GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

君臨

2010年11月30日 | 競馬場
ジャパンカップの日、ファンの前に登場した皇帝シンボリルドルフ。
カメラを持つ手が、震えました。
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見果てぬ恋

2010年11月27日 | 遠野の馬
野生馬でない限り、馬に自由恋愛はない。
それでも、お見合いする彼らを見ると「お似合いのカップル!」と思ったりする。

写真は、2005年2月、遠野馬の里で撮影。
ペルシュロンの牡馬論容(右)と牝馬のシラユキ(左)。

残念ながら、これは人の立会いのもと、論容の凍結精液採取のための擬似お見合いだった。
あれから6年近く、シラユキは母になることもなく、今も「独身」を通している。
一方の論容は、その後青森に移動し、かの地で種牡馬を努めていた。

実らぬ恋だったけど、素敵なカップルだった。
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空が広い

2010年11月24日 | 競馬場
毎週行くので、強く意識したことはなかったけれど、
競馬場の空は、なんとも広い。

季節ごとに変る雲の形と流れは、花や草木に四季を感じるごとし。
馬たちの本馬場入場からスタートまでのおよそ10分間、
空を見上げる時間が、競馬場にいる至福の時かもしれない。

馬がいて、広い空を見上げて、
だから競馬場での撮影を十数年続けているのかもしれない。
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シラユキ

2010年11月23日 | 遠野の馬
遠野馬の里にいるペルシュロン種のシラユキ。
その名前にたがわず、年を重ねるごとに白くなる。

数年前、彼女は同じペルシュロンの牡馬とお見合いをしたことがある。
シラユキに子供が?とスタッフは期待したそうだが、
それは擬似お見合いだったらしい。

今、彼女は、遠野の観光施設「ふるさと村」の曲り家でお客さんを迎える、セリの日は馬車を引く、など多様なお勤めを果たしている。
私は、いつか彼女が本当にお母さんになれたらいいなと思う。
彼女が子供を連れている姿、レンズを向けたくなるな、きっと。
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菊のパドック

2010年11月21日 | 競馬場
先週までは、背の高い大輪の菊がパドックを飾っていた。
今週は、小さなたくさんの花をつけた菊が咲き誇る。
若駒たちのデビューに色を添えるように。
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あるデビュー戦

2010年11月20日 | 競馬場
牝馬によるデビュー戦で、本場場入場直後にある馬の騎手が落馬してしまった。

サラブレッドはとても神経質、それもはじめてのレースとなれば、その心中、察するに余りある。
どうなるのかと見守っていたら、騎手たちに誘われて、同期生が集ってきた。
「大丈夫、一緒に行こうね」
そう、語りかけるように。
馬は、仲間がそばにいれば、安心する。
仲間の手助けにことなきを得て、皆が同じスタート台に立つことが出来た。

けれど、悲劇がおこる。
このとき、一番近くで見守っていた牝馬は、
レース中に骨折して転倒、その場で安楽死となり、若い命がターフに消えた・・・。

競走馬は、そんな運命をいつも背負っている。

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暮れなずむ放牧地で

2010年11月19日 | 遠野の馬
11月の遠野は、まもなく閉牧になる山の牧場から里に戻った馬たちが、各家の放牧地でのんびり過ごしている。
夕方4時をまわるころ、ふとあたりを見回すと、一日の作業の終りを告げるかのようにあちらこちらで焚き火の煙があがる。
私は、遠野の、この風情が好きである。
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晩秋の草地

2010年11月17日 | 遠野の馬
毎年10月3週目に開催されていた遠野乗用馬市場が11月2週目になったことで、思いもかけず晩秋の風景を楽しむことができた。

写真は、附馬牛にある越冬放牧地。
11月中旬に閉牧となる荒川高原から15頭ほどの繁殖牝馬たちが移動していた。
紅葉も終わりかけた山々だが、ここの草地はまだ青い。

穏やかなこの場所が雪景色になるのは、年明けだろうか。
足早にやってくる冬に備えて、どこの家も忙しそうだった。
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早池峰食堂

2010年11月15日 | 遠野の馬
遠野の人たちが信仰する早池峰の山。
遠野の民俗芸能であるしし踊りや神楽にも、「早池峰」の名がつきます。
「はやちね」と読みます。

セリ会場となっている「遠野馬の里」の近くにある「早池峰食堂」は、遠野で一番大きなお寺である福泉寺(ふくせんじ)の住職さんが料理人。
お昼頃遠野に着くと、なんとなくここのラーメンが食べたくなって、立ち寄ります。

遠野は、なぜかラーメンのお店が多いのです。

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シャドーロール

2010年11月14日 | 競馬場
競走馬に装着するシャドーロール。

メンコ、チークピーシーズ、ブリンカーなど、いろいろな装着があるが、
なぜかシャドーロールをつけた馬は美形に見える。
そういえば、3冠馬ナリタブライアンは、白いシャドーロールがトレードマークだった。
今、馬たちは、厩舎のカラーにあわせて色とりどりのシャドーロールをつけている。

写真の黒鹿毛馬も、赤いシャドーロールがよく似合う。

先日の馬事公苑の内国産ホースショーで、馬術の馬には珍しくシャドーロールを装着した馬がいた。
競走馬時代からの愛用品だったのかも?

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