GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

ダーラナ馬

2011年08月11日 | 馬徒然
NHKのBS放送で、北欧を特集している週があった。
自然、文化、芸術などをテーマに、北欧映画、演奏会なども放送され、楽しかった。

北欧のお土産にと、伝統工芸の木彫り・ダーラナ馬をもらったことがある。
買って来てくれた友人は、かの地で一度も馬を見なかったそうだが、
どんな馬たちがモデルになっているのだろうとずっと思っていた。

番組の中で、木彫りのふるさとスウェーデン・ダーラナ地方がとりあげられた。
その映像の中に、馬!
それは、北欧を代表する馬、フィヨルドホースだった。

ダーラナ馬の色は、朱色か青色。
フィヨルドホースは、薄いクリーム色(写真)なのに、なぜ?と思ったら、
ダーラナ地方で家の外壁を塗る赤色の染料を使うのだそうだ。
それは、その地方で採掘される銅の色とのことだった。

フィヨルドホースとダーラナ馬。
北欧に根づいた文化のひとつなのだと、改めて知った。

コメント
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