GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

猛暑日に

2011年06月29日 | 馬徒然
6月だというのに、東京は35度の猛暑になった。

午前中は、戴いたビジター券で、川崎の乗馬クラブで三年ぶりの乗馬。
が、自分には手綱よりレンズ、と改めて実感。
馬の背の上では、彼らの気持ちに寄り添いたくても体がついてゆかない。
私には、撮影という手段が一番馬に近い状態のようである。
暑い中、私を乗せてくれた馬に、感謝、感謝。
下手でごめんなさい。

夕方、新宿の空が夕陽に染まった。
梅雨の晴れ間というには、あまりに強烈な夏日だった。
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川辺の放牧地

2011年06月28日 | 馬徒然
JR小岩駅からバスで10分ほど、江戸川の河川敷にポニーたちがいる。

すぐ目の前にとうとうと江戸川が流れ、
対岸の岸に船が並び、その向うに市川の町が広がる。
子供を乗せる馬や、
川辺の広い放牧地で草を食む馬に見入りながら、のんびりとした時を過ごす。

小学生以下の子供たちは無料で乗馬体験ができ、
馬車運行も行われているそうです。

篠崎ポニーランド
江戸川区篠崎町3-12-17
電話 03-3678-7520





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久々の中山競馬場

2011年06月27日 | 競馬場
震災で開催が中止となっていた中山競馬場では、先週から福島競馬場の代替開催がスタートしている。
震災後、初めての中山である。

クリスタルコーナーがあるスタンドは節電のため閉鎖され、真っ暗で異様な雰囲気。
応急処置をしてある部分も目に付く。
けれど、春先に使われなかった芝生のコースは緑鮮やかで、
パドックの花畑も彩り豊か。

ウィナーズサークルの手すりに、口に虫をくわえたスズメがしょっちゅう飛んでくる。
手すりの中から、さかんに聞こえる子スズメの鳴き声。
開催がない間に手すりの隙間に巣をつくったらしい。
普段は人がいない場所に、その日は馬や人がひっきりなしに出入りするので、
親スズメは、なかなか落ち着いて運んできた餌を与えることができず、右往左往している。
早々とスズメの巣に気がついていたカメラマンさん、
「今日はスズメの受難の日だねえ」とつぶやいた。

おそらくスズメは、この時期は毎年ここで子育てをしていたのだろう。
今年はいつもと違うと、彼らも面食らっているにちがいない。

異常事態であっても、皆がそれぞれの営みを続けるしかない。
馬も、スズメも、私達人間も。
改めて、一日も早い震災からの復興と、原発の沈静化を祈ります。


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遠野馬の競技会

2011年06月24日 | 遠野の馬
毎年7月に開催される神奈川ホースショーで、今年も恒例の遠野産馬による競技会が行なわれます。
今年は、どんな馬たちがデビューしてくるでしょう。
楽しみです。
写真は、昨年優勝した中島信行選手とパーティオー(中島トニアシュタール)のウィニングラン。

第19回神奈川ホースショー
7月9日(土) 遠野産馬ジャンピングカップ
7月10日(日) 遠野産馬ドレサージュカップ
於:神奈川県津久井馬術競技場
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夏至の日

2011年06月23日 | 馬徒然
夏至の日、東京は朝から快晴で、一気に真夏。
久々の太陽に、遠野から戻って初めて撮影意欲がわき、午前中は馬事公苑へ、
午後からは所用もあって横浜へ出むき、根岸にも立ち寄ることができた。

久々の根岸。
馬博物館の前にある芝生が、馬の放牧地になっていた。
中山競馬場から根岸に移ったダイワタゴールを始めとして、
4頭の馬たちがのんびり過ごしている。

放牧地から厩舎へ戻るこの道は、「馬坂」と名付けられ、
途中には、この地で亡くなったトウショウファルコの墓碑もある。

この上なく暑い夏至の一日、
久々の馬三昧!
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新しい道

2011年06月22日 | 馬徒然
競走馬を引退して馬事公苑に入厩したショウワモダン。
地道に走り続けて、マイルのチャンピオンにのぼりつめた。

乗用馬に転向と一口に言っても、障害、馬場、総合馬術など、いろいろな分野がある。
彼を世話していた若手の選手の方に尋ねると、馬場馬術の訓練を受けているという。
「サクラユタカオーの産駒は、歩様がよくて馬場に向いている馬が多い」とのこと。
なんと現在のパートナーは、馬場馬術のトップライダー・北原選手だそうである。

ショウワモダンは、父エアジハード、サクラユタカオーの孫にあたる。
日本に根付いた血統背景をもつGI馬、乗馬の世界でもトップを目指せ!
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馬柄の手ぬぐい

2011年06月21日 | 馬グッズ
手ぬぐいとは、なかなか便利なものである。

所用で銀座晴海通り、歌舞伎座付近を歩いていたら、古い佇まいの店構え。
老舗の手ぬぐいの専門店である。
初めて店内にお邪魔してみると、伝統的な柄からユニークなものなどなど。

馬の手ぬぐいを探してみる。
ありました、ありました、3種類も!
「青馬」「茶馬」といった古典的な柄に加えて
「馬耳東風」と名付けられたなんともかわいい手ぬぐいが(写真)を見つけ、3種類とも、購入!

1枚1枚のデザインに名前があるのも、嬉しい。

手ぬぐい専門店 大野屋
〒104-0061
東京都中央区銀座5-12-3
電話 03-3541-0975


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馬の泥エステ

2011年06月20日 | 遠野の馬
山の水場で、必要以上に水面をたたいて泥をはねあげる馬たち。
暑いわけではなく、泥によって、特にお腹の皮膚を守っているらしい。

地面に寝転がってごろごろするのは日常茶飯事。
これも身体についた寄生虫などを取り払うため、だそうだ。

山で暮らす馬たちは、あの手この手で、身を守る。
「泥エステ」は、馬の美容と健康のもと?である。
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今日のポニー公園

2011年06月18日 | 馬徒然
久々に参宮橋のポニー公園に行ってみました。

今は6頭のポニーが滞在中。
仲間同士でじゃれあうクリームとポテトは、とても愛らしい馬たちですが、ときどきこんな顔。

いつ雨が降り出してもおかしくない空模様でしたが、
園内は親子連れで賑わっていました。

クラブハウスに、馬の画家・水沢潔さんの絵がたくさん飾られていました。
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田んぼの鏡

2011年06月17日 | 遠野の馬
朝6時過ぎ。
すでに日が高く上り、人々は農作業を始めている。

遠野の町から馬が放たれている山に向う途中に広がる田んぼには水がはられ、小さなイネの穂が不思議なグラデーションをつくっている。
早池峰山に向って真っ直ぐに伸びるこの農道を通るのが、楽しみの一つ。

東京は梅雨真っ只中である。
遠野の透き通るような風景の余韻から未だ覚めやらない日々を過ごしている。

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