GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

六角牛山

2012年10月31日 | 遠野の馬
遠野青笹町から見る六角牛山(ろっこうしやま)が夕陽に染まっていた。

早池峰山(はやちねさん)、石神山(いしがみやま)と並ぶ遠野三山のひとつ。
見る場所が違うと山の形も高さも違う。
「いつもより六角牛山が低く見える」と私が言うと、
「ここは標高が高いんだ」と、地元の人。

田んぼには、ポニーたち。
馬の種類は変わっても、遠野の風景は変わらない。
やっぱり馬がそこにいる。

10月13日、1歳馬共励会の後で撮影。
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ポニーの子供たち

2012年10月29日 | 遠野の馬
先日の遠野では、初めて青笹町の馬生産者のお宅にお邪魔させていただいた。
厩から顔を出していたのは、ポニーの子供たち。
それはもう小さくてぬいぐるみのよう。

この後すぐに、3頭そろって茨城のポニー牧場へ旅立った。
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敬う

2012年10月28日 | 競馬場
天皇皇后両陛下の御行啓を賜った今年の天皇賞。
優勝したのは、イタリアの騎手、ミルコ・デムーロ騎乗のエイシンフラッシュだった。
ダービー馬の久々の戴冠!

勝利した馬と騎手は、両陛下の御前で一礼するならわし。
トップゴールをしたエイシンフラッシュとデムーロ騎手がウィニングランをしながらその場所に来ると・・・。

デムーロ騎手は馬から下りて、スタンドで御覧になっている両陛下に向って膝まづき、深々と頭を下げた。

外国人であるデムーロ騎手が示してくれた「敬う」という気持ちに、見ているこちらが、頭が下がる思いがした。

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手入れ

2012年10月26日 | 遠野の馬
遠野のセリ当日、生産者の人たちは馬の手入れに大忙し。
良いオーナーとめぐり合えるよう、思いを込めて。

今年のセリは、厳しいものだった。
「いい馬ばかりなのに」とは、購買者である乗馬クラブ関係者のことば。

いい時もあれば、悪いときもある。
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両手に花

2012年10月25日 | 遠野の馬
遠野荒川高原には、いろいろな馬がいる。

真中のダルメシアンのような馬は、流鏑馬などに活躍するアパルーサのイケイケドンドン。ヘンな名前だが、その名のとおりよく働くエライ馬だ。
仕事がオフのときはゆったりと放牧を楽しんでいる様子。

そんな彼の両隣にいるのは、ハフリンガーの牝馬。
山では、いつもイケイケドンドンのそばに彼女たちがいる。
イケイケドンドン、両手に花ではないか。
彼にとって荒川高原の時間は本当の休日なんだろうなーと思いながら、レンズを向けた。

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晴れの日のトウラク

2012年10月24日 | 遠野の馬
遠野のセリは、前日に1歳馬の共励会が行われる。
立派に成長した姿を披露する日。

彼女がつけているトウラクは、生産者のNさんが共励会の日だけ、てしおにかけて育ててきた愛馬につける特別なトウラクである。
細かい細工に赤い石がほどこされていて、ティアラのよう。

数年前、Nさんが共励会に送り出した牝馬も、このトウラクをつけた。
その牝馬は、Nさんが大切に守り続けていた血統の牝馬だった。
たった1日の晴れの日にそのトウラクをつけた牝馬は、翌日のセリに登場しなかった。
Nさんが母馬として手元に残したからである。

その牝馬の初子が、今回のセリに登場した彼女だ。
小さな時から人と大の仲良しだった。
あなたのおばあちゃんもお母さんも、晴れの舞台にそのトウラクをつけたんだよ。

もう1年遠野で過ごすことになった彼女。
またすぐ会えるね。







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夜のピアッフェ

2012年10月23日 | 馬徒然
参宮橋にある東京乗馬倶楽部で開催された「Horse Festa 2012」。
オリンピック選手によるホースショーとパーティーが繰り広げられました。

4年前に開催されたときより、新宿副都心の明かりが少なくなっているのは、震災の影響でしょうか。

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山の虹

2012年10月22日 | 遠野の馬
秋の空と乙女心、とばかりに、
遠野荒川高原の空はめまぐるしく雲が動いた。
にわか雨があると思えば、まぶしい陽射し、そして大きな虹がかかる。
70頭の馬たちが、大きな虹にすっぽり包まれるかのよう。

あれから一週間。
秋の山は、今頃鮮やかに色づいていることだろう。
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根岸のボーイ

2012年10月21日 | 遠野の馬
横浜根岸馬の博物館に併設されたポニーセンターに、馬事公苑のホワイトワンボーイが登場。
見事な演技を披露しました。

ここには、遠野生れの牝馬ジャスミンも。
体験乗馬でがんばっていました。

ボーイとジャスミン、お互い、同郷だという意識はないと思いますが、
遠野生れの馬たちは、ばっちり活躍しています。
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誇り

2012年10月20日 | 競馬場
東京競馬場のローズガーデンでファンへのお披露目を努めたサクセスブロッケン。
ターフでメインレースの「富士ステークス」のスタートがきられるころ、
彼も仕事を終えようとしていた。

ダートの王者として君臨した彼。
引退して誘導馬への道を歩む今も、競走馬としての誇りを忘れていないことを感じる。
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