GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

誘導馬第一歩

2011年04月30日 | 競馬場
震災後、初めての競馬場は、府中。

エレベーター下りは停止、場内の照明も暗く、「節電」の大きな貼り紙が・・・。
久々に会ったカメラマンさんたちと挨拶し、地震当時のことや、その後のこと、多々の思いを語り合う。
遠野はどうですか?馬は大丈夫でしたか?と、
いろいろな人が心配してくれたのが嬉しい。

競馬場で最初にレンズを向けたのは、誘導馬として新境地を目指しているサクセスブロッケン。お披露目をしているローズガーデンは大勢の人だかりだったけれど、彼はまったく動じずにマイペースだった。

カメラマン仲間のアメリカ人の女性から、
「府中の誘導馬は、なぜ芦毛ばかりなの?」と聞かれた。
いえいえ、これからは黒馬も登場します。
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おはよう、ジョニー

2011年04月29日 | 遠野の馬
馬事公苑の放牧パドックで馬を眺めているところに「おはようございます」と挨拶をしてくれたのは、遠野馬ジョニークエストに跨った福島大輔選手。
これからジョニーのトレーニングが始まる。

八重桜もそろそろ見納めの中、新緑が眩しい。
馬と騎乗する人が紡ぐ時間を、レンズを通して共有できるような気がして、
何より楽しいひとときである。
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グラスアリーナ

2011年04月28日 | 馬徒然
ゴールデンウィークのホースショーに出場する馬たちのリハーサルが、日々行なわれている馬事公苑。

初めて見た馬術競技は、このグラスアリーナで行なわれた大会だった。
当たり前のように、そのグリーンを楽しんでいたが、
それは、とても特別なことだと知る。

ここでかつて、オリンピックの馬術競技が行なわれ、世界のトップクラスの馬たちが集ったことに思いを馳せる。
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ハリーベイのロデオ

2011年04月27日 | 遠野の馬
ゴールデンウィークのホースショウに向って、トレーニングが続く馬事公苑の馬たち。
グラスアリーナでの練習が始まっている。

遠野産馬のハリーベイは、パートナーの福島大輔選手を背に、ロデオさながらのパフォーマンス。
初夏の陽気に、はじけていました。
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もしも話すことができたなら・・・

2011年04月26日 | 日々折々
今日のニュースで、原発20キロ圏内に取り残された動物たちの映像が流れた。

飼い主を失い、放射能の中を歩く犬、ことの事情を知らないでポツンとすわる猫、
解放たれた黒毛の牛たち、そして痩せ細って牛舎の中で横たわる乳牛や豚・・・。
彼らは、「野生化」などのいろいろな影響を及ぼす前に「処分対象」となるのだという。

何も知らずに、原発事故によって放置された動物たちの現状を思うと、やりきれない。

黒毛の牛たちは、「黒毛和牛」という食肉になる牛たちである。
彼らが放射能に汚染されているであろう田畑を、群れで駆け回る姿を見て思う。
もし、彼らに言葉があったなら、自分たちを捕らえにくる人間に向ってなんと叫ぶだろう・・・?

写真は、遠野の山でのびのび放牧される牛の親子。
彼らにも細やかな感情がある。



コメント (2)
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競技会へ

2011年04月25日 | 遠野の馬
遠野の馬ノバチャンのオーナーさんに連絡をいただき、
栃木の壬生乗馬クラブで行なわれた競技会に行ってきた。

昨年、津久井の神奈川ホースショーで会って以来の再会。
以前、クロカミという美しい青毛の競走馬がいたが、彼女を彷彿させるような雰囲気があり、立派なレディーに成長している。
オーナーさんや乗馬クラブの方々に大切にされて、馬場馬術のヒロインになってほしい。

この日は、東京競馬場で開催された稀有の皐月賞。
現場にいなかったのは15年ぶりかも。

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新たに思うこと

2011年04月24日 | 遠野の馬
馬事公苑ホースギャラリーで開催されていた写真展「にっぽん、馬紀行」は、
本日をもって終了となります。
遠路はるばるおこし戴いた方もあり、心より御礼申し上げます。
御覧いただいた皆様、本当にありがとうございました。

馬事公苑に通う間に、今までになく花の中の馬たちを撮影することができました。
また、競技会だけでなく、トレーニング風景を撮影することで、
じっくりと一頭の馬に向き合える時間をもてたことが何よりの収穫でした。

馬の撮影にあたり、今までとは違う感覚が芽生えたように思います。

本日の写真も、馬事公苑で撮影した遠野馬パトリオート。
総合馬術の馬としてトレーニング中です。
八重桜が見事です。
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馬場デビュー

2011年04月23日 | 遠野の馬
先日の水曜日に、馬事公苑メインアリーナで行なわれたホーストライアル馬場馬術。
遠野馬フリーロンドンは、総合馬術ホースとして、馬場デビューを果たしました。
翌日は、苑内の障害物を越える競技に参加しました。

八重桜が鮮やかで、桃源郷のよう。
残念ながらゴールデンウィーク前に散ってしまいそうです。
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「遠野馬の里」から

2011年04月21日 | 馬徒然
いつものように、馬たちのトレーニング風景を撮影しようと馬事公苑を訪ねたら、
どこか雰囲気が違う。
震災で中止になっていたホーストライアル、総合馬術の馬場部門が行なわれるのだという。
本部で出場人馬のリストをもらったら、「と」印馬が3頭も!

喜び勇んで撮影しながらウロウロしていたら、思わず見知った人が。
「遠野馬の里」の山口くんだった。
「あららー!」とお互いびっくりして挨拶を交わす。
岩手県馬術連盟からの出場。
よくぞ岩手から来てくれました。

撮影を終えて帰宅すると、遠野乗用馬生産組合総会のお知らせが届いていた。

被災地が一歩一歩復興しているというニュースが伝えられる中、
馬産地遠野もまた、着実に前に向っていることを実感しました。
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桜と子馬

2011年04月19日 | 遠野の馬
遠野のソメイヨシノは、五月連休のころ満開を迎える。

種付けのために「馬の里」にやってくる親子馬。
園内にある小さな桜の木に興味深々で首をつっこむ子馬くん。
彼は、今、どこで活躍しているかな?

この写真は2005年5月の撮影です。

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