五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムスペシャル 感想②

2013年10月26日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2013年12月号 のつづきです。

 ①は、『笑って!外村さん』 『風紀のフーコ』です。 (『恋愛ラボ』感想はこちら

 

 

●スーパーメイドちるみさん (師走冬子 先生)

 1つ前でも書きましたが、なんと次回で最終回! 大樹くんの前から姿を消したちるみさん。

 ちづる部長につかまり、悲しみに沈みますが、その一方で他のメイドたちが救出に動き出す

 展開は燃えましたね! ちるみさんが「壊して」ばかりではなかったことが、よくわかります。

 

●先生のすみか (伊藤ハチ 先生) 

 まほろば荘のクリスマス。 先生方のプレゼントが、それぞれの専門に関係したもので笑!

 そんな中、香具山先生はヤマト君と「電柱が近所に何本あるのか数えに」出かけています?

 面白い状況ではありますが、香具山先生は彼をデートに誘おうと真剣で、可愛らしかった。

 

●ゲキカラ文化交流 (沼江蛙 先生)

 みゆきさんのクラスが、文化祭で何をやるかについて紛糾しています。 メイドか、執事か?

 まあ、両方まぜちゃえってことになるわけですが、吉田くんはノリノリで、林くんはめそめそに

 女装しているのは面白かった。 あと、みゆきさんのメイド姿は、ある意味、可愛かったね!

 

●じごくプリンセスえんまちゃん (ひらふみ 先生) 

 尾行中にサーシャちゃんが拾ったのは、男にとっての宝物・・・ エロ本という名のね(´▽`;)

 なんだか大人の世界を垣間見そうでしたけど、まりお君が止めていたのは、大人の良識か。

 セバスがガン見してたのは笑(*゜´∀`゜) まりお君の所長さんへの想いは、サーシャが繋ぐ?

 

●ミッドナイトレストラン7to7 (胡桃ちの 先生)

 まさかワビさんから、プロポーズの言葉が出るとは(;´∀`) 本人は否定しておりますが・・・

 【おかみの金言】 「場所とか主導権なんてことにこだわってると」、うまくいかないのは納得。

 そんな言葉を聞いて、結婚ヘ一直線だった2人に笑! そして、天四郎くんもヤキモチを?

 

●踊る!アントワネットさま (にしうら染 先生) 

 シャルロットさんの兄上が、弁護士になったということで、お祝いに駆けつけるマリーさん。

 プレゼントを買いに街へ出かけるものの、不景気な様子をみて心を痛めたりしてますが・・・

 兄上の語る「全ての人間の尊厳が守られる世の中」の話は、マリーさんの心に何を刻むか。

 

●ピンポン☆ブー (藤島じゅん 先生)

 今回、校則でクイズ関連の部活動を禁じられていると知った景二くん、魂が抜けてます(^^;

 しかし、図書室にクイズ本があるのはおかしいと気づき、確かめようと向かいますが・・・?

 太平先生のあやしい行動が面白かったりしましたけど、何を隠しているのか気になります!

 

●どろんきゅー (吉村佳 先生)

 今回、校内音楽祭! 佐倉さんのクラスは全員合唱ですが、やはり幽霊さんたちが(^∇^;

 佐倉さんを応援しようとしたり、怖いというより面白いんですけども、佐倉さんは怯えてます。

 そんなギャップが可笑しいのもいつも通り。 佐倉さんがピアノを「自力」で弾いたのが良い。

 

●信長のおよめちゃん (大場玲耶 先生) 

 今回、沢彦宗恩が登場しましたが、まさかの女体化! グラマラスなお姉さんだーΣ(゜Д゜;)

 天下布武を進言したとも言われたり、信長にとって重要なブレーン的存在ですよねえ・・・ぇ。

 本作品では、信長に影響を与えた=うつけの原因という面白いキャラクターで、イイですね。

 

●アテナの初恋 (縞はるひ 先生) 

 ヘラ様が不機嫌なのは、離婚式の司会をするため・・・ 結婚の神様ですからねえ、ヘラ様。

 ヘリオスの浮気が原因でペルセが別れるとのことですが、何とか止めようとするアテナ達。

 式の最中に考え直させようと奮闘する様子が楽しかった! けれど、浮気はイカンですな。

 

●メェ~探偵フワロ (ナントカ 先生)

 犯行予告が来た!? ということで、驚き喜ぶフワロさん(;´∀`) 有名彫刻家の作品・・・

 なのですが、酔った時に悪ノリでつくったもので、かなり可笑しなフォルムに笑った゜(*゜´∀`゜)゜

 それを狙う怪盗も、同業のラウールさんの変装も、ラストオチまで、色々と面白すぎでした!

 

 


◆ まんがタイムスペシャル 感想①

2013年10月24日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2013年12月号

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 今月の『恋愛ラボ』感想はこちら

 表紙は、ハロウィン・コスプレな小悪魔リコ!

 ちょっと似合いすぎなんですけど(^^;

 

 

 今月の「壊すべきもので賞」は、『スーパーメイドちるみさん』

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 な、なんと、次回で最終回を迎えてしまう本作品、ラストスパートがかかっております。

 その中で、ちづる部長がちるみさんにかけた言葉は、重要なもののように感じられました。

 ドジで物を壊してばかりのメイド・ちるみさん。 そんな彼女も、「壊したいものは壊せない」。

 この場合、彼女を閉じ込めているオリをさしていますが、それもまた象徴的。

 ちるみさんが壊すべき「オリ」は、自分のカラであり、自身を取り巻く何か・・・なのでしょうね。

 そうしたことをふまえつつ、物語がどのような結末を迎えるのか、寂しくも楽しみです。

 

 

 

【11月7日、コミックス4巻発売!】

●笑って!外村さん (水森みなも 先生)

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 外村さんの弱みをつかんだと、あやしく微笑むひなさん。

 表向きは、か弱く純心な少女を演出しながらも、じつは腹黒い彼女のねらいは・・・?

 う~ん、やっかいな相手に目をつけられてますねえ、外村さん。

 

 他の従業員やお客さんが、外村さんを恐れている様子が、

 いつも通り面白いのですけども、ひなさんだけひるまない所がスパイスになってますね。

 パンツ丸出しの話を店の中で、フェイント気味に持ち出したり、

 かわいいもの好きを知られたくない外村さんに揺さぶりをかけたりと、

 ひなさん、かなり意地悪い。

 

 このあたり、外村さんのパンツ丸出しを見て、

 むしろ友達になれそうと考えた春野さんとの違いを、思い浮かべてしまいますね~。

 ひなさんは、外村さんの「弱み」をにぎったつもりになって、利用しようとしてばかりいます。

 けれども外村さんの方は、ひなさんについて“誤解”していて、

 友達になりたいと思ってしまっている点が、面白いことになりそうな予感。

 

 今は少し、ひなさんペースで話が進んでいて、

 外村さんの境遇にやきもきしてしまいますが、これがどのように変わってゆくのか・・・

 11月7日発売のコミックス4巻ともども、今後も楽しみです!

 

 

 

【今月のピックアップ!】

●風紀のフーコ (永みはじ 先生)

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 今日も今日とて、風紀を正すフーコさん。

 今回は、書道部の野山くんが困っていることについて、相談を受けてます。

 「変な女につきまとわれてる」と言いますが、その変な女というのが、深見さん。

 さて、彼女の目的は・・・?

 

 なんてお話でしたけど、クール女子な深見さんが良いキャラしてました。

 いきなり野山くんの前に現れて、彼の書いたものをかっさらい、

 自分の書いた「何か」を置いてゆく彼女・・・ 「何か」って、何だかわからないのが可笑しい。

 無言でにらんで来たり、かなり怖い雰囲気。

 

 そんな状況に困っている野山くんでしたが、フーコさん(と校長)のおかげで、

 深見さんが何をしていたのかが分かり、そこから2人がコミュニケーションをとれるように

 なっていたことは、微笑ましいことでありました。

 

 フーコさん自身は、自分が「役立たず」だったなんて悩んでますけども、

 野山くんの悩みは解消したし、深見さんのためにもなったし、

 何より深見さんの雰囲気を変えた=風紀をただしたという目的を達成しているのが、

 なかなか面白いじゃありませんか。 黒髪の深見さんも可愛らしいぞd(゜∀゜d)

 

 などなど、何だかんだで生徒のために頑張っているフーコさん。

 恋愛禁止はうまくいっていませんが、それでも生徒に幸せを運べているのは

 素敵なことだと感じつつ・・・ 今後も楽しみです!

 

 

②へつづきます。

 


◆ 今月の『恋愛ラボ』

2013年10月23日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

まんがタイムスペシャル 2013年12月号より

 

 

 

 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 

 

 

 

 

●恋愛ラボ (宮原るり 先生)

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 トビラのリコ・・・ リコ?

 いきなり違うマンガが始まった! と思ってしまうほど、可笑しい姿に(;´∀`)

 前回、ナギが「調理部の子」とメールしているのがショックだったようで、この有様に。

 思った以上に繊細ですなー、リコさん。

 

 マキ曰く「発掘したての化石」=リコの焼いたクッキー・・・ って、ヒドイなオイ。

 リコは、己の“女子力”のなさに悩んでいますけど、

 真相を知る読者からすれば、笑い話なんですよねえ。

 それでも、リコにとっては一大事なわけですが・・・

 このリコのクッキーが、文化祭でのナギとの関わりに、重要な役割を果たしそうです。

 マキのスパルタ教育が待っているのは、お気の毒(^∇^;

 

 

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 そして、エノによそよそしい生徒会の面々。

 このへんは、まんがタイム今月号の『恋愛ラボ・特別編』を読んでいれば、

 はは~んと察することができるわけです。

 

 エノの誕生日が近いので、サプライズを準備する他の4名。

 けれど、ちょっとわざとらしかったためか、エノにバレているような気配。

 それでも、彼女の不意をついた見事なサプライズでしたよね。

 ただ、特別編では読者にとっても不意打ちだった内容があって、

 それについての補完が、今回の話でなされていたのは面白かった!

 

 

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 南中サイド。

 文化祭の企画について悩むヤン。

 そこへマキが、もってこいの資料を持参したものだから、非常に助かっています。

 このあたり、いつもと違って謙虚なヤンが、ちょっと可愛いかも。

 

 しかし、マキには狙いがあって、

 交換条件にサプライズの手伝いを持ちかけているのは、なかなか愉快(´▽`;)

 「協力は当然」と言いながら、「ギブ&テイク」なのが可笑しいわけです。

 まあ、人に頼みごとをする際には、相応の対価を用意することもありますし、

 礼儀でもありますから、おかしなことではないのですけどね。

 

 ここで注目すべきは、ヤンがマキを評して「人のことでいつも必死だな」と考えている点。

 リコとの過去を描いた特別編でみせたヤンの考え方をふまえると、

 このあたり、マキへの印象がどのように映っているのか、気になってしまいますねえ。

 まあマイナス評価ではないようですが・・・

 

 

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 そして、サプライズの仕上げ。

 なるほど、ヤンを通じて“王子様”にお願いしたわけですね~。

 ハル会長、相変わらずイイ人すぎて可笑しなことに(^^;

 

 でも彼のおかげで、リコも喜ぶことができたのは、よかったじゃないですか。

 喜び方が下品でしたけどね!

 最後にヤン自身も巻き込まれつつ、ちょっとした失敗をして

 笑いを提供していたのも、ご愛嬌でありました。

 

 などなど、エノの誕生日サプライズ準備をめぐる今回のお話。

 何と言うか、青春してるな~という雰囲気が、くすぐったくも面白かったですね。

 それにしても、文化祭でのリコの「かわいい化計画」や、クッキーをめぐる騒動が、

 どのように動いてゆくのか気にしつつ・・・ 今後も楽しみです!

