馬が放たれる遠野小友の東種山に、
真っ白なニリンソウの花畑が広がっていた。
北海道で、ドサンコが美しい森をつくりあげているのなら、
遠野の山もまた、馬たちがいることで草地が守られるという。
馬がもっと多かった時代、東種山の草地は今よりずっと広かったそうである。
山菜や野草の宝庫である山と、放牧される馬たち。
その恵みの大きさを改めて思う。
真っ白なニリンソウの花畑が広がっていた。
北海道で、ドサンコが美しい森をつくりあげているのなら、
遠野の山もまた、馬たちがいることで草地が守られるという。
馬がもっと多かった時代、東種山の草地は今よりずっと広かったそうである。
山菜や野草の宝庫である山と、放牧される馬たち。
その恵みの大きさを改めて思う。
遠野の山に放たれたばかりの馬たちは、喜々として駆け回る。
その走りは、生命力に溢れている。
広大な山の牧場に降り立った開放感なのか、
青草の香りが嬉しいのか・・・。
トウラクもつけず、蹄鉄もはかない。
本来の馬たちの姿である。
そんな彼らの姿に、私はこの上もなく魅せられている。
その走りは、生命力に溢れている。
広大な山の牧場に降り立った開放感なのか、
青草の香りが嬉しいのか・・・。
トウラクもつけず、蹄鉄もはかない。
本来の馬たちの姿である。
そんな彼らの姿に、私はこの上もなく魅せられている。
雨に祟られた昨年のダービーとうってかわり、
初夏の陽射しがまぶしいダービーデーとなった。
優勝した馬の名もイタリア語で「輝かしい」「華々しい」という意味があるそうだ。
ダービー初優勝の岩田騎手が、軽々と馬から飛び降りた瞬間は、
宙を舞っているようだった。
初夏の陽射しがまぶしいダービーデーとなった。
優勝した馬の名もイタリア語で「輝かしい」「華々しい」という意味があるそうだ。
ダービー初優勝の岩田騎手が、軽々と馬から飛び降りた瞬間は、
宙を舞っているようだった。
遠野附馬牛で出会ったのは、生まれて3週間ほどの女の子。
まだお母さんにぴったり寄り添っているが、
人には興味津々。
そばに行くと、いつもこんな目線をなげかけてくる。
最後には、さわらせてくれた。
健やかに無事に、成長しますよう。
まだお母さんにぴったり寄り添っているが、
人には興味津々。
そばに行くと、いつもこんな目線をなげかけてくる。
最後には、さわらせてくれた。
健やかに無事に、成長しますよう。
この時期、遠野の馬生産者のお宅では、子馬がいる。
元気な子馬がいることは、生産者の方々にとっては何よりの喜びだ。
緑が日をおうごとに深くなるように、
子馬も成長していく。
小友の荷沢峠にあるマリコさんのところでも、元気な子馬の姿が・・・。
この翌日、親子は山に放牧に出た。
元気な子馬がいることは、生産者の方々にとっては何よりの喜びだ。
緑が日をおうごとに深くなるように、
子馬も成長していく。
小友の荷沢峠にあるマリコさんのところでも、元気な子馬の姿が・・・。
この翌日、親子は山に放牧に出た。
好天に恵まれて、新緑の遠野を思う存分楽しんできた。
5月の遠野は何度か訪れているが、
今年は冬が厳しかったせいか、ひときわ緑がまぶしかった。
小友の東種山の放牧が始まったばかり。
大きな山桜の木が花を咲かせているのを、初めて見た。
放たれたばかりの若駒たちは、青草の香りに包まれて嬉しそう。
「萌える」ということばが、身に染みる。
5月の遠野は何度か訪れているが、
今年は冬が厳しかったせいか、ひときわ緑がまぶしかった。
小友の東種山の放牧が始まったばかり。
大きな山桜の木が花を咲かせているのを、初めて見た。
放たれたばかりの若駒たちは、青草の香りに包まれて嬉しそう。
「萌える」ということばが、身に染みる。
我が家のベランダで無事に越冬した2匹のツマグロヒョウモンが、勢いよく舞っている。
ベランダのてすりには、2羽のスズメ。どうやらカップル成立したようである。
マンションの庭では、生まれたばかりの子猫が姿を見せていた。
母猫は、まだ1歳になったばかりのヤンママ。
初めての子育てだというのに、なんと4匹も!
