GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

馬搬の撮影(2)

2012年01月31日 | 遠野の馬
盛治さんのパートナー盛(さかり)は、今13歳。
グレイだった馬体はすっかり白くなった。

盛が盛治さんのもとへやってきた年の6月、
まだやんちゃで若い盛に、地駄引きを教える盛治さんを撮影させてもらったことがある。
決してどなることなく、物静かに盛を導く姿が印象的だった。
馬に決して無理をさせない、そのために時間をかけて馬との信頼関係を築いていく。

仕事へ向う盛の顔は、盛治さんを信頼しきっているためか、
おだやかで嬉しそうでもあった。
仕事をする馬は、いい顔をしていると思った。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

馬搬の撮影

2012年01月30日 | 遠野の馬
今回の遠野訪問では、馬が山から木を切り出す馬搬作業を撮影させてもらった。

遠野では「地駄引き」とよばれている仕事で、
トラクターが入れない場所に入って馬に木を引かせる作業のことである。
遠野には今もこの技術を持つ馬方さんがおり、
伝統的な技を継承しようという動きが活発になっている。

数年前にも別の馬方さんの現場を撮影させてもらったが、
今回は遠野で一番のベテラン、菊池盛治さんにお願いした。
とてもよい撮影ができた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

表彰

2012年01月29日 | 遠野の馬
「と」印馬のオンブレサーティーンが、日本馬術連盟から平成23年度最優秀内国産馬として表彰されました。
東京に来ていた遠野の馬生産者マリコさんと一緒に、佐倉ライディングクラブにお祝いに駆けつけました。

オンブレサーティーンは、休養中。
人が近づくと「遊んでよ!」とばかりに寄ってきます。
表情豊かな彼は、なんと魅力的!
まだまだ成長途上のようです。
彼を育て上げたのは、オーナーの福島勇氏です。
今後も、オンブレサーティーンは福島さんのもとで成長を続けるでしょう。
今回の表彰は、馬を調教する方への表彰でもあります。

おめでとうございます!!




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪浴び

2012年01月28日 | 遠野の馬
小友荷沢峠にお邪魔した。

朝、放牧地へ飛び出していった2歳馬の彼。
お腹に子を宿した母馬たちが悠然と乾草を食べる中、
雪の中を走りまわり、ころげまわり、元気一杯である。
はちきれんばかりの動き!
こんなに豪快で派手な雪浴び、初めて見た。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の放牧地

2012年01月27日 | 遠野の馬
雪が少ないとはいえ、寒さ厳しい冬の遠野。
馬たちはモコモコの冬毛に包まれているが、元気一杯である。
写真は、附馬牛の放牧地。

冬の移動は、毎年地元の皆さんにお世話になる。
今回も連日ご協力いただいた。
本当にありがとうございました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真冬の遠野へ

2012年01月19日 | 遠野の馬
明日は東京でも雪の予報。
やっとカラカラ天気から解放されそうである。

私はその雪の中、また北国へ。
真冬の寒さ厳しい遠野ならではの絶景がある。
雪の中の馬たちは、本当に綺麗である。

明日の今頃は、遠野駅2階のホテルの窓から、
写真のように釜石へ向う最終列車を眺めていることだろう。

またブログはお休みです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お知らせ

2012年01月18日 | 日本の馬
ロレックス提供webサイト「日本列島、知恵プロジェクト」に連載中の「にっぽん、馬紀行」に、「サトウキビ畑のミャーコヌーマ(宮古馬)」が新しくアップされました。

今回は、沖縄県宮古島市が舞台。
絶滅の危機にある宮古島の在来馬・宮古馬を守る土地の人々や、宮古馬の歴史にスポットをあてました。

どうぞ御覧ください。

「にっぽん列島、知恵プロジェクト」
http://www.chie-project.jp



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪のごとく

2012年01月17日 | 日本の馬
ドサンコの撮影が楽しいのは、
いろいろな毛色の子がいることだと思う。

漆黒の青毛、陽のもとで黄金色になる栗毛や尾花栗毛、
アイボリーが美しい月毛、河原毛、
まだら模様になる斑毛も多い。
中には、左目毛(さめげ)といって、瞳の色は薄いブルー、体は真っ白という子もいる。
雪の中では、まるで保護色。

ブラッシングなどの手入れはまったくされていないのに、
あるがままの馬たちは本当にきれいである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

枯れ芝

2012年01月16日 | 競馬場
有馬記念以来、久々に中山競馬場で撮影。

冬でも緑を保つはずの洋芝のターフが、まだら模様の茶色の枯れ芝に。
雨が全く降らない関東地方、芝も緑を保てないのだろうか。

ひと昔前の冬の競馬場は、洋芝を使用しておらず、すべてがセピア色に包まれていた。
それもひとつの風物詩だったように思う。
いつでも緑の芝生があるなんて、この日本では奇妙なことかもしれない。

茶色であろうが、緑であろうが、
競走馬にとって一番いい状態であればいい。
どの馬も無事にゴールしてくれますようにと願う中、
残念ながら、この日も競走を中止した子がいた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドアップ!

2012年01月15日 | 日本の馬
ドサンコの子供たちのアップです。
寄って来てくれることのシアワセ!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする