GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

師走にむけて

2006年11月30日 | 馬徒然
明日から師走。とても忙しい1年だったけれど、もうひとふんばりだ。
そうはりきっていたら、今日は、仕事のことでへこむ出来事があった。かなり落ち込んだ。まあ、それも肯定的なものにすりかえてしまえば、どうってことはない。人生七転び八起きって言うし。そんなことがあっても、めげずに「肥やし」にするパワーは、フリーで写真の仕事をするようになってから自然と身についた。
今年のしめくくり、明日からまた忙しい。
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「三角のマリリン」

2006年11月29日 | 馬徒然
すでにHPトップでご紹介している瀧澤陽子さんの新刊「三角のマリリン」(平原社)。とにかく笑えます。
友人のマリリンことヨーコさんは、フリーのエッセイスト、ライターさんですが、30年以上も中山競馬場の馬券売り場で仕事をしていた女性です。既刊の「競馬場のマリリン」(平原社)に続き、売り場の窓口の笑える話、コワーイ話、ちょっとヤバイ話を、世相をしっかりとらえてユーモアたっぷりに描いたエッセイが、とにかくおもしろい。また、今回は世界の競馬場を巡り歩いた体験記や、追っかけた馬の話題のほかに、日常のエピソードをするどーく、おかしーく綴ったエッセイ、そして、彼女のもう一つの専門分野である映画の話題がたっぷり掲載されています。
とにかく、落ち込んでいても、ユウウツでも、読み始めたら絶対笑ってしまいます。詳細は、彼女のHP(トップページでリンクしました)へどうぞ。
あ、私も宣伝しなくちゃ。この本には、コスモバルクとディープインパクトの写真を提供しています。
よろしくお願いいたします!!!
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原稿書き

2006年11月28日 | 馬徒然
雨が降ったりやんだりの一日。パソコンの前で「どさんこ」の原稿作成に専念した。
書き始めてみたら、あれも書きたい、これも書きたいと思うことが次々思い浮かび、とりあえず全部文字にしてしまえ、と一気に最後までいったら、想定していた字数をはるかに超えてしまった。
私は写真屋さんである。自分のボキャブラリーの乏しさは重々自覚しているし、本職のライターさんの文章力にはとてもかなわない。いつもだったら、規定の字数を満たすために、苦労しているのに、今回は字数を減らす苦労をしなければならないのだ。これは、取材させてもらった先方の資質の深さに加え、私自身がすっかりドサンコの奥深い魅力にはまってしまったためなのだろう。

一気に書いたとはいっても、きゃー、外は真っ暗ー。朝8時半から10時間以上もパソコンとにらめっこしていたのねー!!!ビール飲も!
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ばんえい競馬廃止のニュース

2006年11月27日 | 馬徒然
世界広しといえども、日本の北海道でしか見ることができない「ばんえい競馬」が、ついに廃止となる。朝日新聞の朝刊の一面に、ディープインパクト勝利を伝えるニュース。そして同日夕刊の社会面に、ばんえい競馬廃止のニュースが・・・。
「廃止」と一口で片付けるのは簡単だが、それを生業としている人たちが少なからず存在すること。なにより、そう、なによりも主役だった馬たちがすべて行き場を失う現実。それを思うと、やりきれない気持ちになる。
サラブレッドの倍近くある大型の馬たちは、性格的には軽種馬よりもずっと優しくおっとりしている。その魅力を知っている人は、日本にどれくらいいるだろう。実は、私は、本場のばんえい競馬を生で見たことがない。だからあれこれ言う資格はない。でも、ばん馬たちの優しさは知っている。
ばんえい競馬が廃止になるのは、いろいろな意味で淋しく、やりきれなく、もどかしい。でも、馬のことだけを考えて言えば、あの優しい性格の重種馬の長所は、もっと他の場所で活かされるのかもしれないと、思ったりするのである。
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JCの日、もうひとつのドラマ

