆さんにご披露する時を待ってほしいです。
そんなチャンスを早く作って差し上げなくてはと思いました。

 

 

 


梅は飛び桜は・・

2018年02月10日 | お茶三昧

 

 「東風吹かば 匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて春を忘るな」
この時期になると思い出す歌ですが、私たちの頃は「春な忘れそ」でしたが、
今は上記のように教えるようです。
そしてもう一つこんな歌も、ありますね。

「梅は飛び桜は枯るる世の中に何とて松のつれなかるらん」

菅原道真の家の庭にあったのは梅だけでなく、桜も、松もあったそうな。
梅は主を慕って、一晩で大宰府に飛んでいきましたが、
梅にばかり声を掛けたことに悲しんた桜は、一晩で枯れました。
ただ松だけは青々としてそのままなのは、なんとつれないのだろうと。
でも実は松も、後からちゃんと飛んで行ったのです。
「板宿の飛松」がそれだそうです。

この歌が歌舞伎の「菅原伝授手習鑑」の、
梅王丸、桜丸、松王丸となるわけですね。

二月の梅にちなんだ銘をあれこれ考えていると、
こんなところまで私の話は飛びました。
そして最後は、「梅が枝餅」でした。
このお菓子以前一度作ったことがあります。
とても素朴なお菓子です。
白玉粉と豆乳を混ぜてこね、それで餡を包み、
平たくしてフライパンで焼けば出来上がり。

とても簡単にできて美味しかったのを思い出しました。

太宰府天満宮に行くと、名物のお菓子として売っているそうですが、
私はまだ行ったことがありません。
食べに行くチャンスあるでしょうか。

 

 


気合なんですね

2018年02月08日 | お茶三昧

大徳寺201世、春澤宗晃の筆
「りきいき」と読みます。
先日勉強した時の資料の中にありました。
どこかで見たことのある言葉ではありませんか。
そうです、この軸です。

利休辞世の句の中の言葉です。
軸には赤線も矢印もありませんので、
私か画像に記しましたのでお間違えなく。

意味はエイッとという気合を掛けるような言葉のようです。

日曜日に、真の許状の引次ぎをいたします。
この軸を掛けて私がお点前をして、許状をお渡しします。
引次ぎの時はいつもこの軸を読み上げ、
「難しくてよく分からないのですが・・」と言いながら、
何とか直訳に近い説明をします。
まだまだ勉強不足ですし、
その神髄をとらえられるほど、修行を積んでもいませんし、
私などには一生わからないのではと思う言葉ですが、
茶道の歴史の流れの中に身を置くことの重さを感じ、
厳粛な気持ちになります。

そんな頼りない私ですが、
「えいっ」と気合を入れてお点前をして、
丁寧に、神聖な気持ちで引次ぎたいと思っています。

 




夢を詰める箱「茶箱」

2018年02月03日 | お茶三昧

「茶箱と茶籠の図鑑」を借りました。

暇があると、眺めてはため息をついています。

同じ著者の本を別にも持っていますが、
この本はそれをさらにばーじょんあっぷ。

また茶箱や茶籠を自分で組みたいという夢が強くなります。
一組、自分で組んだ茶箱がありますが、
まだまだ手始めという感じです。
これもさらにバージョンアップさせたいなあと。

この小さな宇宙なら、自分が感動したものを詰め込んで、
私でもなんとか夢をかなえられそうな気がするのです。

今はまだ部屋の中で、この本を眺めながら、
ひたすら妄想を膨らませていますが、
暖かくなったら、そんな夢を少しずつ叶える旅をもくろんでいます。

今日は節分、明日は立春ですよ。

追伸
社中の方が、かわいらしい振出を衝動買いなさったようですよ。
きっと茶箱への夢が膨らんでいると思います。

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水仙を堪能

2018年01月30日 | お茶三昧

暮れから一月にかけて、茶花として活躍する花に水仙があります。

一種で活けてよし、木の物を合わせて二種で活けてよし。
あのほのかな香りも漂い、すっきりとした姿も良いものですね。

お庭で茶花を育てることのできない私などには、
冬場にお花が寂しい時に、唯一普通のお花屋さんで手に入れられる花でもあります。
ですからとても助かり、有難い花でもありますよ。
正月の床でも活躍してくれました。
この時は社中の方のお庭からいただきましたが。
ベランダの鉢植えの花も、今はひっそりとして、少しも私を助けてくれませんから。

昨日も茶花の勉強で、水仙と戯れました。
水仙を手に取ると、生前母が良く活けていたのを思い出します。
袴を取って葉組をして、形よくまとめて、水盤にすっきりと活けていました。
そんな懐かしい花でもあります。

ニホンスイセンの三大群生地というのがあるのですね。
ニホンスイセンは、海岸の傾斜地に群生するそうで、
一般的には、淡路島 越前海岸 南房総 の三か所とか。

一度は足を運びたいと思いました。
来年は早くに計画を立てて、一番近い南房総へでも行って見たいです。

 

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一月急いで・・

2018年01月26日 | お茶三昧

初茶会が終わって、平常の稽古も始まると、もう二月ですね。
一月は瞬く間に急いで過ぎていくようです。

使った道具もそろそろ所定の場所に納めようと思います。
濡れた布巾や敷物など、いつも道具の搬入の車を出してくださる方が、
それだけは帰りに下ろさずに、きれいに洗って持ってきてくださいます。
ゴミも積んでくださった方も、そのまま持ち帰って始末してくださいます。
本当にありがたく、いつも感謝しています。

道具で水を使ったものは、よく乾かしてからでないとしまえませんので、
茶会の後、全て片付くまでにはちょっと時間がかかります。

一日水を入れておいた水指の一つは、使い始めに漏り止めをしたほどですから、
キメが粗くきっとたくさん水を含んだと思うと、
そう簡単にしまえませんね。
次に使う時にかび臭かったりして、悲しい思いをしないように、
特によく乾かさなくてはと思いますね。

さてこれで、やっとのんびりとしたお稽古に入れそうです。

 

ところで先日、期間限定のお菓子の話を書きましたが、
そのあとご覧になった社中のだ男性方から、こんなお願いのメールがありました。

「松の寂、鶴屋吉信製を一名分冷凍保存をお願いしますm(_ _)m

なるほど、このわような手がございましたか。

もちろん快く、
「冷凍保存にてお取り置きいたします。」と返信をいたしましたよ。
合言葉は「ブログ見ました」です。

 

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本店限定「松の寂」をお取り寄せ

2018年01月24日 | お茶三昧

「松の寂」鶴屋吉信製

本店限定で、期間限定と聞いて、取り寄せてみました。
雪中松柏の景をお干菓子にうつしたそうです。

松柏とは松と柏、常緑樹の代表。
その松にかかる雪を見るような景色ですね。
ちなみに「寂」とは、とは静寂、閑寂、
何事にも動じない心を持つということだそうです。
あるがままの心とでも言いましょうか。

昨日からの雪景色にも、重なりますが、
こちらは動ぜずとはいかず、出かける予定のあった私は、
出かける時から、滑らないようにと、動揺しっぱなしでした。
かつて、プールサイド滑って尾骨骨折をしている私は、
滑るということにはトラウマがあるのです。

さてこのお取り寄せのお菓子、
社中の人数分はご用意してありますが、日持ちもありますから、
今週と来週のうちにいらしてくださらないと、
今年は幻のお菓子になるかもしれませんね。

 

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日曜日で本当に幸いでした

2018年01月23日 | お茶三昧

四年ぶりの関東地方の大雪。

私には、その前の年の成人式の日のお茶会の悪夢を思い出させました。
本当に日曜日のお天気には感謝です。

今回の各席の道具を記録にとどめておきます。

広間の軸は、橋本紹尚筆「和敬清寂」
香合 「赤絵の宝珠」土平造

広間は午前中は濃茶席ですので、
水指 出雲焼 長岡空権造
茶入 備前肩衝 伊勢崎伸造
茶碗 楽 銘「輝峰」和田桐山造

午後は薄茶に代わって、
寿棚を据えて、
水指  色絵二閑人  昭阿弥造
棗 淡々斎好 梅月棗
茶碗 赤 二代目長楽造

小間は、薄茶席で、

軸は 明道筆「瑞雲」
香合 俵 陶兵衛造
水指 丹波 陶春造
棗 高台寺蒔絵 宗哲造
茶碗 大樋 九代目
釜 柏葉姥口釜

濃茶席は私の嶋台でのお点前に続き、
お茶名拝受のご披露を兼ねたお二人の、緊張感あふれるお点前で。
今まで頑張ってきた姿を思い出して、胸が熱くなりました。
卒業する子供を見る想いかしら。
薄茶席はデビューの方達の初々しいお点前で。

最後の広間は「敬老席」?ではなくて、
「長寿を祝い、これからも頑張ろう席」でした。

数日後に古希を迎える方のお点前で、正客は還暦を迎えた方にお願いして。
居並ぶ女性軍は、アラ古希で、もちろん私もお仲間です。
若い方が裏方を応援しました。
皆で長生きをして、米寿・卒寿と末永くお茶を楽しみましょうと決意。

このように初茶会も終わりましたが、
もう来年のプランがわたしの頭の中にはありますよ。
一年なんてあっという間ですものね。


真っ白になった外の景色を眺めながら、
あらためて、日曜日のお天気に感謝しています。

 

 

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天候に恵まれて初茶会

2018年01月21日 | お茶三昧

きょうは社中一同での初茶会。
天候に恵まれたことが何よりです。
初詣のおみくじが、「大吉」だったご利益でしょうか。

嬉しいことに、今回は、床に下がる柳をお見せできました。
これは私が用意したものではなく、
お借りした市営の公園内の茶室にかかっていたものです。
数日前に、市主催のイベントで使われたものだそうですが、
今日のために係りの方がお電話をくださって、
「お使いになるようでしたら、そのままかけておきますが」
とご連絡をくださったのです。

この柳は、用意するのはなかなか大変なことで、
我が家の茶室には下げられるような立派な床もありませんので、
今までお見せする機会が持てませんでした。
おかげで、皆さんに結び柳についてのお話しをして差し上げられました。
これも「大吉」効果でしょうか。

午前中はお茶名を拝受された方のお披露目の濃茶席を、
午後は新人さんのデビューのお点前と、長寿祝いの席など
皆で交代で楽しみました。
その様子はまた次に。

皆さんには楽しんでいただけたかと思いますが、
私には反省することもあり、いつも足りない自分に気づかされるのですが。
これには「大吉」効果は無しでした。

何とか終わって、さすがに疲れました。
昨日は早く寝なくてはと思っても、なかなか寝付けなかったのですが、
今日はよく眠れると思います。
皆様も、お疲れ様でした。

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「不老」のお茶碗で

2018年01月19日 | お茶三昧

去年今年と、
社中の中に古希を迎えた方と還暦を迎えた方が何人かいらっしゃいます。
私を含めると、社中の平均年齢を引き上げております。

これは大変おめでたいことですから、
今回の初釜で、一席長寿祝いの席を設けることにしました。

その席で初使いしようと思っているお茶碗です。

側面に「不老」の文字があります。

 

実はこのお茶碗は、昨年私が古希を迎えたときに、
お道具についてご指導いただいている先生から、
お祝いにと頂いたお茶碗です。
先生自らのお手作りのお茶碗で、不老の文字が。
どこかで初使いをと思っていましたが、良い機会を得ました。

