GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

2010年JRA内国産馬ホースショー

2010年10月28日 | 馬徒然
今週末、世田谷のJRA馬事公苑で、内国産馬限定の馬術大会が開催されます。
元競走馬が乗用馬に転身して馬術の世界で活躍する姿や、遠野や釧路で生まれた生粋の日本の乗用馬たちの競演は、今年2回目を迎えます。

遠野からも、生産者の方々が応援にかけつけます。

写真は、昨年優勝した遠野生れのオンブレサーティーン。
騎乗したのは、オーナーである佐倉ライディングクラブの福島勇さんです。

詳細は、馬事公苑のHPで。
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流鏑馬サミット

2010年10月27日 | 日本の馬
26日朝日新聞の夕刊に、埼玉県毛呂山町で流鏑馬サミットが開催されるという記事が掲載されていた。

全国100箇所近くの市町村で、民間による流鏑馬が実施されているそうだが、
保存会などの関係者の共通の悩みは「馬や乗り手が確保できない」ことだという。
よしんば、乗馬クラブから馬を借りたとしても、馬が早く走りすぎて的に当らないとか。
それは当然といえば当然のことだろう。
今乗馬クラブにいる馬たちは、ほとんどが元競走馬だからだ。
そういった現状や問題点を話し合うためのサミットらしい。

流鏑馬は日本では比較的ポピュラーな馬事文化だと思うのに、肝心の馬がいないとは・・。
競走馬だけが馬ではない。
日本の風土に適した馬をもっと大切に育てられないものだろうか。
それは、日本の在来馬の活用の場を広げることにもつながると思うのだが。

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クリーブランドベイ

2010年10月25日 | 馬徒然
信任状奉呈式の写真から、もう一枚。
大使が乗る馬車を引くのは、クリーブランドベイという馬たち。

クリーブランドベイは、かつてイギリス、ヨークシャー地方で行商人の荷物を運んでいた鹿毛馬(ベイ)が、スペインのアンダルシアン種、北アフリカのバルブ種などと交配されてつくりあげられた品種。
サラブレッドの血が混ざらずとも美しい肢体をもち、かつ、重量のある荷を運ぶことができ、何よりも馬車馬として類稀な能力を持った馬だという。

イギリス王室では、エジンバラ公率いるクリーブランドベイによるチームが馬車の国際競技で華々しい活躍をして、その人気は大変なものらしい。

信任状奉呈式で大切な勤めを果たすクリーブランドベイは、日本国内で生まれた生粋の「内国産」だそうである。
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色づく競馬場

2010年10月24日 | 競馬場
東京競馬場の富士ビュースタンド3階フロアから見渡すローズガーデン。
木が色づき始めた。

今、ローズガーデンパドックにいる白い馬は、誘導馬タイキエニグマ。
ちょうど2年前、オグリキャップがたたずんでいた場所でもある。

けやきに囲まれた東京競馬場。
これから毎週行くごとに、秋色が深まっていく。
光がきれいで、東京競馬場での撮影が一番楽しい時期。
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皇居の馬

2010年10月22日 | 馬徒然
デジタルカメラで撮影した写真が、膨大になってきた。
フィルムをルーペで見るのと違い、じっくり見直すこともなくたまっていくデータ。
掘り出し物を探す気分で、バックアップデータをひっぱりだした。

その中の一つが、2008年1月8日に皇居で行なわれた信任状奉呈式を撮影したもの。
新任の各国大使が天皇ご夫妻に謁見するため皇居へ赴くのだが、その馬車行列が一般公開される。

写真は、儀式終了後に皇居に戻る2頭の白馬。
騎乗するのは、皇宮警察の方々なのだろう。
東京にも、こんな馬風景があるんだなあと感激したことを思い出す。
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奄美大島を思う

2010年10月21日 | 日本の馬
奄美大島が記録的大雨との報道。
電話もつながらず、水害が相次いでいるという。

昨年11月、トカラ列島へ向う途中で奄美大島に滞在した。
そのとき、島でトカラ馬を飼育しているNさんにお世話になった。
Nさんは、奄美大島の伝統的な民芸品の作成をするかたわら、奄美大島の発展のことを真剣に考えておられた。
大島紬の現状や島の観光、そして今後のこと・・・。
鹿児島大学から一頭のトカラ馬の牝馬を譲り受けて大切に育てているのも、島の将来を考えてのことだと、話してくれた。
Nさんは、そして愛馬のトカラ馬ピッコロ(写真)は大事無いだろうか。

トカラ列島宝島の宿泊先で一緒になったのは、奄美大島から仕事に来ている人たちだった。偶然にも帰途の船で一緒になり、いろいろな話をした。
田中一村画伯のことも教えてくれた。
名前も聞かずに別れたけれど、皆さん、無事だろうか。

11月の奄美大島の空は、こんなに眩しい。
早くこの空が戻りますよう。
皆さんが無事でありますよう。
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羽化のとき

2010年10月20日 | 日々折々
ベランダのプランター台にぶらさがった数十匹のツマグロヒョウモンの蛹が、
毎日3匹から5匹ずつ、羽化の時を迎えている。

蝶になるため、彼らはなんども姿を変える。
幼虫時代に2度以上の脱皮、幼虫から蛹へ、そして蛹から蝶へ・・・。
彼らにとって変身は命がけ。
その瞬間、カメラを構える私も緊張する。

写真は先日、無事に羽化したオスの蝶。
縮んでいた羽がきれいに伸びるまで、何度もくるくると触角を動かす。
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新しい仲間

2010年10月18日 | 競馬場
土曜日の競馬場、久々にローズガーデンや乗馬センター、博物館へ足を運んだ。
競馬撮影だけではなく、いろいろな空間を楽しめるのが東京競馬場の魅力。

写真は、ローズガーデンのパドックでのんびりしていたタイキエニグマ。
ついこの間まで、ダートレースで走っていたはず・・・と思っていたら、
3月のマーチSを最後に引退して、誘導馬となるべく東京競馬場にやってきたそうだ。

ファンファーレが聞こえると、ときどき耳をたてて振り向く。
まだ競走馬時代のなごりがあるのかな。

誘導馬も、世代交代。

タイキエニグマ(2001年4月20日生まれ)
父 Rubiano
母 Certain Secret(父 Known Fact)
32戦7勝
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レースの後に

2010年10月17日 | 競馬場
秋華賞で牝馬3冠を成し遂げたアパパネ。
この世代の牝馬のレースを、2歳時のジュベナイルフィリーズからクラシック3冠をすべて制するという快挙だった。
騎乗の蛯名騎手が、アパパネのことを「可愛くて可愛くて」と連発していた。
それは、常に馬のそばにいて世話をする厩務員さんとて、同じことだろう。

写真はオークスで同着優勝をしたあとに、厩舎でアパパネのケアをする厩務員さん。
黙々と、馬と向き合う時間が流れていた。

アパパネ(牝3)
父 キングカメハメハ
母 ソルティビッド(父 Salt Lake)
美浦 国枝栄厩舎
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淀へ続く空

2010年10月17日 | 競馬場
今日は、京都競馬場で3歳牝馬によるGI秋華賞が行なわれる。
毎年遠征したいと思いつつ、ままならない。

写真は、土曜日メインレースのころの東京競馬場の空。
秋雲の先に富士山があり、そして空は淀へと続く。

さて、秋の女王の冠の行方は・・・?
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