2006年11月26日 | 馬徒然
本日JCの結果は、JRAやファンが大喜びしたことだろう。もちろん私もその一人で、我が応援馬コスモバルクが4着だったことも、それなりに満足。これで来年の楽しみがふえた。
でも、今日の競馬には、もう一つのドラマがある。
毎年JCの季節に来日するイギリス人の女性カメラマン・ヘレンさん。彼女は、日本語がとても上手だ。その理由が、なんとなんと、遠野に住んでいたことがあって覚えたというのだから、本当にビックリした。(松崎町白岩に住んでいたのだそうだ)その彼女が、昨年来日したときに探していた馬がいた。イギリスから日本に渡ったルビータイガーという芦毛の牝馬。そのときは念願かなって、北海道静内の牧場で母馬となった彼女に再会できたのだという。そして今年のJC、再び来日したヘレンさんに大きなプレゼントがあった。まるでヘレンさんの来日に合わせたように、今日の最終レースで、ルビータイガーの子シルクタイガーが出走、そして優勝したのである。ヘレンさんは、とてもとても喜んでいた。
人と馬のめぐり合わせは、本当に不思議なものだ。
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秋徒然

2006年11月25日 | 馬徒然
朝、この秋一番の冷え込みで、ベランダ猫のチビは珍しく毛布に包まっていた。これから夜の気温が低くなりそうなので、チビお気に入りのブランケットを増やした。
櫻の樹が紅く染まった。秋の東京競馬最終週、JCダートは急用ができてTV観戦となったが、新しいスターが誕生した。明日のJCは、もちろん現地で。
昔のCDを探していたら、ジャケットに馬の絵が。4頭の黒馬が荷馬車を牽いて雪原の中を進む姿。気がつかなかった。素敵な絵だ。シューラ・チェルカスキーによるショパン曲集。スイスのTUDORが制作。どうりで解説は英・仏・独語。
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明治村のコブ

2006年11月24日 | 馬徒然
明治村で馬車を轢いている馬はコブという種類だそうである。
馬の図鑑でその種の名前を目にすることはあっても、実際に見たことはないので、もう一度図鑑で調べる。「ずんぐりした小型の馬。(省略)・・・認定された品種ではなく、ひとつのタイプである。(省略)・・・その品種改良には細心の注意が払われているわけではなく、偶発的にできてしまうことも多い。(省略)・・・気質は温和でなければいけない。実際コブは非常に賢くて性質のよいものが多い」(緑書房『アルメテイト・ブック馬』より)
あれれ、つまり雑種なのだ。でも馬自身は、自分の品種なんて気にしたことがないに違いない。犬も猫も、もちろん馬も「雑種」とか「純血」などという人間が決めた血統など、まったくあずかり知らぬことだろう。
日本在来種に指定されていない下北半島の寒立馬や隠岐、ユルリの馬、それに遠野や釧路のセリに出される「両親不詳」の馬も、つまりは日本産の「コブ」ということなのだろう。いいじゃないですか、コブ。
今度、明治村に取材に行ってみようかな。
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グルメの会

2006年11月23日 | 馬徒然
そんな名前で毎月1回集っていた大学時代の6人の仲間がいる。
まだ皆が「花のOL」で独身だったとき、毎月いろいろな国の料理を楽しみ、時には旅行もした。仕事は皆違っていたが、会社の話をしたり、恋愛の話をしたり、よき友達だった。あれから20年以上も経つ。私を除けば、皆結婚して家庭に入ったので、毎月の会合はできなくなったけれど、年に一度は集る。
子供たちの年齢を聞くと、あー、年とったねって愕然とするけれど、気持ちは皆昔のまま、よい仲間である。
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探し物

2006年11月22日 | 馬徒然
インターネットで探し物を検索するとき、インプットした名称で随分違うものだ。
たとえば、「どさんこ」と「北海道和種馬」。どちらも同じ馬を表現しているのに、検索結果は随分異なってくる。「どさんこ」で検索すると、結果は観光牧場を中心としたレジャー色の強いもの。「北海道和種馬」で検索すると、学術的要素が強いもの。同じように見えて、まったく別の資料となる。
先日購入した古い写真集も、おそらく検索の仕方が正当だったに違いない。やっと見つけることができたのだった。
何事も、目的に合わせてきちんとした探し方をしなければ、本当に必要としている正しい答えが得られない。でも、その方法を見つけるのもまた、思うほど簡単ではない。
日々、そんなことで悩んだり迷ったり、あくせくしている私である。
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初日

2006年11月21日 | 馬徒然
秋山亮二氏の写真展「なら~ふたたび」初日です。
さりげないスナップ写真、けれどそこには多くのものが表現されていて深い、かつ、決して作為的ではない。あの雰囲気がとても好きです。
開催期間中、できるだけ通って、写真が語りかけるものを感じたいと思っています。
新宿コニカミノルタプラザで30日まで。
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