開田村の「木曽馬の里」に一頭の栗毛の木曽馬がいる。
今や鹿毛馬が多い木曽馬の中にあって、珍しい存在である。
「福栄」というのが本名だが、愛称は「みかんちゃん」。
彼女に会うのは、3回目だ。
17歳になるという彼女、繁殖は引退しゆっくり余生を過ごしているのだという。
みかんちゃんと一緒にいる鹿毛の木曽馬は、東日本大震災で被災したのだという。
みんな長生きしてください。
今や鹿毛馬が多い木曽馬の中にあって、珍しい存在である。
「福栄」というのが本名だが、愛称は「みかんちゃん」。
彼女に会うのは、3回目だ。
17歳になるという彼女、繁殖は引退しゆっくり余生を過ごしているのだという。
みかんちゃんと一緒にいる鹿毛の木曽馬は、東日本大震災で被災したのだという。
みんな長生きしてください。
長野県開田村末川地区にある丸山馬頭観音には、一頭の黒馬像が祀られている。
家で飼っている馬が具合が悪いとき、人々は馬頭観音にお参りし、その際にこの馬像の足や腰や首をなでる。その手で飼い馬の病んでいる箇所をなでると、その馬はよくなったそうである。
かつては参拝者でおおいに賑わったという丸山馬頭観音。
当時のような賑いは見られずとも、
現在も開田で一番大切な観音様として人々の信仰を集めている。
家で飼っている馬が具合が悪いとき、人々は馬頭観音にお参りし、その際にこの馬像の足や腰や首をなでる。その手で飼い馬の病んでいる箇所をなでると、その馬はよくなったそうである。
かつては参拝者でおおいに賑わったという丸山馬頭観音。
当時のような賑いは見られずとも、
現在も開田で一番大切な観音様として人々の信仰を集めている。
開田村で古くから深い信仰を集めてきた丸山馬頭観音。
末川地区の小高い山の上におわす。
今回の木曽訪問で、どうしても行かなければならなかった場所である。
数年前に訪れたおり、
私は観音様に手を合わせることもなく、挨拶もせずに撮影を開始した。
するとそれまで晴れ上がっていた空が真っ暗になり、いきなり土砂降りに。
撮影をあきらめて山を降りると、雨が止み、うそのように晴れ上がった。
敬謙な信仰心をもたなかったことで、馬の神様の怒りにふれたのだと反省し、
後日再び訪ねようとしたところ、行き着く前に脱輪。
お詫びに行くこともかなわなかった。
そんな苦い経験から、改めて前回の失礼の許しを乞い、無事の撮影・取材の祈願をした。
おかげさまで、訪問中は本当に天気に恵まれ充実した取材ができたと思う。
土地の神様は訪問者をきちんと見ておられる。
謙虚な心を忘れてはいけないと、馬産地の神様に教えられた。
末川地区の小高い山の上におわす。
今回の木曽訪問で、どうしても行かなければならなかった場所である。
数年前に訪れたおり、
私は観音様に手を合わせることもなく、挨拶もせずに撮影を開始した。
するとそれまで晴れ上がっていた空が真っ暗になり、いきなり土砂降りに。
撮影をあきらめて山を降りると、雨が止み、うそのように晴れ上がった。
敬謙な信仰心をもたなかったことで、馬の神様の怒りにふれたのだと反省し、
後日再び訪ねようとしたところ、行き着く前に脱輪。
お詫びに行くこともかなわなかった。
そんな苦い経験から、改めて前回の失礼の許しを乞い、無事の撮影・取材の祈願をした。
おかげさまで、訪問中は本当に天気に恵まれ充実した取材ができたと思う。
土地の神様は訪問者をきちんと見ておられる。
謙虚な心を忘れてはいけないと、馬産地の神様に教えられた。
長野県開田高原にある「木曽馬の里」には、30頭ほどの馬たちがいる。
まだ馬が農耕に使われ、家族同然の暮らしをしていたころから、
木曽馬の7割は開田村で飼育されていたという。
その歴史をふまえ、木曽馬の集団飼育施設、乗馬センターとして開田高原に建設されたのがここ、「木曽馬の里」である。
陽射しは春めいていても、放牧地には残雪が目立つ。
訪ねた日、東京で桜満開のニュースが流れたが、
開田ではダウンを着ていても寒いくらいだった。
「木曽馬の里木曽馬乗馬センター」
長野県木曽町開田高原末川
TEL 0264-42-3085
まだ馬が農耕に使われ、家族同然の暮らしをしていたころから、
木曽馬の7割は開田村で飼育されていたという。
その歴史をふまえ、木曽馬の集団飼育施設、乗馬センターとして開田高原に建設されたのがここ、「木曽馬の里」である。
陽射しは春めいていても、放牧地には残雪が目立つ。
訪ねた日、東京で桜満開のニュースが流れたが、
開田ではダウンを着ていても寒いくらいだった。
「木曽馬の里木曽馬乗馬センター」
長野県木曽町開田高原末川
TEL 0264-42-3085
木曽馬を訪ねて長野県の開田村へ。
御岳山の麓は、木曽馬の故郷である。
木曽馬の親子像が佇む背後には、雪をいただく御嶽山。
過去、夏に2回ほど訪れた開田村。
雪の御嶽山を見るのははじめてである。
標高1100Mにある開田高原。
東京が桜満開の時期でも、朝晩マイナスになるという
ここで木曽馬たちは生きていた。
御岳山の麓は、木曽馬の故郷である。
木曽馬の親子像が佇む背後には、雪をいただく御嶽山。
過去、夏に2回ほど訪れた開田村。
雪の御嶽山を見るのははじめてである。
標高1100Mにある開田高原。
東京が桜満開の時期でも、朝晩マイナスになるという
ここで木曽馬たちは生きていた。
GI馬スズカフェニックスの初年度産駒マイネルホウオウが
先日のスプリングSで3着に入り、皐月賞への優先出走権をゲットした。
現役時代、遠野で過ごしたことがあるスズカフェニックス。
そのご縁で、彼の子供たちにもエールを送っている。
このレース、マイネルホウオウは11番人気だったが、
絶対上位にくるような気がして、単・複の応援馬券をふところに撮影したら・・・。
ゴール前の直線、柴田大知騎手に導かれてグイグイ伸びてきた。
心の中で叫びながら、レンズの照準をホウオウに合わせる。
フェニックスは不死鳥。
ホウオウは、その和名を意味する鳳凰。
父同様に目指せ、GI。
マイネルホウオウ(牡3)
父 スズカフェニックス
母 テンザンローズ(父 フレンチデピュティ)
美浦 畠山吉宏厩舎
先日のスプリングSで3着に入り、皐月賞への優先出走権をゲットした。
現役時代、遠野で過ごしたことがあるスズカフェニックス。
そのご縁で、彼の子供たちにもエールを送っている。
このレース、マイネルホウオウは11番人気だったが、
絶対上位にくるような気がして、単・複の応援馬券をふところに撮影したら・・・。
ゴール前の直線、柴田大知騎手に導かれてグイグイ伸びてきた。
心の中で叫びながら、レンズの照準をホウオウに合わせる。
フェニックスは不死鳥。
ホウオウは、その和名を意味する鳳凰。
父同様に目指せ、GI。
マイネルホウオウ(牡3)
父 スズカフェニックス
母 テンザンローズ(父 フレンチデピュティ)
美浦 畠山吉宏厩舎
先週末も、シンボリクリスエスの産駒を中心に競馬撮影。
今回勝利したのは、ロンギングダンサー。
母にオークス馬ダンスパートナーをもつ黒鹿毛の牡馬4歳。
産駒たちに、漆黒の馬体を誇った父馬の面影を重ねてレンズを向ける。
ロンギングダンサー(牡4)
父 シンボリクリスエス
母 ダンスパートナー(父 サンデーサイレンス)
美浦 勢司厩舎
今回勝利したのは、ロンギングダンサー。
母にオークス馬ダンスパートナーをもつ黒鹿毛の牡馬4歳。
産駒たちに、漆黒の馬体を誇った父馬の面影を重ねてレンズを向ける。
ロンギングダンサー(牡4)
父 シンボリクリスエス
母 ダンスパートナー(父 サンデーサイレンス)
美浦 勢司厩舎
中山競馬場で誘導馬を勤める遠野馬ハッピースリー。
元気でがんばっている。
ほかの誘導馬は、タテガミが白いけれど、
ハッピーのタテガミは黒いので、遠くから見てもすぐわかる。
末永く、お勤めに励んでほしい。
元気でがんばっている。
ほかの誘導馬は、タテガミが白いけれど、
ハッピーのタテガミは黒いので、遠くから見てもすぐわかる。
末永く、お勤めに励んでほしい。