このお席だけ、主茶碗にこのお茶碗を使って、
ご長寿仲間で、お互いにお祝いをし合おうと思います。

そんなこんなで荷物は増える一方ですが、
年に一度の社中が集まる機会ですから、労を惜しまず頑張りましょう。

2日後の日曜日。天候はまずますのようでほっとしています。
数年前の大雪の時のことを思うと、この時期はいつもひやひやです。
良い初茶会になりますように。

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インフルエンザにはかないません

2018年01月18日 | お茶三昧

竹取物語( 両口屋是清製)

とてもきれいなお菓子ですね。
今年の勅題「語」にちなんだ勅題菓です。
期間限定ということですが、眺めて良し、味わって良しのお菓子でした。
テレビの番組で紹介していましたから、きっと注文が殺到したでしょうね。
私だって早速お取り寄せしたくらいですから。

お稽古中に電話が。
「今病院で点滴を受けています。インフルエンザB型と言われました。」
「すみません、日曜日の初釜でお点前ができなくなりました。」
と、息も絶え絶えの声でした。
これは大変です。でもインフルエンザには勝てませんね。
ゆっくり養生していただくしかありません。


というわけで、急きょお点前の代わりを、
突然でも対応できるベテランさんに頼むことにしました。

最悪はなんでも私が引き受ければよいのですから、大丈夫ですが。
でもせっかくの機会ですから、できるだけ社中の方にと思います。

実は、そのインフルエンザに罹られた方と私は、
数日前にかなり長い時間一緒に過ごしました。
私は大丈夫かしらとちょっと心配にもなりました。

まあもしものことがあったら、皆さんで仲良く適当にやってくださいな。

等と言ってもいられないので、体力の温存です。
初釜前は身を慎んでいますが、栄養を摂って早く寝なくては。

 

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嶋台を出して

2018年01月13日 | お茶三昧

稽古の合間に、嶋台のお茶碗を出して、
ちょっとお点前をして見ました。

21日の初釜では、皆さんの前で濃茶のお点前をするのが恒例ですので、、
一度くらいはして見ましようと。

この赤楽の重ねのお茶碗は、下のお茶碗が大振りで、大変重いのです。
私の小さな手では、お湯を捨てる時には片手では危ないくらい。
年々腕力も落ちていますので、大丈夫か確認しなくてはね。

お茶碗を出してみて、ああ今年は塗りなおしてもらえばよかったかしら・・と。
このお茶碗は重ねて使い、上が亀を表わして内側が金色に塗ってあります。
下が鶴で、銀色に塗ってあります。
濃茶を点てると少しずつ剥げていくのです。
本来なら毎年使ったら塗りなおしておくのですが、
まなかなか手間もお金もかかりますから、
私どもは何年かは我慢して使いますが、そろそろと思ってはいました。
しかしまあ、お正月が過ぎてしまうとすっかり忘れてしまうもの。
修理に時間もかかるものですから、
使った後すぐにお願いするようにしないと駄目ですね。

そんなことを考えながら、皆さんが一生懸命に、
初釜の自分の役目を果たそうと稽古に励んでいるのですから、
私も年に一度のお点前披露のために、嶋台の金銀はちょっと剥げていますが、
せめて私は風邪などひかぬよう体調は整えておかなくてはと思っています。

 

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携帯花入れ

2018年01月10日 | お茶三昧

花瓶のように見えますね。
でも水を捨ててたたむとこのようになります。

平たいプラスチックの板のように。

携帯の花入れですね。
バックに入れておけば、どこかで花が手に入った時に、水を入れて持ち帰れます。
反対もできますね。

いつもこれにお花を入れて持ってきてくださる方から頂きました。
いろいろと便利なものができているのですが、
あまりそういうお店を覗かないので、こんなものも見つけるチャンスがありません。
物が増えるのは避けたいですが、便利なものはもっといろいろと使おうかしら。

昔はよく、文房具店などに行っては、便利グッズを集めたりしたものです。
今は少し不便でも、「これで間に合えばいい「」と思うようになりましたけれど。

 この携帯花入れは、どんどん使ってみようと思います。

 

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