GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

合掌

2013年08月31日 | 競馬場
トウカイテイオーの訃報が伝えられた。
急性心不全だったという。

91年皐月賞、ダービー、92年ジャパンカップ、そして93年有馬記念などを制した。いつもドラマチックなレースを見せてくれた。

写真は95年7月、現役を引退して種牡馬生活をスタートさせていたトウカイテイオー。
私にとって、馬の撮影にのめりこむきっかけになる旅だった。

合掌。

トウカイテイオー
父 シンボリルドルフ
母 トウカイナチュラル
1998年4月20日生まれ
12戦9勝
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子猫たち

2013年08月25日 | 日々折々
マンションの庭で今年生まれた子猫たちが初めて姿を見せてくれた。
(写真 copyright Misao Takakusa)

母猫は去年生まれた若いママ。
彼女の母猫も姉猫も子育て上手だった。
子猫がある程度大きくなるまで決して人前に出さない。
長年観察していて、それが野良猫の子育ての方法なのだと思っている。

とはいっても、まだ小さい子猫たち。
早朝と日が落ちて暗くなってから姿を現す。

母さんのもと、どうか無事に育って。
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オオゴマダラ

2013年08月22日 | 日々折々
モンゴルの野生馬「タヒ」がいる多摩動物園のもうひとつののお楽しみは「昆虫館」。
温室の中でいろいろな蝶が飛び交っている。
そのほとんどが南国に生息する蝶たち。

馬を追いかけて沖縄や鹿児島などいろいろな土地へ行くが、
一度も見たことがないのが、「オオゴマダラ」という蝶(写真 copyrigyt Misao Takakusa).

私が持っている古い図鑑は、まだ沖縄が日本に返還になる前の出版。
それゆえか、巻末に沖縄地方に生息する蝶が掲載されている。
そのひとつがこの「オオゴマダラ」である。

馬の撮影で訪れた与那国、宮古島、沖縄本島でも一度も見たことがない。
珍しい蝶ではないようだが、まだご縁がない。
多摩動物園の昆虫館でその姿を追って楽しむ。



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上野動物園のトカラ馬

2013年08月20日 | 日本の馬
多摩動物園にモウコノウマがいれば、
上野動物園には日本純血種のトカラ馬がいる(写真 2013年4月撮影 copyright Misao Takakusa)。
名前は「こたろう」。
まだ子馬のときに鹿児島から上野動物園にやってきた。

鹿児島と奄美大島の間に点在する島々トカラ列島のひとつ宝島が彼のふるさとである。
(トカラ列島のトカラ馬については、ロレックス提供のサイト「日本列島知恵プロジェクト」で取材記を掲載しています。)

サラブレッドに代表される「馬」は、人が改良に改良を重ねて作り上げた品種である。
それに対して、モウコノウマやトカラ馬は、馬本来のあるがままの姿をとどめているとされる。

サラブレッドとは違う美しさを持つ馬たちである。
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多摩動物公園のモウコノウマ

2013年08月19日 | 馬徒然
多摩動物公園のアジア園には、モンゴルの野生馬タヒことモウコノウマ(蒙古野馬)がいる。(写真 copyright Misao Takakusa)

これまでも同公園ではモウコノウマを飼育してきたが、
昨年新たにモンゴルから国交樹立40周年を記念して3頭のモウコノウマが寄贈された。
それにともなって、「アジアの平原」と称する放牧地が新たに整備され、
モウコノウマの天敵でもあるオオカミの放牧地と隣りあわせで公開されている。

モウコノウマはモンゴルでは精霊を意味するタヒとよばれる。
もっとも古い原始の形をとどめている馬。

警備員の方がモウコノウマの故郷の説明書きを見て
「彼らのふるさとはとても緯度が高いから、かなり寒いのでしょう。こんな暑いところで大丈夫なんでしょうか」と言っておられた。

もともと動物園で暮らしていたモウコノウマはともかく、
モンゴルから来た3頭の馬たちにとっては初めての日本の夏。
おまけに猛暑ときている。

無事に過ごせますように。

コメント (2)
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サギ

2013年08月18日 | 日々折々
猛暑とはいえ、お盆を過ぎてから吹く風がさわやかに感じられるようになった。
空は青く高い。

カメラをもって、新宿御苑へ行ってみる。

風があっても日差しが強く、やはり猛暑。
人はほとんどいない静かな苑内の木に一羽の白サギ。

サルスベリの花の色がまぶしかった。
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静かな時間

2013年08月17日 | 遠野の馬
NHKの「新日本風土記」で遠野が取り上げられた。
世話になっている知人のご一家も登場。

いたって静かな町だった遠野は、震災以降、なにかと話題になっている。
車も増えて、どことなくにぎやかになり、
マスコミにとりあげられることが多くなった。

写真はいつも通る道路沿いにある石碑群。
観光ポイントではないが、
この場所を見ていると、震災を経た遠野の静かな推移を感じて、いつもレンズを向ける。
今年5月の撮影(copyright Misao Takakusa)。
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困惑

2013年08月16日 | 日々折々
このところブログが滞りがちです。
猛暑で撮影にでかけないという怠慢もありますが、
ひとつきほど前に入れ替えたパソコンにとまどっています。

長年愛用したwindowsXPから7へ。
画像処理は驚くほど早くなってありがたいのですが、
XPで作成した数々の書類やデータがスムーズに移行できません。
ソフトのヴァージョンが古いという理由で
作動しなくなったものも・・・。

一番困るのは、メールの送受信。
「メールを送ったけれど送信できなかった」といわれることが多々あります。
どうしたものか・・・。

作業そのものは少しずつ慣れるしかありませんが、
今起きている不具合の解決はいつになることやら・・・。
困惑の毎日です。

写真は、7月の遠野(copiright Misao Takakusa)。

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今年の蝶

2013年08月15日 | 日々折々
酷暑ともいえる日々が続く中、
ベランダのスミレの葉を食べて育った6匹の幼虫たちが無事に羽化を終えた。
ツマグロヒョウモンの雄3匹(写真)、雌3匹。

越冬組以来、この夏初めて成虫になった蝶たちである。

突如の豪雨や酷暑のせいか、今年は蝶がとびかう姿が少ないように思う。
我が家のツマグロヒョウモンたちも、
例年ならこの時期、2期目、3期目の幼虫が育っているころ。
ところが今年、生えそろったスミレの葉に、次の幼虫はまだいない。

暑さを理由に、一眼レフカメラは防湿庫の中で夏休み中、
持ち歩く携帯電話のカメラで、時折シャッターを切る今年の夏である。
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緑の草原にて

2013年08月08日 | 遠野の馬
今年、遠野荒川高原には100頭以上の馬たちが放牧されている。
過去に例がないほどの頭数で、壮観である。

連なる山並みを見渡すことができる広大な草原。
遠野市内にはそんな山の牧場がいくつかあるが、
震災の影響を受け、除染作業のために現在は牛や馬を放牧できない牧区が多い。
けれども、数年後には、再び緑の草原に生まれ変わる。

全国でも類を見ない遠野の山の放牧。
何年も繰り返されてきた伝統的な
草原に遊ぶ馬たちの表情に魅せられながら、今年も撮影した。

写真はいっせいに走り始めた荒川高原の群れ。
(copyright Misao Takakusa)






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