GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

川崎大師参道のルーシー

2007年12月31日 | 馬徒然
一年の最後のしめくくりは、毎年川崎大師の護摩をいただきにいく。
初詣ではなく、その年のお礼参り・・・である。

目のない達磨と新年の干支にちなんだ縁起物が並ぶ参道。道の真ん中に座り込んでいる犬がいた。首に「ルーシー」という名札。
「この子、歩けないの?」と訪ねると、小さな女の子が「ルーシーは足がちょっと悪いけど、ちゃんと歩けるの」と応えた。ルーシーは参道のお店の飼い犬らしい。道行く人がルーシーに声をかけているのを見て、どの店の人たちも目を細めて、「ルーシーは人気者だねえ」とささやいていた。

ルーシーは、毎年こうやってたくさんの参拝者を見守っているんだろうなあ。
1年の無事息災を感謝しつつ、
良い年になりますよう・・・。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シンデレラマイル

2007年12月31日 | 馬徒然
大井競馬場の新設重賞は、牝馬限定のシンデレラマイル。
暮れの大井は、東京大賞典、シンデレラマイル、そして大晦日の優駿牝馬と続いて、いつになく大変な賑いを見せている。
知人のフリーアナウンサーHさんが司会を務めるイベントを見るために、大井へ。立派なお仕事ぶりに拍手。

その後、シンデレラマイルのパドックをじっくり眺める。ふと目が合った黒鹿毛馬の特徴ある流星が印象的で、彼女ばかり撮影していた。人気はまったくなし。でも、まとまった雰囲気の馬体とキラキラ輝く瞳に釘付けになり、めったに買わない馬券を単複で買った。
勝ち負けをしたのは、ともに一桁人気だった2頭。でも、その後に彼女が突っ込んできて3着に。なんとなんと、複勝が1860円もついた。

やっぱりレンズを向けたくなる馬にはオーラがあるのだと改めて確信する。
彼女エトワールフルーヴが生まれた牧場には、懇意にしていただいている某牧場出身の牝馬が母馬として暮しているのだという。これも何かのご縁にちがいない。

エトワールフルーヴ 牝7歳
父サマーサスピション、母ワールドコマヨシ(母父リュウファーロス)
北海道門別町生まれ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホリエモンの運命

2007年12月30日 | 馬徒然
今日の朝日新聞社会面のコラムに、「インターネットオークションに出品されたホリエモン」の記事が掲載された。
ホリエモンとは、人間ではなくて、競走馬のホリエモンのことである。

2004年9月、まだ「時の人」だった堀江貴文氏が所有していた競走馬は、「ホリエモン」という馬名で中央デビューし、話題になった。けれど、ホリエモンの成績は4戦してぱっとせず、ほどなくして人間のホリエモンの逮捕劇。オーナーを失った競走馬ホリエモンは、新しい馬主のもと、高知競馬で53戦10勝とがんばっていた。
が、そのオーナーが競馬以外に楽しみを見つけてしまい、ホリエモンはあっさりとインターネットオークションに出品された、という話である。

やりきれない、馬は物じゃないんだ!!と怒りがこみあげた。ホリエモンが出走した2戦を、私は確かに見ている。写真が残っているはずだと思って探したが、一枚もない。私は、ホリエモンに向かってシャッターを切ることは一度もなかったのだった。
当時、「勝ち組」を豪語するヒルズ族が嫌いだった。競走馬ホリエモンの存在で、やっとオーナーである堀江氏の名前を知ったくらいである。
そんな気持ちが、なんの罪もない馬に向けられたのかもしれない。

コラムは、「波乱に満ちた人生は、名前ゆえの宿命か?」と結ばれていた。ホリエモン、今後どんな人生を歩むのだろう。
最低入札価格は1円だそうである。

ホリエモン
牡5歳 父ブラックタイアフェアー、母グリーンバレー(母父ラストタイクーン)
2002年4月9日 北海道浦河町生まれ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スズカフェニックスがドバイに???

2007年12月27日 | 馬徒然
という報道。
メイショウサムソンがドバイへの出走表明をしたことによって、今の主戦騎手、武豊も遠征する。すると、同日開催の高松宮記念にはフェニックスの主戦騎手がいなくなることに・・・。で、フェニックスのドバイ参戦案が浮上した。
あらら・・・どーしましょ。
高松宮記念は絶対行くと決めていた。それが突然、海の向うの砂漠の国ドバイになってしまうかも・・・?
飛躍してほしい、でも反面、やめてほしい、という複雑な気分。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマスケーキとおモチ

2007年12月25日 | 馬徒然
クリスマスムードで賑わった街の華やかさは昨日まで。

青山通りのハーゲンダッツでは、「クリスマスのお土産にアイスケーキはいかがですかー?10%offですー!!」とアルバイトの学生さんが声をからして叫んでいた。すっかり日が暮れて北風ピューピュー。待ち行く人は「20%offならね・・」と囁きながら、横目で通り過ぎる。

同じ時間、お隣のスーパーではクリスマス用品に代り、お正月のお供え用のモチがずらりと並んでいた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

馬主席から

2007年12月24日 | 馬徒然
有馬記念当日に行なわれたダイワメジャーの引退式を、馬主席から見ていた。

競馬場の馬主席は、地べたを走り回るカメラマンにとっては、あまり縁のない場所でもある。
馬主席からは、向う正面も障害コースも一望できる。でも、ガラス越しなので臨場感はない。臨場感ないまま見る景色は、テレビのショーを見ているような気分である。メジャーが獲得したGIのレイが並び、メジャーに大きく関係した二人の騎手、デムーロと安藤勝巳が並び、関係者が集い、大勢のカメラマンがかまえる。

そんな場にはるか離れた馬主席から撮影しているカメラマンは、言語道断かな?


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私的有馬記念

2007年12月23日 | 馬徒然
ただ一頭だけにレンズを向ける。
GIホースが集い、ツワモノ揃いの有馬記念だが、彼の姿だけを追う。
いつか必ずトップゴールすることを期待して。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無事に帰っておいで

2007年12月22日 | 競馬場
競馬では、レース中に骨折してしまう馬がいる。
私を競馬へと誘った馬ライスシャワーがそうだった。

今日は中山大障害。パドックから馬を送り出すときに、皆無事に戻っておいで、と願わずにいられない。
障害で落馬した馬はいなかったが、レース途中でやむなく中断せざるを得なかった馬がいた。入線したものの検量室に来る前に、騎手が下馬した馬が2頭・・・。馬運車で運ばれていったが、骨折ではないようだった。

とにかく無事でゴールして、といつも願う。
岡部騎手がレース後に怪我が判明した馬に対して、「レース中にポキっといかなくて本当によかった・・・」と、コメントしたことがある。本当にその通りなのだ。
障害であろうが、平場であろうが、あの激しいレース中に骨折してしまったら、ほとんど助かる見込みはない。競走馬は命がけでレースに臨む。
無事にゴールしてくれるよう、無事に厩務員さんのところに戻ってきてくれるよう、いつもいつも願っている。

写真は、ゴールした後に怪我が判明したマチカネビシャモン。自分で歩いていた。きっとまたどこかで会えますように・・・。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中山大障害

2007年12月21日 | 競馬場
競馬ファンの間では、有馬記念の話題でもちきり。
でも、前日土曜日には、名物レース中山大障害(GI)が行なわれる。かつては中山大障害冬・春と言われていたが、GIレースになってから冬は「中山大障害」、春は「中山グランドジャンプ」と命名されている(と、今頃気がついた)。
GIになってからの歴史は浅いが、数々の名勝負を生み出した名物レース。

最近では、オーストラリアのカラジが3連覇を達成しているが、それ以前、冬と春を含めて3連覇を成し遂げたポレール(父エブロス、母シークイン)や、2連覇のゴーカイ(父ジャッジアンジェルーチェ、母ユウミロク)など、忘れられない馬たちがいる。

実は、中山大障害を勝った馬で、遠野の乗用馬生産に貢献した馬が2頭いる。
1974年春、1975年の春を連覇し、JRAの顕彰馬になったグランドマーチス(父ネヴァービート、母ミスギンオー)と、1977年、1978年、1979年の優勝馬バローネターフ(父バウンティアス、母キタホマレ)。
乗用馬生産を目的として再出発した遠野の馬産改良に一役かった。乗用馬生産には、サラブレッドやアングロアラブなどの軽種馬と、中間種の相性がとても良いそうである。

写真は、1996年12月、中山大障害を3連覇したポレール。競走馬引退後は阪神競馬場で誘導馬となった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

屋形船

2007年12月20日 | 馬徒然
週2日通う仕事先で屋形船貸切の忘年会。
オフィスから勝どきのトリトンスクエア前の船着場まで送迎バス。晴海ふ頭、お台場、レインボーブリッジ・・・いやあ、驚きました。東京ベイサイドのイルミネーションはこんなに綺麗だったのか。
総勢45名ほどで、前菜、刺身、海鮮なべ、天ぷら、デザートつきのコース、飲み放題、歌い放題の2時間半。
すべて会社の費用・・・というわけで、大いに盛り上がったのだった。
他にもたくさんの屋形船、大変な人気です。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする