goo blog サービス終了のお知らせ 

「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

暖かさに誘われて

2023年03月21日 | 日記

 

暖かさに誘われて、ランチがてらお花見をしてきました。
まだ桜は三分咲き程度でしたが、
マスクを外してのそぞろ歩きがとても気持ちよく、
生き返った気分でした。

四月になれば一面のチュウリップが見られる畑には、
今はパンジーがかわいらしく揺れていました。
そんな花に見とれていたためか、
不覚にも躓いて転んでしまいました。
幸い大したことはありませんでしたが、
転んだ時にぶつけたおでこは、"ゴン!"ととても良い音がしたので、
後であざにでもなったらどうしようと思いましたが、
一日たった今になっても、何の変化もなくほっとしています。
ただし押すと少し痛いですけどね。
周りの人には、「転ばないようにね」といつも言っているのに、
自分が転んでしまうなんて情けないです。
もっと注意しなくてはと肝に銘じました。

今日の午前中は、転んだことなんかすっかり忘れて、
WBCの試合に熱中して過ごしました。
明日も決勝戦を観戦できることになり、楽しみです。
何しろ唯一ルールを熟知しているスポーツですから、
応援にも力が入りますよ。

木曜日からは密なお稽古がありますから、
侍ジャパンには優勝してもらって、気持ちよく休日を終わらせたいです。


啓蟄そして春分

2023年03月14日 | 日記

三月は二十四節季では、啓蟄と春分ですね。
まぎれもなく春がやってきたと、気持ちも少し浮き立ちます。
桜の開花宣言が、今日にも聞かれそうです。

炉の季節の終わりが近づいてきました。
八炉体験の一つとして、隅炉のお点前をして見ました。
こうやって風炉先を移動すれば、なんちゃって隅炉の出来上がりです。
二畳の隅炉は、あの山崎の利休の茶室、国宝の待庵が有名ですね。
皆さん二畳の御茶室の雰囲気を味わいながら、
「こんな風にすると落ち着きますね。」
とご自分のお家でもお茶空間を工夫できそうと、思いを巡らせていました。
畳二枚分の空間があれば、立派なお茶室になるのですものね。
そんなヒントになったら嬉しいのですが。

暖かな日差しの下で、周りの椿がどんどん咲いています。
茶花として、花入れでたたずむ蕾の椿も、初々しくてよいのですが、
花はその美しさを誇れる時期が短いですから、
きれいに開いた姿も最後まで愛でたいものです。

 

日曜日に、オペレッタを鑑賞ししてきました。

今回のこうもりは、現代風の演出で楽しめました。
池田理代子さんが、二幕のゲストとして、
ご主人の村田孝高さんが刑務所長のフランクとして出演。
それだけでも十分ですのに、なんとゲストとして理代子さんが歌ったのが、
宝塚のベルバラの主題曲二曲で、
特にご夫婦での二重唱の「愛あればこそ」がとても素敵でしたよ。
四時間近くの公演でしたが、盛りだくさんで楽しませていただきました。
それにしても、理代子さんの美しい声と、ドレス姿には、
いつもうらやましいと同時に、勇気をもらえます。
さあ私も炉の蓋をする前に、
頑張って、真のお点前を皆さんにお稽古していただこうと、
台子を出して待ち構えていますよ。





50年以上経ちました

2023年03月06日 | 日記

友人のお友達が出演するコンサートを聴きに行きました。
場所は吉祥寺。
この駅に降り立ったのは、もう50 年以上も前のこと。
学生時代のことです。
中央線で通学していましたのでね。
駅から数分の井の頭公園が、デートスポット。
私にも青春の思い出がありますよ。

日曜日の駅周辺は若者で混雑していました。
50年前とはさすがにすっかり様変わりしていましたけれど。
コンサート開演までの間に、ランチをして、アルコールで乾杯。
おかわりをと思いましたが、飲んだらコンサートは寝てしまいそうなので我慢。
食後に、公園に立ち寄ってみました。
公園の池が、記憶より小さく感じて、こんなものだったかしらと。
たくさんのスワンボートが、交通事故を起こしそうなほどに行きかっていて、
私たちの頃は、もっぱら手漕ぎのボートでしたが。


我が家からは少し遠いなあと、初め誘われた時は思わず躊躇したのですが、
懐かしい場所と、誕生会を兼ねたランチと、
弦楽器のアンサンブルという優雅な時間にひかれて、
気分は小旅行で、一日楽しみました。

 


行って見ようかな浅草へ

2023年03月04日 | 日記

社中の若い方が、お茶をなさらない方を誘って、
浅草の茶道具やさんで、茶道体験をしてみたそうです。
ご自分はまさか初心者とも言えないので、
それなりに楽しんでいらしたとか。
とても詳しく教えてくださったということで、
お友達も喜んでいらしたようです。
外国人に大人気の浅草ですから、
茶道体験をさせてくれるところも、あるでしょうね。

昨日は、浅草のお道具屋さんで、お棗を見つけて手に入れられた方が、
それをお持ちになり、見せてくださいました。
お道具屋さんのアドバイスも受けて、四君子蒔絵を選ばれました。
とても素敵で、
「良いものを見つけられましたね。大切に使ってくださいね。」と。
お若い方が、ご自分のお道具をそろえようと頑張る姿を見ると、
本気で、茶道人生をこれからも歩もうとする姿勢が感じられて、
私も嬉しくなります。
期せずして、これも浅草での話。

浅草は、私が子供時代を過ごした、懐かしくてとても好きな場所です。
コロナと、外国人で賑わう場所ということで、暫く足が向きませんでしたが、
お花見を兼ねて今年はぜひ行こうと、友達と約束をしました。

当日のスケジュールは、三井のお雛様を見て、浅草に出る。
松屋でランチをして、観音様に初詣。
その後仲見世で大学芋を買って、芋羊羹も買いたいな。
最後に隅田川の桜を見ながら、スカイツリーまで歩く。

まだ先の話ですが、うららかなお天気を期待して。
東京の桜の開花は17日ころということですね。

 

 


覚えがない

2023年03月02日 | 日記

 

毎日暖かな日が続いています。
もうすっかり春の感がありますが、まだまだ油断はできませんね。
しばらく更新をしなかったので、心配されてしまいました。
有難いことです。
日々のお稽古と、たまの気分転換をしながら、のんびりと過ごしています。

何事もないのですが、身に覚えのないこんなものが。

 

 

春にはふさわしくない画像で申し訳ありませんが、
右足の小指のあたりにあざができていました。
ぶつけた記憶がないのです。
押すと少し痛いくらいでしたが、今朝はもう痛みもありません。
最近こんなことがたまにあります。
ちょっと前は腕でした。
けっこう慌ててバタバタと動いているのかもしれませんね。
春だ~と浮かれていないで、慎重に、落ち着いてを肝に銘じて過ごします。

 

 

 


春よ来い~

2023年02月17日 | 日記

お雛様を出しました。
我が家の半間の小さな床は、暫くこのお雛様に占拠されます。
毎年お雛様を見ると、「春よ来い、早く来い」と歌いたくなります。
朝日を取り入れようと障子を開けると、
まだ長い日差しが、お雛様のお顔を照らしました。
あわてて白いお顔が日焼けしないようにと、障子を閉めました。
私の方はベランダに出て、何やら芽の出た植木鉢を眺めながら、
のんびりと朝の日向ぼっこですが。
私はもう手遅れ、白いお顔ではありませんから。

日差しが暖かなある日、午前中のお稽古が終わって、
「今日はもうこれでお終いだから、ランチでも一緒にどう」
と、若い方を誘って、近くのレストランに出かけました。
テラス席が開放的なお店で、一度入って、気に入っています。



 

私はお肉を食べたくて、ハンバーグ。
ライス少な目でお願いしました。



 

一緒に行った方は、サンドイッチ。
とてもボリューミーでしたよ。

同じ市内で、徒歩でお稽古にいらっしゃる方ですので、
「市内の美味しいお店を制覇しましょうか。」ということに。
「あそこのラーメン屋さんはどう」と言うと、
「あそこは肉体労働者の行くところで、私たち向きではないです。」

その方、お若いのに小食のようですし、私ももうたくさんは食べられません。
わたしたちにふさわしい、美味しくて、上品なお店を探さなくてはね。

少しずつ暖かくなると、冬眠から覚めた動物のごとく、
むくむくと外に這いだしたくなります。
明日は渋谷まで、出かける約束が。
気温は15度まで上がる、三月の陽気とか。
昼間ですし、華やかな場所ですから、和服で出かけるつもり。

春よこい・・お雛様に向かって、鼻歌で話しかけています。


やって良かった、行って良かった

2023年01月27日 | 日記

色々と心配しながらも、実施した新年の社中茶会。
もう二週間が過ぎようてしています。
この間、皆さんからLINEで、スナップ写真がたくさん送られてきて、
それを映っている方に転送したりしながら、
久しぶりの晴れやかでにぎやかな時間を思い出しています。
その後何事もなく過ぎたようで、やって良かったと安堵しています。

今週はこの冬最強の寒波が襲ってきました。
お茶会の時でなくて幸いでしたが、
実は一番の寒い日に私には予定が入っていたのです。

楽しみにしていたコンサート。
雪の予報まで出て、これは大変と。
しかしこれも完全防備をして、なんと着物で行ってきました。
着物のほうが暖かいかしらと。
着物の下は、暖かいものをたくさん着て、懐炉まで貼って、
脱いだ姿は全く色っぽくないなと、笑えて来ました。

でもそんなにしてまで頑張った甲斐があって、
コンサートとトークは往き帰りの寒さを忘れさせてくれました。
久しぶりに、村田孝高さんと理代子さんの生の歌を聞けましたし。
青島広志氏とのトークも、矢継ぎ早に向けられる質問がとても興味深かったです。
このコンサートを機会に、青島氏の著書を手に取ってみたのですが、
ヤーモアあふれる内容に、トークタイムも期待していきました。
かなり個性あふれるかたとお見受けしました。

朝は、ベランダのバケツの水が凍っていたほどの一日でしたが、
これも頑張って行って良かったです。

そして今日は内視鏡での精密検査に。
結果はわかりませんがともあれこれも無事に済んで、
速いもので一月もあと二日の稽古を残して終わります。

 


何を読もうか

2023年01月24日 | 日記

試しに一年間定期購読してみた雑誌です。
我々の年代の生活にいろいろとヒントを与えてくれています。
あと一冊で期限が切れますが、継続はしないことに。
大体傾向もわかりましたので、参考に取っておいて、
必要な時に読み返して見られるようにしておこうと思います。
健康な老後のためのいろいろな取り組み、
出来そうなことは取り入れて、いくつか実行していますけれど、
全部はできないですよね。

さて、図書館の本も、
二週間ごとに三冊ほど借りてくるのを続けましたが、
蔵書に限りがあるので、最近出版された読みたいものはありませんし、
適当に選んでで読んでいるのですが、
本当に面白かったと思う本は少ないです。
わざとお茶関係の本は避けていたのに、
やはり自分が興味が湧くのは、お茶の本だということがわかりました。
これからそう長くない人生、色々な知識を広げようと思ったのですが、
長くないからこそ
お茶のことをもっと知りたいという思いの方が強いようです。

そうしたら本棚にあるこれまでに読んだ本で、
読み返したい本がたくさんあることがわかりました。
もう一度読むと新たに気が付くこと、心に引っ掛かることがあるのではと。

図書館からは肩の凝らない本を一冊ずつ借りてこようと。
そう落語関係、良いですよ。
柳家小三治の「ま・く・ら」は面白かったです。

今日から最強の寒波とか、
明日は夕方からの予定が入っています。
暖かくしていかないとね。
その二日後に精密検査が予定されているので、
体調を崩すわけには行きませんから。


取り違え

2023年01月21日 | 日記

「他の方の物を持って帰ってしまいました。」と足袋カバーを。
どうも自分のものと違うと、洗って持っていらしたのです。

お茶会では、皆さんよく草履を間違えます。
似たような物が多いですものね。
私はSサイズなので、ほとんど間違われませんが。
扇子なども間違えることがあります。
扇子は似ているので、名前を書いておくように言ってありますが。

今回申し出があったのはこれだけですので、
どなたかお心当たりの方は、ご連絡ください。

この冬最強の寒波が到来とか。
今こそこれをするのがふさわしやと、
薄茶は筒茶碗を使って、「絞り茶巾」のお点前をしています。
皆さん水屋で、赤楽の筒茶碗を見つけると、
「ああ今日は絞り茶巾ね」と。

今が一番寒い時期。
体調に気を付けて乗り切りましよう。

 

 


時が経ってから落ち込む

2023年01月19日 | 日記

散歩道にあるレストラン。
気になっていました。
いつも散歩する時間にはまだ開店していませんが、
今日は散歩の時間を変えたので、初めて寄ることができました。





テラス席がとてもエキゾチックな雰囲気で、開放感があり、
寒い日なのに中に入らずに、テラスに座ってみました。





散歩コースの遊歩道が目の前に見え、
通りすがりの人と目が合わんばかりですが、
思い出したような日差しが寒さを忘れさせてくれる、
そんな席で、のんびりと一人で食事をしました。
お茶会が終わってホッとしたのか、
新しい時間を過ごしたい気分だったのです。

