GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

シンボリルドルフ

2006年05月31日 | 馬徒然
先日のダービーを観て、過去のたくさんのダービー馬たちのことを思い出した。
パソコンの前にあるカレンダーを6月にしたら、シンボリルドルフだったので、2003年7月に門別のシンボリ牧場で撮影したルドルフの写真をアップすることにする。
ルドルフは、引退してからというもの、特別なときでない限り一般ファンがその姿を見ることはできなかったと聞いている。でもこの年、ルドルフの見学が可能になったというウワサを聞き、シンボリ牧場を訪ねた。門を入ると、事務所の前に小さなパドックがある。そこで佇む鹿毛馬、それがルドルフだった。足を痛めて、そこにいるのだという。初めてまのあたりにする皇帝の姿。静かな物腰、でも全く隙がない。深海のような雰囲気。
皇帝に会うことができたのも、時代の流れなのだろう。競馬界は移り変わりが激しく、毎年スターが生まれる。でも、歴史に名を残すルドルフの気高さは、時がたってもまったく変らない。立ち姿の美しさに、ルドルフの永遠の誇りを感じたのだった。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミクロコスモス

2006年05月30日 | 馬徒然
手首に負担はかけてはならないが、指はできるだけ使うように、という医者の指示なので、ピアノを弾くことにした。
ショパンやリストは無理なので、簡単で弾いたことがない曲をやりたい。で、ふと思いついたのが、バルトークの「ミクロコスモス」。以前、ピアノの先生から、是非勉強するように言われていた153曲からなる全6巻のピアノ曲集。1、2巻は、初級なので、指のリハビリにはぴったり、最初から一つ一つ弾いてみる。これがおもしろくて、すごい。ほんの短い8小節の曲だが、ピアノに必要な基本的知識が凝縮している。もちろん、技術としてものにするには、多くの曲を練習しなければならないが、まさしくピアノのミクロコスモス、「小宇宙」。
6巻目はバリバリの上級で、曲の解釈も大変そうだから、手が完治したら・・・ということで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっと解放感!

2006年05月29日 | 馬徒然
今日、めでたく副木がはずれた。指は積極的に使うよう、医者に言われて「やったー!」と病院で叫んでしまった。が、力をかけることはまだ厳禁。荷物を持つことも、極端に手首を動かすこともだめ。できるようになったことといえば、パソコンを両手で打てるようになったことぐらい。握力もかなり落ちていて、「あくりょく」と打てず「あくりょう」と打ってしまう。出てきた文字は「悪霊」。うううーむ。
せっかちな私の、ガマン大会は、まだ続く。
ベランダ猫チビが、すっかり元気になり食欲旺盛。なぜなのか未だに不思議、でも本当によかった・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感涙のダービー

2006年05月28日 | 馬徒然
今日はダービー、友人のYさん、Tさんと一般席の観戦。
混戦と言われる今年のダービーだが、私は皐月賞馬メイショウサムソンの単勝馬券だけを買った。地味だけれど、どこか大地に根をはったような力強さを感じて、注目。逃げたアドマイヤメインをゴール200Mほど前で差し、そのまま同じ距離を保ちながらゴールを駆け抜けた。大差勝ちする馬もすごいが、サムソンのように絶対抜かせない、という勝ち方は、精神力の強さがあるのではないかな。久々に渋い馬と騎手が栄光をつかみ、ウィニングランをする人馬に思わずウルウルした。
二冠馬誕生、菊花賞見たい!
写真は、スプリングS優勝時のメショウサムソン。そういえば戌年のダービー馬は、スプリングSの勝ち馬というデータがあるそうな。ちなみに前回の戌年のダービー馬は、三冠馬となったナリタブライアン。確かにスプリングSの覇者である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人馬ともに応援してます!

2006年05月27日 | 馬徒然
昨日、知り合いの厩務員T君から電話があった。期待の担当馬が今日のレースに出走する、という。
T君は、私がお世話になっている北海道の牧場で働いていた。その後、JRA競馬学校を経て、現在は美浦G厩舎にいる。昨年春の府中開催で、タテガミをおしゃれに編みこまれた牝馬を見つけたら、そのレースで見事勝利。厩務員がT君だった。表彰式の写真を送ったら、とても喜んでくれて、担当馬が出走する時は連絡をくれるようになった。今日出走した3歳の牡馬は、特別戦で毎回3着以内にくる期待馬。もし今日勝っても写真を撮れないので、単勝馬券を買って応援である。が、惜しくも2着。今度こそは、と言っていたT君、くやしそうだった。でも、きれいな馬である。次回こそ、表彰式の写真を撮るからね!
それぞれのサラブレッドには、本当にたくさんの人が関わっている。ダービー馬であろうが、惜しいレースを続けるT君の馬であろうが、馬の身近にいる人たちの想いは同じである。明日はダービー、最高の喜びを味わうことができる人馬は、さて・・・?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふつふつと・・・。

2006年05月26日 | 馬徒然
遠野の山が開牧して、高原の馬たちの風景がお気に入りのブログに掲載されるようになった。あー、気持ちよさそう!山ツツジやタンポポが、もうそろそろ満開になってきれいだろうな。
昨日は「乗馬ライフ」へ、今日は写真雑誌「エフクラブ」への写真入稿が終了。遠野からは、6月末の馬力大会撮影の依頼を頂いた。ヨドバシカメラのデジカメコーナーで、ゲットする予定のカメラも下見。
右手が使えるようになるまで、もう少し、もう少し・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奇蹟が起きた!

2006年05月25日 | 馬徒然
もう戻ってこないかもしれない、と覚悟を決めたことが何度かあった。そのたびに、そんな人の心配をよそにケロリとした顔で戻ってきたチビ。さすがに今回は、昨晩の激しい雷雨と冷え込み、一週間まともに食べないで体力が落ちているチビが無事でいる確率はほとんどないだろうと思っていた。
ところが!夜7時ごろ、仕事から戻ってベランダのカーテンを開けると・・・、いたのである。チビが手すりの上に。「うっそー!」思わず叫ぶと、チビはすぐに寄って来てスリスリする。おまけに「ニャ!」とごはんをねだり、猫缶をたいらげてしまった。あれほど痛がっていた口の具合もおさまっているようだ。
なんで?一体どこで何をしていたのだろう?誰かが私の代わりに、チビを獣医さんに連れて行ったのかしらー?いや、まさか。自然治癒?わかりません!
とにかくチビは今、洗濯したばかりの毛布にくるまって、ベランダの寝床で寝ているのである。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青い矢車草

2006年05月24日 | 馬徒然
埼玉の友人が、助っ人に来てくれた。
朝、家の庭で摘んできたという矢車草を、お土産にもってきた。ひそやかで、みずみずしい青い花。とても新鮮できれい。花屋さんの店頭にも、紫陽花が並び始めた。午後3時半過ぎから雨になった。
家の中で一晩過ごすはずだったチビは、結局、真夜中に外へ出て行き、まだ戻らない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

助っ人

2006年05月23日 | 馬徒然
チビを洗濯ネットに入れることさえできれば、病院に連れて行ける。そう思って猫をたくさん飼っている友人に相談した。サオの先にネットがついている道具があることを教えてくれた。かぶせると同時に口が閉まる、という。野良猫を捕獲するときに使うらしい。左手だけでは無理だろうと、明日、彼女が埼玉からわざわざ来てくれることになった。チビに恐怖心を与えてしまうのが心苦しいが、時折激しい痛みで苦しむチビを見ているのは、もっと辛い。上手くいきますように。
今、チビは家の中にいる。今晩は、このまま過ごしてもらおうと思う。初めての経験の上、いつもの寝床ではないので、なんとか落ち着いている。明日、病院に行くまで、このまま大人しく、発作も起こしませんように!。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チビ、がんばれ!

2006年05月23日 | 馬徒然
今朝、ベランダの寝床にチビの姿がなかった。この5日間、ほとんど食べていないのに、外へ行く元気がのこっていたのだ。暫くすると戻ってきて、水をたくさん飲むと、寝床へ戻った。ちょっとふらついている。
私は、朝から病院、そのまま仕事、夜も予定があり、帰宅は10時。暗いベランダでチビを見舞うと、変わらず寝床にはりついている。お気に入りの尻尾の付け根をなでてやると「ニャニャ」と喜ぶ。まだ鳴く元気もある。
皆がチビの心配をしてくれるが、突然右手が使えくなって、辛そうなチビを見ながら病院に連れて行くことができないもどかしさに、私だってストレスはたまる一方である。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする