GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

冬空を仰いで

2011年01月31日 | 競馬場
最高気温が6度という中での競馬開催。
一番寒い時期ではあるが、東京競馬場のコースは一日中陽だまりの中。
富士ビュースタンドからは、丹澤の山々がくっきり見え、雲も空も、陽に透けてきれいだったので、空ばかり見ていた。

メインレースは、ダートの重賞「根岸ステークス」。
大好きな馬が2頭も出走していて、朝からはりきっていたのに、
寒さのためか、カメラの電池バッテリーの表示具合が悪く、
一番撮りたかったシーンが、没。
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白駒

2011年01月30日 | 馬徒然
寒い日が続くときは、日本酒が美味しい。

馬の姿がない馬の取材で能登輪島の町を歩いていたとき、古風な木像造りの建物を見つけた。表に廻って見た看板には、「白駒」という文字が(写真)。
そこは日吉酒造さんという酒蔵で、「白駒」は代表的な銘柄なのだった。

昔、ご当主の夢に金の瓢箪をつけた白い馬が現れて、酒造りを始めるようお告げがあったことから、酒つくりを始めたのだという。
戦前は、白い馬を飼っていて、毎年の春祭りに氏神に献馬していたそうだ。
酒蔵があるのも、「馬出小路」。

迷いもせず1本購入し、今、毎晩楽しんでいる。

日吉酒造店
石川県輪島市河井町2-27-1
TEL 0768-22-0130
http://hiyoshishuzou.jp
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遠野の冬(5)

2011年01月29日 | 遠野の馬
駒木の小高い丘にある「遠野馬の里」。
冬でも乗馬を楽しむ会員さんがやってきます。
厩舎から練習場の覆馬場まで、馬とともに「散歩」。

幹線道路からすこし入った場所に位置しているため、「目立たない」という評判もあるようですが、ここからの眺めは、なかなかの絶景です。
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遠野の冬(4)

2011年01月28日 | 遠野の馬
厳寒の遠野訪問で出会ったワンちゃんと馬の、絶妙なコンビネーション。
遊んでほしくて、いろいろなパフォーマンスを見せてくれた厩舎のワンちゃん。
寒さもふきとばすホットなシーンでした。

厳しい寒さの中の撮影は、意外と重労働。
防寒対策には投資もし、かなりの防備をしているので、撮影中は寒さが苦になることはありません。それなのに今回は滞在中に腰の痛みを発症してしまいました。
完全防備の寒さ対策だけでなく、撮影を終えた後にその日の疲れを残さないことが何より大切だと痛感した遠野滞在でもありました。

戻ってきたばかりなのに、また行きたいと思ってしまう冬の遠野です。
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遠野の冬(3)

2011年01月26日 | 遠野の馬
「遠野馬の里」に場所をかえて新規開設して2年目の「当歳馬越冬放牧地」。
皆、健やかに冬を乗り越えて、立派な馬になりますように。
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遠野の冬(2)

2011年01月25日 | 遠野の馬
「遠野馬の里」で撮影した種牡馬・フリーデンスラート。

不思議なオーラを感じさせる馬。
チラチラと雪が舞う中、運動を続ける姿をレンズで追う。
動きはもとより、その瞳に魅せられながら。
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遠野の冬

2011年01月24日 | 遠野の馬
短期間でしたが、遠野へ行ってきました。

今年は全国的に寒い冬ですが、遠野も例年になく雪が多く、寒さも厳しい。
岩手の天気情報では、県内で一番気温が低いようです。
地元の人たちの会話は、そこから始まります。
道路状況の悪い中、現地での移動は地元の方々にお世話になりました。
感謝、感謝です。

写真は、「馬の里」競走馬の屋外馬場。
雪深い中、屋内の坂路場へ向う人馬です。
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日本在来馬写真展のお知らせ

2011年01月20日 | 日本の馬
2月5日より、世田谷のJRA馬事公苑ホースギャラリーにて、日本在来馬の写真展を開催します。

高草操写真展「にっぽん、馬紀行」

PartⅠ 2月5日(土)~3月13日(日) 北海道和種馬(ドサンコ)・木曽馬・野間馬・御崎馬
PartⅡ 3月17日(木)~4月24日(日) トカラ馬・対州馬・与那国馬・宮古馬

世田谷JRA馬事公苑ホースギャラリー
〒158-8523
東京都世田谷区上用賀2-1-1
電話 03-3429-5101
開苑時間 9:00~17:00(2月までは9:00~16:00)
(馬事公苑事務所休業日は閉館)

昨年春、新宿のコニカミノルタプラザで開催した写真展「にっぽん、馬紀行」の作品の中から、日本在来馬の写真を、2回に分けて展示いたします。
どうぞ、ご高覧ください。
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敷き藁の上の猫

2011年01月19日 | 日本の馬
能登の話題が続きます。

能登町の柳田という集落は、能登の中でも優秀な馬を産出することで有名でした。
現在は、厩に牛がいるお宅が多いのですが、
2階の敷き藁の上に寝ていたのは、猫。

人の気配に気がついて、こちらの様子をうかがっています。
厩に猫、これだけはいづこの地も変らない風景のようです。
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能登の集落

2011年01月18日 | 日本の馬
能登で感じたことは、集落の美しさ。

金沢から能登へ向う道すがら、黒い瓦と白壁の木造家屋が目に付くようになった。
奥能登の町、宇出津から柳田、町野をぬけ、珠洲の海岸へ通ずる道沿いにある集落は、ほとんど同じ造りの民家で、まるで絵画を見ているようだった。
能登で最も多くの馬を生産していた地域でもある。

「雪が、村をきれいに見せているんですよ」と
タクシーの運転手さんが言う。
冬の能登は、もっとも能登らしい風景だそうである。
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