遠野の馬生産者Yさんから聞いた話。
仙台にある乗馬クラブは、津波の被害甚大で、馬の大半が流されてしまった。
その中に、Yさんの家でまれ育った馬もいたそうだ。
かろうじて命拾いした乗馬クラブの人が、どうしてもまた遠野の馬を手に入れたいと、Yさんに連絡をしてきたのだという。
今年のセリは、復興支援の人たちで満室状態が続く遠野市内の宿泊施設の問題などがあり、開催にあたっては課題が多い。
けれど、是非盛り上げなければならないと、Yさんは思いを新たにしていた。
附馬牛にある「火渡の石碑群」(遠野遺産第17号)には、馬頭観音もある。
震災で倒壊した石碑はまだそのままになっていたが、
まわりには、季節の花が植えられていた。
ここは、ご近所の方たちが、手入れを欠かさない場所である。
なにもかもが、3月11日以前とは違ってしまったけれども、
一日も早い復興は誰もが願う。
いつものことを、できるだけいつものように行う、
それもまた、復興へのステップなのだと思う。
今年のセリは、10月末の予定である。
仙台にある乗馬クラブは、津波の被害甚大で、馬の大半が流されてしまった。
その中に、Yさんの家でまれ育った馬もいたそうだ。
かろうじて命拾いした乗馬クラブの人が、どうしてもまた遠野の馬を手に入れたいと、Yさんに連絡をしてきたのだという。
今年のセリは、復興支援の人たちで満室状態が続く遠野市内の宿泊施設の問題などがあり、開催にあたっては課題が多い。
けれど、是非盛り上げなければならないと、Yさんは思いを新たにしていた。
附馬牛にある「火渡の石碑群」(遠野遺産第17号)には、馬頭観音もある。
震災で倒壊した石碑はまだそのままになっていたが、
まわりには、季節の花が植えられていた。
ここは、ご近所の方たちが、手入れを欠かさない場所である。
なにもかもが、3月11日以前とは違ってしまったけれども、
一日も早い復興は誰もが願う。
いつものことを、できるだけいつものように行う、
それもまた、復興へのステップなのだと思う。
今年のセリは、10月末の予定である。