GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

雨のスプリンターズS

2007年09月30日 | 競馬場
もう、ぜーんぶがフェニックスに向かなかったというレース。
最後の切れ味勝負のフェニックスにとっては最悪の不良馬場、初コースの中山、そして距離不足。
ある競馬新聞には、馬インフルエンザで遠野からの帰厩が遅れ、戻った栗東で、短期間で急激に乗り込んだので疲れが残っているとの予想が出ていた。実際、今日のフェニックスの体重はマイナス8キロだった。
でも、フェニックスは「不死鳥」だもの。きっとリベンジできる!!

今日のスプリンターズSに優勝したアストンマーチャンは、大好きだったアドマイヤコジーンの娘である。それはそれで、嬉しい結果でもある。
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まむしハンター

2007年09月29日 | 遠野の馬
遠野の友人Mさんのご主人であり、東種山管理人のBさんは、その道四十年というまむし酒作りの名人。
山に上る途中、甲羅干しをしていたまむしを見つけると、素手でつかまえ、素早くペットボトルへ捕獲。この後、水の中へしばらく入れておき、まむしの胃の中をきれいにしたあと、リカーにつけるのだそうである。可哀想なまむしは、リカーの中に入れられると5分ほどで死んでしまうとか・・・。
小友町「産直ともちゃん」の人気商品の一つでございます。
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つながる

2007年09月27日 | 遠野の馬
乗用馬、農用馬を生産し、独自の方法で馬産を続けている遠野は、競馬や日本在来馬とは無縁の世界だと思っていた。
でも、最近どうも様子が違う。
JRA所属の馬たちの育成厩舎ができ、早くもスズカフェニックスというGI馬が誕生した。
そして今度は、在来馬が遠野と大きく関わることに・・・。今回はその取材のために遠野を訪れた。
遠野を通じて、いろいろな馬世界がつながっていく。

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歓迎のしし

2007年09月26日 | 馬徒然
遠野から戻ったら東京はすっかり秋。約束したように彼岸花を見つけ、数日前のあの猛暑は嘘みたい。

釜石線快速「はまゆり」が遠野駅に到着するのは1時ごろ。改札を出ると、駅前広場で遠野の伝統芸能「しし踊り」が披露されていた。
毎週日曜日、釜石線快速電車が到着する時間に合わせて、「しし踊り」が降り立つ観光客を歓待してくれるのだとか。集落ごとに保存会がある「しし踊り」。各地区持ち回りで駅公演に出張しているのだという。
今回は偶然にも、友人Sさんが所属する「早池峰しし踊り保存会」の歓待。ししが身につけている衣装の文様が、集落ごとに違い、どの地区のしし踊りなのか、すぐにわかる。
このところ、遠野はNHK連続テレビ小説「どんど晴れ」の影響で、ずいぶん観光客が増えているとのことだった。

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始動!!

2007年09月20日 | 馬徒然
馬インフルエンザが沈静化したとたん、遠野関係の馬たちの情報が相次ぐ。

遠野で休養していた競走馬スズカフェニックスは、9月30日のスプリンターズSへ、そして友人が生産した遠野生れのコクリコが10月の馬事公苑でデビューを果す。
他にも、10月1週目秋田の国体に遠野の馬たちが出場、3週目の週末には遠野でセリ、翌週は、東京競馬場で天皇賞である。スズカフェニックスも順調ならば出走するだろう。そして、あのコスモバルクも。
ああ、インフルエンザが沈静化して本当によかった!!忙しくなります!!

写真は2005年10月のセリ時のコクリコ。このとき、JRA馬事公苑へと旅立ちました。


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馬頭観音景

2007年09月19日 | 馬徒然
遠野附馬牛町、荒川高原へ向かう途中にある馬頭観音群。
近所の人たちが手入れを欠かさないようで、いつも季節折々の花でいっぱい。
遠野のあちらこちらに馬頭観音の石碑があるが、田んぼや空の色がいつも違うこの場所が好きである。
写真は2002年9月中旬の撮影。
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同志

2007年09月18日 | 馬徒然
台風でもないのに、東北地方の大雨が深刻のようである。遠野の、馬が放牧されている山にも影響が出ていると聞いた。大丈夫かな・・・。

馬インフルエンザによる移動禁止の影響で、遠野で休養していたGI馬スズカフェニックスの栗東への帰厩が遅れたため、当初予定されていた毎日王冠出走からスプリンターズS出走へとローテーションが変ったようである。
今年の初め、遠野での休養明けに東京新聞杯を制して、続く高松宮記念を優勝し、GI馬になったフェニックス。それまで「うるさい馬」「難しい馬」と言われてきた馬だったそうだが、遠野で休養を経て見事に才能を開花させた。
遠野の空、風景、空気・・・きっと彼も、遠野に癒されたんだろうな。

そんなフェニックスが、遠野で同じ時を過ごした同志のような気がして、とても愛しい。もちろん、彼は、サラブレッドの頂点を極めたGI馬だから、私と「同志」なんて言ったら失礼だよねー。(GIを勝つのは、それほどすごいことなんです!!)
とにかく無事で、秋の活躍を願っています。
写真は、今年6月の安田記念パドックのスズカフェニックス。
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夏秋競馬

2007年09月17日 | 馬徒然
競馬場で雨が降らないのはとても助かるけれど、とにかく暑い、暑い!!
秋競馬が始まったというのに、中山競馬場の空にはくっきりと入道雲。
メインレースの頃には、スタンドはもちろんカメラマン席もすっかり日陰なのに気温は30度以上。
一度も遠征しなかった夏競馬を、中山で味わいなさいという神様の思し召しかも。
それにしても、腕が真っ赤に日焼けしてしまった・・・!!


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競走馬の皮膚

2007年09月16日 | 馬徒然
レースを終えたサラブレッドの、耳から首筋にかけて浮き上がった血管。
その皮膚の薄さを実感する。
競走馬は足だけでなく、体すべてが「ガラス」なのかもしれない。
なのに、力の限り走る。極限状態まで走る。
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ししの髭

2007年09月15日 | 馬徒然
今頃、遠野の町は祭りの真っ最中。
ありとあらゆる踊りが、2日間、朝から夜遅くまで続く。あんなエネルギーがどこから湧き出てくるのか、不思議なくらい。

遠野郷といえば、「しし踊り」。
遠野三山への信仰、農民の豊年踊り、都の芸を持つ山伏の踊り、神楽などが合体して、400年の昔から継承されている伝統芸能で、遠野祭りには欠かせない演目だ。
集落によって、振り付けも音楽も異なる。遠野祭りでは、集落ごとのしし踊りの競演を見るのが大きな楽しみ。

いつも撮影させてもらうのは、馬生産者の友人が所属している早池峰しし踊り保存会(岩手県指定無形文化財)。
写真は、附馬牛町大出地区にある早池峰神社例祭で奉納された時のしし踊り。

このししの髭は、実は馬のたてがみだそうである。
明日は、しし踊りを始めとする芸能の数々は、遠野八幡宮に奉納される。流鏑馬も行なわれる。


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