 

 

◆ まんがタイムスペシャル 感想①

 


◆ まんがライフ 感想②

2013年10月19日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2013年12月号 のつづきです。

 ①は、『お姉ちゃんが来た』 『ポラリスをめぐる』

     『ラーメン大好き小泉さん』 『うり×うり×うり』です。

 

 今月号に、『やねうらの彼女』コミックス発売告知マンガが載ってますけど、

 3ページも使うのって珍しいんじゃないですかね。(広告入れれば4ページ)

 次号、『眠らないイブ』や、『MEDIGIRL』がゲスト登場とのことで、楽しみです!

 

 まんがライフWIN 『姫のためなら死ねる』は、紫式部の受難と思いきや、

 清少納言も受難で面白すぎる! 陰陽師さんも、いいキャラクターしてはりますわ~。

 

 

●動物のおしゃべり (神仙寺瑛 先生)

 換毛期、ミカちゃんたちは大変そうですけど、そんな中、タローくんが隠していたのは・・・?

 マリリンに似ている可愛いニューフェイス。 タローくんが“親心”を発揮するのもわかります。

 ビニール袋の音におびえてしまうのが哀しいのですが、ミカちゃん家ならば大丈夫ですね。

 

●おじょじょじょ (クール教信者 先生) 

 放送委員に選ばれてしまったハルさんと徒然くん、お昼の放送をしますが、失敗ばかり(^^;

 そこでハルさん、ネットラジオで練習することに。 炎上狙いで発案した、じいがヒドすぎる!

 アテが外れていたのは意外でしたけど、おかげでハルさんの評判上々、なでなでがイイね。

 

●ナノレンジャー (渡辺伊織 先生)

 姫野牙王くんと不動輝蘭里くん、名前負けを乗り越える特訓開始で、姫野くんが面白い!

 名前負けしないように「牙」が必要とか、斜め上すぎるアイデアに、不動くん、あきれてます。

 つまり、姫野=ボケ、不動=ツッコミが基本構造。 イイ話風味がボケで落ちるラストに笑!

 

●紡木さん家の場合 (碓井尻尾 先生) 

 母上からの宅配便が届き、菊池さんにもおすそわけ・・・と思ったら、部屋にいたのは別人?

 フェロモンばりばりの“DMF”なアヤさん、菊池さんのルームメイトですが、脱ぎキャラ(´▽`;)

 菊池さんのツッコミ苦労が増してたのは笑いましたけど、にぎやか面白い人、今後楽しみ。

 

●ポイズンガール (瀬野反人 先生)

 1つ前でも書いたように、文化祭の出し物を決めるクラス。 そこで薬丸さんが大活躍!?

 自主性のないクラスに、彼女の毒舌がさく裂することで、話し合いが活性化してて面白い!

 とくに、「一見美少女」沢田さんがスゴイ! あの麻曽谷くんがボロボロになるほどとは(^^;

 

●かてきょん (あづま笙子 先生) 

 らいらさん、お家のお手伝いで、「ヒトデ」のコスプレ! ・・・いや違う、紅葉でしたか(;´∀`)

 変な格好だけど、本人が楽しんでいるのは良い感じ。 カムイ先生も驚く、【真っ赤な彼女】。

 らいらさん家に行くカムイ先生ですが、お父さんの反応が、まるで「婿」に対するもので笑!

 

●わくわくワーキング (おーはしるい 先生)

 前回、みおさんにケガをさせられた中野氏の話でしたが、今回は高沢くん視点で面白い!

 みおさんが中野くんをサポートするのに、もやっとしてしまう彼ですが、なぜかわからない。

 色々考えたりして、そんな高沢くんの心の動きが見れたのは、かなり興味深かったですね。

 

●ウリとツメ (佐野妙 先生) 

 ウリさんが風邪っぴき・・・と思ったら、あっという間に治ってしまい、ツメさんにうつってます。

 ウリさんの看病じゃあ、落ち着けないのが気の毒ですが、ウリさんはウリさんで彼女の助け

 を得られずに不運つづきで大変そう(;´`) そうした様子が面白く、ツメさんの可愛さも良い!