これから梅雨を迎える。
無事に育ってくれればいいけれど・・・。
それぞれの新しい命が、あふれている。
明日から、遠野の子馬たちを撮影に行く予定である。
ベランダのてすりには、2羽のスズメ。どうやらカップル成立したようである。
マンションの庭では、生まれたばかりの子猫が姿を見せていた。
母猫は、まだ1歳になったばかりのヤンママ。
初めての子育てだというのに、なんと4匹も!
これから梅雨を迎える。
無事に育ってくれればいいけれど・・・。
それぞれの新しい命が、あふれている。
明日から、遠野の子馬たちを撮影に行く予定である。
この数年、北大牧場でドサンコの種牡馬を勤めてきた宝龍は、鹿毛粕毛である。
サラブレッドと違い、ドサンコの毛色には、この呼称が使われる。
6年前、取材で初めて訪れた当時、北大牧場には、月毛色の秀王という馬が種牡馬をしていた。大きな馬だった。
群れは父親譲りの白っぽい毛色の子が多かったことを思い出す。
ドサンコには、ありとあらゆる毛色の馬がいる。
本当に美しい馬たちである。
サラブレッドと違い、ドサンコの毛色には、この呼称が使われる。
6年前、取材で初めて訪れた当時、北大牧場には、月毛色の秀王という馬が種牡馬をしていた。大きな馬だった。
群れは父親譲りの白っぽい毛色の子が多かったことを思い出す。
ドサンコには、ありとあらゆる毛色の馬がいる。
本当に美しい馬たちである。
日曜日の東京競馬場12Rのパドックで、サラブレッドにしては珍しい毛色の馬がいた。
茶と白の毛が入り混じった不思議な色である。
日本在来馬のドサンコ(北海道和種馬)によく見られる毛色で、「粕毛」と呼ばれている。
粕毛の原毛色は、鹿毛、栗毛、青毛で、原毛色と白毛が混在する。
芦毛との違いは、白毛が生じる部分が限定されること、そして年齢に関わらず当歳時から色合いが変らないことである。
けれども、サラブレッドの毛色の呼称に「粕毛」が使われることはない。
サラブレッドの毛色は、鹿毛、栗毛、栃栗毛、黒鹿毛(青鹿毛を含む)、青毛、芦毛、白毛の7つの呼称で表現されている。
(「サラブレッドの研究」野村晋一著 中央競馬ピーアールセンター より)
彼の毛色の表示は、「栗毛」だった。
サラブレッドの遠い祖先に存在していた遺伝子が、ときどき息を吹き返すことがあるのだろうか。
馬の毛色を見るのも、また楽しい。
クールドリオン(牡7)
父 チーフベアハート
母 リリーアンドローズ(父 サンデーサイレンス)
平取 坂東牧場生産
美浦 二ノ宮厩舎
茶と白の毛が入り混じった不思議な色である。
日本在来馬のドサンコ(北海道和種馬)によく見られる毛色で、「粕毛」と呼ばれている。
粕毛の原毛色は、鹿毛、栗毛、青毛で、原毛色と白毛が混在する。
芦毛との違いは、白毛が生じる部分が限定されること、そして年齢に関わらず当歳時から色合いが変らないことである。
けれども、サラブレッドの毛色の呼称に「粕毛」が使われることはない。
サラブレッドの毛色は、鹿毛、栗毛、栃栗毛、黒鹿毛(青鹿毛を含む)、青毛、芦毛、白毛の7つの呼称で表現されている。
(「サラブレッドの研究」野村晋一著 中央競馬ピーアールセンター より)
彼の毛色の表示は、「栗毛」だった。
サラブレッドの遠い祖先に存在していた遺伝子が、ときどき息を吹き返すことがあるのだろうか。
馬の毛色を見るのも、また楽しい。
クールドリオン(牡7)
父 チーフベアハート
母 リリーアンドローズ(父 サンデーサイレンス)
平取 坂東牧場生産
美浦 二ノ宮厩舎