自分自身のことで不安だったことは、
案ずるより産むが易しで、乗り切れたのですが、
お茶会に関しては、少し時が経って、思い返すと、
反省することばかりで、落ち込むものです。
こんな私でも落ち込みます、人間ですもの。
そんなこともあるのも、仕方がない。
良い勉強をした、つぎにいかせばいい・・と、
もう気持ちも入れ替えていますか゛。

「お持ち帰りの揚げたてのカレーパンもあります。」
そう言われてそっそくお持ち帰りです。





落ち込んだ気持ちも、ブログを書くことで、
そしてこのカレーパンで、上がってきましたよ。
ああ、悩み方が足りないですね。


保護メガネあります

2023年01月10日 | 日記

北風の強い中、今日は眼科に術後の検診に行ってきました。
目の手術をしてから一年と二か月たちます。
その後の経過も良く、特に問題のないということでした。

私の場合は視力が1.2まで回復し、メガネ無しの生活になりました。
とてもよく見えて、落ちている髪の毛一本も、気になってしまいます。
見えるようになって初めてしたことが、お風呂掃除ですからね。
今まで見えなかった汚れが目に着いて仕方なかったのです。

ところで、術後につけていてくださいと言われて買った保護メガネ。
二週間ほど使っただけでもう用がありませんが、
これから手術をする方にお貸ししようと大事にとってあります。
話を聞くと、私の周りにはそろそろ手術をしようかしらという、
適齢期の方がたくさんいらっしゃいます。
すぐいらなくなるものですから、わざわざお買いにならなくとも、
お顔がMサイズだと思う方はどうぞお使いください。

今の私の目標は、新年初茶会が終わるまでは、
体調を絶対に崩してはいけないということです。
眼科は混んでいるので、大事を取って二重のマスクにしましたよ。
外出は今日の眼科だけにして、
家の中で、せっせとお茶室に運ぶ荷物をまとめています。
明日からは普段の稽古が続きますから、できるときにやっておこうと。
前日は、お菓子の係りの方が、お店から受け取って運んできてくださいます。
濃茶は「花びら餅」で薄茶は一席は主菓子、もう一席はお干菓子です。
お弁当も予約済みと連絡がありました。
これであとは皆さん体調を整えて、参加してくだされば、
三年間できなかった社中の顔合わせがやっと実現します。
「下見がてら、弁天様に初詣をして、
お茶会が無事に済みますようにと、お参りをしました。」
という社中の方からのLINEも。
コロナ対策をしっかりとして、無事に終わらせましょう。


明けましておめでとうございます

2023年01月01日 | 日記

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。


昨日は年越しまで起きていましたので、
今朝はすこしゆっくりと目を覚ましました。
午前中に駅近くの神社には初詣。

 




一か所お参りして、いったん家に戻り、年賀状を受け取って、
お返事を書いてから昼食をとり、
午後から郵便投函がてら、もう一か所初詣をしました。
どちらも普段はひっそりしていますが、さすがにお正月ですね。
お参りの人で行列ができていました。
「近所に住む○○と申します。
今年一年健康に気を付けて過ごしたいと思います。
よろしくお願いいたします。」
と神様には、どちらでもそう祈りました。
それ以上に願うことなどないですものね。
皆さんと楽しくお茶を続けるにはそれが一番です。

さて今年は、5日に稽古を始めて、
十日後には皆さんで顔を合わせる初茶会です。
一つ嬉しい行事が決まっているだけで、
準備に忙しくとも、気持ちがウキウキします。
皆さんの久しぶりに楽しみですという声を聴くと、
尚更、良い時間にしなくてはと思います。

リビングには、二枚ある干支の色紙のうち、こちらを掛けました。
「寿風満地」
良い一年になりますように。


来年こそは

2022年12月28日 | 日記

来年の「自分の本」が届きました。
白紙のページに、日々の出来事などを、
日記風に記録していくことで完成させます。
今年の本を開いて見ると、前半はこまめに記録が残されていますが、
後半はパラパラです。
年度初めの気合はどこへやら、相変わらずの三日坊主だなあと。
夏ごろからのほうが出来事は多かったのですが、
記録に残すという余裕がなかったように思います。
来年はもう少し落ち着いて、じっくりと自分の生活を見つめて、
記録に残せたらと思いますが。
( 頭の隅で"どうせ三日坊主よ"とささやく声が)
毎年贈ってくださる方に報いるためにも、活用したい!!!

昨日は忘年スカイプが二件。
今日は忘年ランチを友達と。
年賀状も、元日配達の締め切りには間に合いませんでしたが、
それでもいつもよりは早く昨日投函してきました。
年末年始のちょっと豪華な食料も確保しました。
明日は正月用のお花と、お飾りを買いに行き、
それで年越にせねばならぬ事も終わります。
しなくても年は越せると思いつつもちゃんとやります。
しいて言えば大掃除はしません。(いつもきれいだもん)

そんなに頑張らなくとも、いつもの一週間が過ぎるだけなのに、
何故かその間に一本線を引かれるだけで、前と後とは大違い。
過ぎたことはさらりと忘れ、というか振り向かず、
新しい時間に期待して、前向きで行こうと心が決まる。
単細胞の私には有難い一週間と言えます。
このように節目節目の気分転換があるから、
人は何とか前に進んでいけるのでしょうね。

今年も一年間、お疲れ様でした。

 

 


看看臘月尽

2022年12月21日 | 日記

お菓子の家が今年も、
クリスマスを静かに待っています。

クリスマス前にこんな楽しい夜のひと時も過ごせました。
ウクライナ国立バレエ。
大変な時期に、困難を乗り越えての公演です。
磨き鍛え抜かれた技のすばらしさに、酔いしれた時間でした。

さて12月もあと10日となりました。

看看臘月尽( みよみよろうげつつく)

毎年12月になると、この言葉をかみしめます。
この一年何をしただろうか、何か成し遂げたことはあるのだろうか。
やり残した事はないか・・。
行動の自由もままならない長く続くコロナ禍。
それでも今年は少し動き出した一年だったようにも。
お茶事も気をつけながら出来ましたし、
社中の皆さんが少しでも集える時間も持てました。
私的にも、旅行もしました。
展覧会、コンサート、食事会と、出かけることも増えました。
恥ずかしながら、先日人生で初めて、
夜中に寝返りを打った時に、ベットから落ちたりもしました。
一年前に比べたら、「看看臘月尽」と問われても、
少しは、"頑張りましたよ"と、胸を張れるかもしれません。

さて私も今年で目出度くも、後期高齢者の仲間入り。
あと何年生きられるかと寂しくなることもありますが、
時にはこれからできることは何かしらと、希望の光を探すことも。
そうそう、まだまだこんな詩に、心奮い立たせたいです。

「少年老い易く学成り難し
一寸の光陰軽んずからず
未だ覚めず池塘春草ちとうしゅんそうの夢
階前の梧葉ごようすでに秋声」

一生かかっても成し遂げられないことが、
茶の道にはいくらでもあるのですものね。

今年の稽古納めは25日になってしまいました。
年賀はがきには、それから取り掛かります。
人並みに年越しや、新年を迎えるの準備もして、
来る年には、空白の三年間が埋められることを期待しながら、
あと数日、心残りなく過ごそうと思っています。

 


茶室の下見とワクチン接種

2022年12月14日 | 日記

家のあちらこちらが、ちょっとクリスマスムードです。
クリスマスのお茶碗も、水屋に並べて。

昨日は、お正月の社中のお茶会に使わせていただくお茶室の、
下見に行ってきました。
例年とはちょっと場所を変えてみましたので、
勝手がわからないので、社中の方とよく見てきました。
弁天様に隣接した日本庭園の中にあるお茶室ですので、
当日は初詣もできますよ。
来年と言ってももう当日までひと月ほどに迫りましたから、
そんなにのんびりしてもいられなくなりました。

今まで借りていた場所は、借り賃は当日の支払いでしたのに、
契約時のお支払いでお願いしますと言われ、慌てました。
現金を少ししか持ち合わせていなかったのです。
二人合わせてもとても足りず、後日持参しての手続きとなりました。
最近はぺいぺいとか、カードとかでの支払いで済みますので、
うっかりすると、現金をたくさん持たないで出かけることも。
近くの外出だから現金はいらない、と思い込むのもいけないですね。

何とか段取りをつけて、お昼になったので、ファミリーレストランで昼食を。
カード払いで安心してお食事できました。

午後は五回目のワクチン接種の予約をしていました。
これが最後か、また打つことになるのか、終わりがはっきり見えませんね。
五回目ともなると、すっかり慣れて、
副反応も大したことはないだろうと、
翌日にお稽古の予定も入れてしまいました。

今朝起きてみると腕は痛いものの、帯を結ぶこともできました。
微熱が出たので薬を飲んで、特に問題なく一日お稽古しました。
北風の寒い一日でしたね。