 

●キャバはじめました (忍田鳩子 先生)

 警察からまわってきた似顔絵は、無銭飲食の常習者。 モンローも、警戒体制に入ります?

 ひとみさんが見かけたということですが、彼女の描く似顔絵が、あまりにシュールで面白い。

 自信満々だったので、もしかすると似ているかも・・・と思ったら、まったく似てなくて大笑い!

 

●となりのエロチカちゃん (後藤羽矢子 先生) 

 恩納くんをねらう勝呂リカさん、彼がハマっているゲームをエサにして接近しますが・・・?

 「軍隊これくしょん」には笑! たしかに食いつきはするものの、なんだかそっけない態度。

 しかも何であんなこと聞いたのか、全くわからないんですけど(;´∀`) あれじゃ最低男だ。

 

●ちゅーちゅーブレインわーるどS (海月れおな 先生)

 今回は、部活に打ち込む3人ですが、中でも穂乃さんの個性が際立っていますねえ(´▽`;)

 なかなかレベルが高そうですが、Aチームの人に誘われて、しごかれそうになってしまい・・・

 なんて話でしたけど、穂乃さんの力は想像以上で爽快でした(;´∀`) やっぱり3人組だね。

 

 


◆ まんがライフ 感想①

2013年10月18日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2013年12月号

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 表紙は、どんぐり拾いをしているミカちゃん!

 赤さを帯びた背景が、秋を感じさせますねえ。

 他に、アニメ化決定の『お姉ちゃんが来た』や、コミックス大増刷発売中の『おじょじょじょ』

 『わくわくワーキング』、ゲスト作品からのキャラクターが載っています。

 

 

 今月の「お気持ちお察しいたしますで賞」は、『ポイズンガール』より、委員長!

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 文化祭が近づく中、やたらと不機嫌な委員長。

 その理由は、クラスの人間たちの受け身っぷり。

 「出し物なんて何でもいい」と言いながら、意見を出せばダメ出しする身勝手さ。

 そんなものに嫌気がさす気持ち、わかりますわ~。

 委員長が薬丸さんの毒舌に、賛同してしまうのも共感できます(ぇ

 

 

 

【アニメ化決定!】

●お姉ちゃんが来た (安西理晃 先生)

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 祝・アニメ化!

 父親が再婚したことで、姉ができた朋也くん。

 けれど、その姉・一香さんは少し変わった人で、彼の日々は騒がしいものに・・・

 そんな日常を描いた4コマ作品です。

 

 今回は、ハロウィンという事で、ドラキュラ・コスプレで朋也くんを驚かす一香さん。

 朋也くんも狼男(ずいぶん可愛らしいですけど)にされてしまって、

 慣れないハロウィン・ムードに戸惑っていますけど、

 一香さんの「トリック・オア・トリート」に対処できているのは、頼もしい(^^;

 

 しかし、朋也くんからお菓子をもらってしまったため、

 イタズラできなくなった一香さんの、嬉しいのか残念なのかよくわからない

 シーソーな表情が可愛くて面白かった! お菓子も嬉しいんでしょうけど(;´∀`)

 それに対して、「もっと喜んでもらえると思ったのに」なんて考えている朋也くん、

 そーゆー風に期待していたというのは、彼の変化を感じさせますね~。

 

 後半は、美鶴くんや藤咲さんもやって来て、にぎやかさ増量。

 一香さんと藤咲さんのバトルも相変わらずですが、

 「究極の選択」を朋也くんに迫っていたのは、彼が気の毒すぎでした(^∇^;

 などなど、騒がしくも、何だかんだで楽しいハロウィン話。

 アニメ化決定(1月から放映開始)がまことに嬉しい本作品、今後も楽しみです!

 

 

 

【ゲスト作品】

●ポラリスをめぐる (浦稀えんや 先生)

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 パン屋に通う少年と、彼を追う少女と、パン屋の美女と・・・

 新名織人くんが通うベーカリー北極星。

 そこにいる佐伯環さんを目当てにしているようですが、自身の心には無自覚。

 さらに新名くんを追いかけてやって来るのが、橘こころさん・・・ そんな3人のお話です。

 

 浦稀先生の新作ですね。

 新名くんと佐伯さんとの出会いが、衝撃だったのは笑いましたが、

 橘さん⇒新名くん⇒佐伯さんとつながる心の矢印が、本作の中心であり、

 そのあたりの心情を感じられる所が面白味になっています。

 

 新名くんは、美味しいパンを目当てにしていると思っているようでしたけど、

 じつは佐伯さんが目当てなわけで、それを自覚した時、物語がどう動くかは気になるかも。

 橘さんの新名くんへの想いと、佐伯さんへの対抗意識も楽しくなりそうな要素。

 つづきは読めるかな~?

 

 

 

●ラーメン大好き小泉さん (鳴見なる 先生)

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 ラーメン大好き少女が、ラーメン食べたり語ったり・・・

 小泉さんはラーメン大好き。

 そんな彼女を眺めるクラスメイトの大沢悠さんと、

 ラーメン食べたり、うんちく語ったりする様子が楽しい作品です。

 

 まず、カラーで描かれる小泉さんの食べっぷりが素晴らしい!

 ラーメンそのものの描写はもちろん、食べる小泉さんの食欲に

 読者が感応させられるような力強い魅力がありますね~。

 食べ終わった後の「満悦」の表情が、たまりませんな(;´∀`)

 

 けれど、ラーメンを食べる以外のことには、クールな小泉さん。

 大沢さんに対して、かなり手厳しいですけども、何だかんだでラーメンの話となると

 饒舌に語りだしているのが面白い。 その内容も、ラーメンうんちくで楽しめます。

 出汁とタレの関係など、ラーメンの基本ですが興味深かったです。

 

 そして、勢いある小泉さんの食べっぷりがイイ!

 これは読み応えのある作品。

 鳴見先生は、以前もラーメン漫画で登場してましたね。

 12月発売の「まんがライフSTORIA」へつづくとのことで、注目です!

 

 

 

【最終回!】

●うり×うり×うり (赤穂老師 先生)

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 コミックスが11月16日発売! ・・・ですが、最終回!?

 最後は、祖母・母・娘のうりみっつな3人が、いっしょに授業を受けてます。

 ちどりさんは見学ですが、つばささんは本格的にクラスに溶け込んでいる模様?

 本人は、いつもと違って乗り気ではないみたいですが・・・

 

 「学生気分で遊びたいだけで、学生に戻りたいわけじゃない」

 と主張するつばさんの気持ち、わからなくもないなあ。

 ゆえに、逃げ出そうとしたり、再入学を取り消そうとしたりするつばささん。

 そんなドタバタが、オールメンバーとのやりとりで、楽しい最終回となりました。

 最後は、さすがちどりさんという展開に(´▽`;)

 

 そんなこんなで、うりみっつの3人による入れ替わり学園物語も、丸く収まってのシメ。

 本作で、もっとも存在感を発揮していたのは、つばささんですかね。

 ゆえにメインだったのも、うなずけるところかな。

 中心にいるはずのすずめさんが、いちばん影が薄かったような気もしますが(^^;

 なんて考えつつ、楽しませていただきました! 赤穂老師先生の次回作にも期待です!

 

 

 

【第2回 新人4コマ杯】

・有明さんに相談しよう (三輪すもり 先生)

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 相談され体質なOLさんのお話。

 以前、ゲスト登場してましたね

 普通のOL・有明さやかさんは、なぜか人からよく相談を受けてしまってばかり。

 相談には乗るものの、どこかドライに応じている様子や、相談内容そのものが、

 可笑しかったりする4コマ作品です。

 一見、何の変哲もない作品かと思いきや、妙な味わいがあって楽しめます。

 新人4コマ杯、注目作品の1つですね~。

 

 

②へつづきます。