GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

モンゴルへ

2009年09月28日 | 馬徒然
馬の国、モンゴルへ行ってきます。
再野生化されたモウコノウマ(タヒ)の生息地にも立ち寄ることになっています。
さて、どんな旅になるやら。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

流鏑馬の馬

2009年09月25日 | 馬徒然
馬事公苑のイベント「愛馬の日」に、毎年必ず披露される流鏑馬。

撮影していた場所で、「今日の馬は流鏑馬初体験の馬なので、危ないから離れてみてください」と、流鏑馬保存会の関係者の方がお客さんに案内している。
場内を流れるアナウンスも、「流鏑馬保存会の方は出張先で馬を調達して芸を披露しており、難しい局面もあります」と紹介している。
なるほど、伝統行事に専門に携わる馬がいないのだ。

流鏑馬に向いている馬とはどういう馬なのか。流鏑馬どころか馬術、いや、乗馬すらおぼつかない私にはわからない世界である。ただ、競馬、馬術、それだけでなく流鏑馬という日本の伝統行事でも相応の馬が求められていることは確かである。

そういえば、由緒ある流鏑馬に関わっておられる方が、遠野の馬は流鏑馬に向いているとおっしゃっていた。今度お目にかかったら、その真意を伺いたいと思う。

それにしても馬事公苑で披露された武田流流鏑馬の型の美しさ!
流鏑馬のエキスパートの馬による流鏑馬を、是非是非見たいと思った。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「愛馬の日」のフラッシュ

2009年09月24日 | 遠野の馬
馬事公苑でイベントがあるときに、「体験乗馬」で活躍する遠野生まれのフラッシュ。
今回も、たくさんの親子連れの笑顔を背に、がんばっていました。

フラッシュが担う仕事は、一見地味なようでいて、一番難しい仕事のように思います。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「愛馬の日」のホワイトワンボーイ

2009年09月23日 | 遠野の馬
毎年恒例の馬事公苑「愛馬の日」、第41回目の今年は「天皇陛下御在位20年慶祝」という記念行事で、天皇皇后両陛下が来場されました。

馬事公苑が培ってきた「ホースショー」(アンダルシアンの演技、トリックホース、ロングレーン、軽乗、フリーダムホース)が披露される中、いまやトリックホースの代表格となった遠野生まれのホワイトワンボーイは、見事に大役を果しました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白馬

2009年09月22日 | 日本の馬
先日に続いて、日本在来馬の話。

南の地域に多い「赤馬」に対して、北海道を故郷とするドサンコの毛色は多様。
中でも河原毛や左目毛などの白っぽい毛色が多い。
ドサンコのイメージは「ずんぐり、むっくり」だが、意外とスマートで見た目にも、美しい馬だと思う。

写真の2頭の白馬は、北海道静内にある北海道大学付属牧場で育てられている純粋なドサンコ。
きちんと血統管理された馬たちです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤馬

2009年09月20日 | 日本の馬
在来馬と呼ばれる馬たちは、全国で8種。
北は北海道から南は沖縄・与那国まで、土地が違えば馬の雰囲気も違う。

八重山諸島や宮古諸島では、ほとんどが鹿毛馬だった。
数が少ないから単一的な毛色になるのかもしれないが、土地の人たちの好みもあるのかもしれないと思う。

八重山の民謡に「赤馬節」というものがある。
琉球の馬役人に献上された赤い駿馬を送り出した飼い主の喜びの気持ちを歌ったもので、今でも祝宴などで披露される代表的な民謡なのだそうだ。
赤馬とは鹿毛馬のことをいう。

在来馬は、風土や土地の人々の生活の中で育てられた。
毛色もまた、風土がつくりあげるものなのかもしれない。

写真は、与那国島の子馬たち。
3つ子みたい。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スペクタクル

2009年09月18日 | 馬徒然
今年、我が家のベランダで育てているのがツマグロヒョウモンという蝶の幼虫。
鉢植えに自生したスミレにいつのまにやら親蝶が卵を産みつけてしまった。

