シティ競馬

大井競馬場を「東京競馬場」だと思っていらっしゃる方が大勢いる。

夕刻、羽田空港へ向かうモノレールから見える競馬場は、きらびやかで華やか。
眼下には厩舎を行きかう競走馬たち。
大井競馬場は一般の人にとってごく身近な都会の競馬場だ。

雨が上がったばかりのダートコース。
空は不思議な色。
ビルにともる明かりがきれいだった。

愛称となっている「TCK」は、「東京シティ競馬」という意味。
しばらくご無沙汰していた大井競馬場での撮影を、たっぷり楽しんだ。

プリンセス

有馬記念を有終の美で飾ったジェンティルドンナは、１７戦９勝、うちGⅠ７勝という競争生活を送り、５歳で引退を迎えた。
レース数は少ないが、ひとつひとつのレースがハイレベルの厳しいものだったことと思う。

同じ牝馬ながら、現時点で１６２戦１３勝という馬がいる。
公営・笠松競馬所属の８歳の小柄なトウホクビジン。
デビューからこれまで、一度も休むことなく地方競馬の重賞戦線をケガをすることもなく走り続けてきた。
走った競馬場は、盛岡、水沢、船橋、大井、川崎、金沢、笠松、名古屋、佐賀、姫路、園田、福山、門別、高知・・・・実に北から南までハードな旅を重ねている。
昨日、大井で開催された東京大賞典でも、紅一点でがんばっていた。

競走馬として地道に、こつこつと、もくもくと走り続けるトウホクビジンこそ、プリンセス！！

トウホクビジン（牝８）
父　スマートボーイ
母　ミリョク（父　Riverman）
笠松　笹野厩舎所属

引退式

有馬記念で有終の美を飾ったジェンティルドンナの引退式。
白馬2頭に誘導されて歩く姿が、シンデレラ姫のよう。

GⅠ７勝、牝馬三冠、ジャパンカップ、ドバイ、そして有馬と、
どこにそんな力があるのだろうと思う。

無事の引退に祝！

メリークリスマス！

共に夢見る

馬事公苑で開催されたブリーディングホースショーの写真です。
競馬学校騎手過程の生徒さんを乗せているのは、遠野生まれの馬。
上位入賞を果たしました。
将来、彼らがダービージョッキーになったとき、ともに練習を重ねた遠野馬のことを思い出してくれたら嬉しいです。

昨年は・・・？

昨年の有馬記念はどんなだっけ？と考える。
思い出せないので、自分のブログを見る。
そうそう、オルフェーヴルの引退式があったんだ。
なんだかずいぶん昔のことのよう。

青いキャンバス

晴れて澄んだ冬の空は、そのままキャンバスになる。
描かれるのは、鍛え抜かれたサラブレッドたち。
先週末、中山で初勝利をあげた２歳馬の美しさ。

まんまる目

中山競馬場で会った２歳の男の子。
この目に惹きつけられました。

彼は、シンボリクリスエスの息子です。
あまりお父さんに似ていませんが。

お知らせ

ロレックスサイト「日本列島、知恵プロジェクト」で連載中の「にっぽん、馬紀行」に、対馬の対州馬と対州馬の祭り「初午祭」を取材した記事と写真がアップされました。

「日本列島、知恵プロジェクト」内「にっぽん、馬紀行」

http://www.chie-project.jp/011/no15.html

これまでの記事もあわせてご覧ください。

芦毛馬

タマモクロスの芦毛娘の話題に続き、遠野で撮影した2頭の若駒の写真です。

彼らは競馬ではなく、馬術競技で活躍が期待される馬たち。
同じ芦毛馬でも、若いときはこんなに毛色が違います。
大人になったら、どんな芦毛馬になるのだろう。

11月初旬、いつもお世話になっている遠野セイユウファームにて。
季節は東京よりひと月早い晩秋の遠野です。