GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

観察する

2009年07月31日 | 馬徒然
我が家のベランダの鉢植えに自生したスミレに、2匹のツマグロヒョウモンの幼虫を見つけたのは10日ほど前。
彼らは食欲旺盛で、我が家のスミレの葉っぱだけでなく、街中で採集してきたスミレもよく食べる。
体長4~5㎝になった2匹のうち、1匹が葉っぱにぶらさがったまま動かなくなった。どうやら蛹になる準備をしているらしい。
彼らの成長を見守るのも、なかなか楽しいものである。


昆虫や里山をテーマにしておられる写真家の今森光彦氏が、テレビ番組で「生き物の撮影にあたっては『観察すること』が何より大切」と語っていた。今森氏自身、子供の頃から生き物の観察が大好きで、そのために写真家を志したそうだ。

そういえば、私も観察が好きである。
山に遊ぶ馬たちを一日中見ていて飽きない。彼らの行動、表情・・・・。観察することによって、シャッターチャンスが生まれる。

乗馬をする人は「馬は鑑賞動物ではない」とおっしゃる。
確かにそうだ。馬は虫とは違う。
「乗らなければ、いい写真なんか撮れない」といわれたこともある。
でも私は、馬に乗るより見ている方が楽しいのである。
これも写真に関わるものの性かな。

あーあ、虫も可愛いけど、自然の中で遊ぶ馬たちをずーっと「観察」していたい!



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伝説の名馬

2009年07月29日 | 馬徒然
昨年、東京競馬場にお目見えしたオグリキャップ。
年齢を感じさせないほど元気だった。
伝説の名馬の登場に、大レースの日のように大勢のファンが集っていたけれど、
静かに息を呑むように、オグリキャップの姿を見守っていたのが印象的だった。

写真は厩舎でのオグリキャップ。
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現役騎手が誘導馬に

2009年07月27日 | 馬徒然
夏競馬になり、週末の競馬場通いも夏休み。
週2日の競馬で撮影する写真は数百枚、必要なカットだけは取り急ぎ手を加えるものの、あっというまに翌週の競馬がやってくるので、ゆっくり見直せないうちにデータが次々とたまっていく。
夏は、それらの写真を整理するよい機会だ。

あ、こんなこともあったなと見つけたのは、昨年11月9日、アルゼンチン共和国杯の日に行なわれたOBジョッキーによるレース。誘導馬の騎手を務めたのは現役のジョッキーだった。
日の丸の旗を掲げて正装したのは、田中勝春騎手。
藍色に染まった夕暮れの競馬場の空が、思い出された。

そうそう、この日はオグリキャップがやってきた日でもある。
普段と違う華やかなイベントが盛りだくさんの一日だった。
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『乗馬ライフ』9月号

2009年07月25日 | 馬徒然
本日発売の『乗馬ライフ』9月号に、「と印馬の故郷、遠野」という記事と写真がカラー4ページで掲載されました。
6月にルクセンブルクの馬術大会で優勝したハリーベイが育った故郷を紹介しました。(取材協力 遠野市乗用馬生産組合)

表紙は、吉川晃司さんです。

詳しくはオーシャンライフ株式会社のHPを御覧下さい。

www.oceanlife.co.jp/johba/
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この子は誰・・・?

2009年07月24日 | 馬徒然
この数日間、私が観察していたのは「馬」ではなく、写真の「毛虫」。

今年の春、我が家のベランダで、寿命を終えた(?)シクラメンの鉢植えにスミレが自生した。紫の可憐な花が目を楽しませてくれたが・・・その根っこは強くたくましく、ひっこぬけなくなった。夏になって葉っぱの成長が著しくなった。
ある日、ふと目をやると、うわあああ、毛虫、毛虫いいいい!
それも2匹も!!!夢中でスミレの葉っぱを食べている。
昨年の惨事があって、今年はハチも巣作りをしなかった。
何の幼虫だか知らないが、こいつも生きているわけだから、様子を見ることに。

1匹は同じ場所でひたすら食べ、どんどん大きくなっていった。
もう1匹は、冒険好きと見えてベランダのあちらこちらをウロチョロしている。
迷っているのかと思って、割り箸でスミレの葉の上にのっけたりしていた。
(さすがに触れない・・・・)
そうしたら今日、鉢植えの2匹とは別の1匹がベランダをはっていた。

正体がわからないでは不気味なので、調べてみたら、「ツマグロヒョウモン」というタテハチョウ科の幼虫だということが判明。スミレの葉で育つのだという。
そういえば、親のタテハチョウがよく飛んでいたっけ。

毎日見ているうちに、ちゃんと成虫になるかなあと親心が・・・。

馬とは無関係の話題ですが、ブログにアップです。



コメント (2)
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短い命

2009年07月17日 | 馬徒然
先日の朝、セミの死骸を見つけた。
一週間前からセミの鳴き声が響いていた。そうだ、セミは成虫としては7日間しか生きられないのだ。最初に地上に出てきたセミがもう命を終えた。
たくさん鳴いたかな?子孫を残すことはできたかな?

ちょうどその日、関東地方は梅雨明けとなった。
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再会

2009年07月14日 | 遠野の馬
遠野で生まれた子馬たちは、皆、思い入れがあり、愛しい。
中でも特に縁あって成長を見守ってきた子と、今回の神奈川ホースショーで再会することができた。

彼女は、ドレサージュ(馬場馬術)という種目で競技会にデビュー。
ずっとずっと、この時を待っていた。
なのに、諸事情が重なり、競技を見ること叶わず、その晴れ舞台を撮影できなかった(本当に残念!無念!)。でも元気な彼女に会うことができたのは、とっても嬉しかった。

次は、必ず、何があっても、晴れ舞台に立つ姿を撮ります!
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神奈川ホースショー2009

2009年07月13日 | 遠野の馬
神奈川県の津久井馬術競技場で開催された神奈川ホースショー。
プログラムに組まれている遠野生れの馬たちによるジャンプやドレサージュの競技会は今年で3回目。
遠野から生産者の人たちが遠路はるばる応援にくる。
この大会で競技会デビューする馬もいて、生産者だけでなく遠野馬の育成を担うC氏もビデオ片手に熱心に観戦。

私もカメラマンとして毎年参加させてもらうが、仕事というより生産者の人たちと一緒に遠野馬を応援したり、温泉宿での宴会が楽しみで、お祭りのような気分。
今年もおおいに盛り上がりました。

写真は、2日目の遠野産馬ドレサージュカップの表彰式。
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今夏初!セミの鳴き声

2009年07月10日 | 馬徒然
湿度が高く、すっきりしない天気が続いていたが、夕方になって夏の太陽が顔を出した。
そのとたんに、どこからかセミの鳴き声が・・・。
生まれたてのセミ!

明日から2日間、神奈川県の津久井で開催される馬術大会では、遠野産馬による障害飛越と馬場馬術が行なわれる。
週末は雨と報じていた天気予報が、晴れマークにかわった。
遠野から生産者の人たちが応援に来る。
セミと夏の太陽がお出迎えです。
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遠野のニンニク

2009年07月08日 | 遠野の馬
数日前、遠野のマリコさんが遠野の夏野菜を送ってくれた。
ものすごく大きなキャベツとトマト、そしてこの時期に出荷が始まるニンニク。

遠野小友町にある「産直ともちゃん」では、四季折々の山菜や農作物、乳製品、手工芸品、花の苗、天然酵母の手作りパンなどが並んでいる。
特にいつも感激するのが野菜。
すべて小友町の農家の人たちがが作っているもので、市内のスーパーに並ぶものよりずっと安くて立派、しかも美味しい。
世間を騒がせてる「産地艤装」なんて、絶対あり得ない。

昨年の夏、「産直ともちゃん」に並んでいたニンニクを見て感動した。
中国産の安いニンニクが東京のスーパーから姿を消し、ブランドとなっている青森産のニンニクは1個300円から400円。
それと変らない立派なニンニクが、100円もしないで売られていた。
6月下旬から8月下旬ころまで店頭に並ぶというニンニク。
今年は、いろいろな人にあげたいと思っている。

写真のニンニクは、フレッシュな若いもので、梅雨が明けるころはもっと大きく身がしまってくるとのこと。
それにしても、ニンニクの旬の時期が夏だということを、初めて知った私です。



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