黒い体に赤い筋と斑点。最初に3cmほどの幼虫を2匹みつけた時はぎょっとしたけれど、いまやすっかり観察を楽しんでいる。

虫の変身術はすごい。
2ミリくらいの幼虫が、何度か脱皮を繰り返しながら6センチほどに大きくなるまで2週間ほど。
その後、枯れ枝にしがみつき動かなくなると、いよいよ蛹への準備が始まる。
さかさまにぶらさがり、ほぼ1日経つと、新しい衣装に着替えるかのように蛹になる。
完全に蛹になってから約1週間、いよいよ羽化を迎え蝶になる。
蛹になる瞬間も、羽化する瞬間も、早朝のわずかな時間でおこなわれるので、見ることができればラッキーだ。

幼虫が食べるスミレの葉っぱを集めるのが一苦労だが、蛹になれば私がすることは何もなくなる。無事に羽化して、飛び立ってくれる事を祈るのみ。
最初は2匹、次は7匹、3回目の今回はなんと11匹の幼虫が育った。
その最後の1匹が今朝、完全に蛹となり、肩の荷がおりた。

幼虫から蝶へ・・・。虫の世界も、スペクタクルですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

馬頭琴

2009年09月16日 | 馬徒然
モンゴルの楽器、馬頭琴。
初めてその音色を聞いた。

弦2本で、かくも豊かな音楽!!
チェロとヴァイオリンとヴィオラを合わせたような響き。
メロディのみならず、独特のリズム感。
ファ(F)とシ(H)がないメロディは、モンゴルの何を表現しているのだろう。
馬が疾走し、最後に嘶く、という伝統的な曲も披露された。
こんなに馬に密接に寄り添った音楽は、初めて!!
馬の毛で作られたという2本の弦が、無限の世界を編み出す・・・。

モンゴル大使館のパーティーで披露された音楽会を楽しみました。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思い出の牝馬

2009年09月14日 | 競馬場
サラブレッドを見る時は、種牡馬はさることながら、母馬の牝系が目に付く。
「あ、この馬のお母さん、好きな馬だった」とか「あの馬の孫かあ」などと単純に感激し、情がうつる。

土曜日に阪神競馬場で行なわれた朝日チャレンジカップでは、皐月賞馬のキャプテントゥーレが、翌日のセントウルステークスでは、姉馬のアルティマトゥーレが優勝した。この姉弟の母馬はエアトゥーレ、好きな馬だった。芦毛の美女にはついついレンズを向けてしまう。

この週末、好きだった牝馬の子供たちが走っていた。
どの子も、母さん孝行してくれますように!

写真は、2000年2月19日デイリー杯クイーンカップ出走時のエアトゥーレ。
エアトゥーレ(1977年3月10日生まれ)
父 トニービン
母 スキーパラダイス(父 Lyphard)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

競馬を見つめ続けるカメラマン

2009年09月13日 | 競馬場
中山に競馬が戻ってきて、いよいよ秋競馬がスタート。
開催初日だというのに、午前中は土砂降り、午後になってどんよりとした曇りに変った。

船橋法典から競馬場へ向かう道を歩いていると、後からベテランのカメラマンの方。「お久しぶりです」と挨拶をし、世間話をしながら歩いた。
4月の皐月賞以来の道、庭が広く植木が見事だったお宅が取り壊され、スーパーマーケットになっていた。

「船橋法典はスーパーがなかったですものねえ」と私が言うと、ベテランカメラマン氏、「昔は船橋法典駅もなかったんだよ、武蔵野線って新しい路線なんだ」とおっしゃる。
では競馬場へ行くのにどうしていたのかを聞いたら、「西船橋駅からバスか30分以上の歩き」だったそうな。俗に言う「おけら街道」を重い機材を抱えて、片道30分以上!!
改修前の中山のことなどなど、興味つきない話を聞いた。

毎週毎週、土日は競馬場で過ごす競馬カメラマン。
それを30年以上続けている人もいらっしゃる。
ずっと競馬を見続けてきたその歴史、いやあ、叶いません。

写真は秋華賞トライアルの紫苑ステークスに優勝したダイアナバローズ。
シンボリクリスエスの娘だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする