五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムスペシャル 感想②

2015年02月25日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2015年4月号 のつづきです。

 ①は、『どろんきゅー』 『ゲキカラ文化交流』 『ヒロインになれません』です。

 (『恋愛ラボ』感想はこちら
 
 

ローカル女子の遠吠え (瀬戸口みづき 先生)

 山梨出身のお客様とは、富士山の話はNG!?

 静岡県と山梨県、その間にそびえる富士山は、両県にとって争いの種だった?
 りん子さんには当然の知識としても、東京から来た雲春くんには「?」な話。
 そこで、りん子さんが説明してましたけど、納得・・・できたような、そうでもないよな。

 静岡魂が燃え上がるりん子さんの言葉で、一時はどうなるかと緊張が走るも、
 雲春くんの一言が、静岡&山梨県民の心を1つにしていたのは、笑!
 地方の電車の編成など、東京からは見えないネタも楽しかったです。

 

●ピンポン☆ブー (藤島じゅん 先生) 

 閑羅屋世一くん、登場!

 景二くんのクイ友だった彼ですが、何やら不穏なことを言い出して、
 景二くんとは敵対関係になってゆく展開に、緊張感&笑いがあって面白い!

 「クイズに仲間など不要」と言う世一くん、景二くんにも他のメンバーを頭数としか
 見ていないだろう? と聞きますが、それで2コマ沈黙している景二くんには、笑!
 話は割とシリアスなのに、きちんとオチをつけてゆく内容が、お見事でした!

 

●笑って!外村さん (水森みなも 先生)

 今回、体育の授業で、大活躍(?)な外村さん!

 100m走も水泳も得意な外村さん、運動神経は良い方。
 サッカーでキーパーをしてますが、まったく点を取らせないとはスゴイ・・・
 と思いきや、怖がられてシュートしてこないだけという(´▽`;)

 やっぱり皆に怖がられてしまう外村さんでしたけど、
 折れかかった花を【応急手当て】したり、ピンチの女子を救ったり、
 ケガをした佐藤さんを保健室へ連れて行って手当したり、“大活躍”でしたね!

 

●前略、パリは甘くて苦いです。 (にしうら染 先生) 

 センターカラーで登場の今回、パリで和食が恋しい洋平くん。

 すると、ミシェルさんが自分の「シショー」のお店を紹介。
 「日本料理 大和」なるお店にいたのは、テオ・ヤマトという男性。
 そこで出された料理は、焼き鳥・おにぎりなどでしたが、本当に美味しそう!

 そんな風に、洋平くんが日本料理を堪能する様子が、楽しい話でしたけど、
 ヤマトさんの大人の余裕に、思わずむっとさせられる洋平くんが、面白かった。
 そして、ミシェルのビズに、ぽ~っとなるあたり、可愛かったかも(ぇ

 

●光れ!メシスタント (310 先生)

 作画スキルを上げたい遠野くん、檜山くんに教えを請いますが・・・?

 そこで交換条件に、大満足するご飯をつくれと言う檜山くんでしたけど、
 男同士で、料理をつくってあげる・もらえる関係に、沈んでいたのは笑!

 さっそく遠野くん、檜山くんの好みを考え、作ったのはハンバーグ!
 手際よく、かつ美味しそうな料理が出来上がる様子に、爽快感ありますね~。
 檜山くんにも大好評の料理、そりゃ先生だって食べたくなりますよ!

 

うぶコメ! (枕辺しょーま 先生) 

 先輩さん、略奪愛に動き出す!? の巻。

 力斗くんのデートを付け回していた先輩さん、自分だったらもっと楽しくできると、
 服を買いに行くことを口実に、彼を連れ出し、デート気分を味っています(^^;

 そんな風に先輩の浮かれっぷりが、緊張をはらみつつも、なかなか楽しい・・・
 のですが、いざ服を買う段階で、力斗くんの“向いている方向”を感じ取った先輩が、
 少し切なく、でも安心感のある内容でしたね~。 最後の4コマには、笑いました!

 

美味しいタノミゴト (梨尾 先生)

 美琴さんの父上が帰って来たの巻!

 嬉しそうな美琴さんとは対照的に、義妹にあたる敬子さんは浮かない顔。
 というのも父上、敬子さんの食わず嫌いを直そうと、善意で迫ったりするのが原因。
 そこで、咲月さんの発案から、料理を食べつつ親睦を深めようとしますが・・・?

 なんてお話でしたけど、「和風」「ハンバーグ」という、今月号ではなじみのある
 2要素の融合した料理が出てきていたのは、偶然とはいえ面白かったですね~。
 美味しいのは当然として、敬子さんの心を開かせていたのも、素敵でした・・・
 と思ったら、なんと次回で最終回ですとー!?

 

●メェ~探偵フワロ (ナントカ 先生) 

 編集者のローラさんから、ラウールさんとかくまうレモンさん。

 創作にだいぶ苦戦しているラウールさん、フワロさん宅で執筆しますが・・・
 そこで、レモンさんにちょっかい出そうとした所、アーサーさんと険悪に!

 なんて展開が、恋愛物語っぽくて緊張感出てましたけど、
 レモンさんの【猛牛娘】ぶりや、アーサーさんの不機嫌を楽しむフワロさんなど、
 盛り上がりを見せつつ、ラウールさんに一泡吹かせる流れが面白かったです。
 でも、ここから、ひと波乱ありそう・・・?

 


◆ まんがタイムスペシャル 感想①

2015年02月24日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2015年4月号

 

 今月の『恋愛ラボ』感想はこちら
 表紙は、サヨ&スズの師弟(?)コンビ!
 何やらナイショ話しながら、こっち見ていて、むずかゆくなりますね(^^;
 
 

 今月の「コミックス発売で賞」は、『宅飲み残念乙女ズ』(コナリミサト 先生)

 

 「まんがタイムファミリー」連載中の本作品。
 3月7日に、コミックス1巻発売とのことで、ゲスト登場しています。

 てつ子さん(26)のワンルームへ集まって、飲み会する3人娘。
 デザイナーのグリっちさん、コスメ販売員のゆみみさんと、
 3人共に26歳というオトナな飲み会・・・ とはいかないようで(´▽`;)

 今回は、DVD鑑賞会を兼ねての飲み。
 ベタな恋愛モノから、子供向けアニメ、そしてホラーと、
 何だかんだでお酒を飲みながら、幅広いジャンルを楽しむ3人。

 そんな様子が、面白おかしく描かれていましたけど、
 肩に力の入らない、自由気ままな飲みの雰囲気に、なごんでしまう面白さ。
 乙女3人、色々あるさと、世間の片隅感があるのも魅力かもですね~。
 コミックス1巻、3月7日発売とのことで、今後も注目です!

 
 

 

【最終回!】

●どろんきゅー (吉村佳 先生)

  

 コミックス3巻、4月7日発売! ・・・ですが、最終回!!

 最後は、佐倉さんとアキさんが出会った頃のお話。
 中学3年の受験期に、塾で出会った2人。

 佐倉さんがオバケが見えると知るや、全力でからかってくるアキさん
 という風に、今と変わらぬ関係が、出会った当初から繰り広げられてます(^^;
 

 アキさんは、佐倉さんと会ってから、塾へ行くことが楽しみになってますが、
 佐倉さんは驚かされる側だから、楽しいとは言えない・・・ と思いきや、
 そこで、母上がかけた言葉が面白いところでありました。

 「果歩ちゃんが怒るの珍しいわねえ」
 いつも温厚で、引っ込み思案な方の佐倉さんが、アキさん相手だと
 遠慮なく怒ることができている、というのは、良い傾向なのでしょうね。

 それに、佐倉さんが本格的に、オバケに被害に遭いそうな状況では、
 さりげなく、きちんと助け舟を出すあたり、アキさんはイイ人というのも大きい。

 
 何だかんだで仲良くなって、今のような関係に至る過程が、面白かった今回。
 佐倉さんを見守る父上の【希望】も叶ったことにより、幸福感がありました。
 入学式での佐倉さんの「叫び」には笑いましたし、最後も面白おかしくシメ。

 などなど、オバケが見える少女と、それをからかう親友のお話も、これにて完結。
 絵柄の可愛らしさはもちろん、ホラーチックな内容と、コメディな雰囲気の融合が、
 「怖さ」と「笑い」の両面で楽しませてくれる、素敵な4コマ作品でした。

 時折、描かれる本格的なホラー模様も、飽きさせない魅力だったと感じますし、
 私としては「お気に入り」作品だっただけに、終了は残念なところ・・・
 とはいえ、楽しませていただきましたー! 新作にも期待です!

 
 
  
●ゲキカラ文化交流 (沼江蛙 先生)

  

 コミックス3巻、4月7日発売! ・・・ですが、こちらも最終回!!

 最後は、林くんの恋の行方に焦点を当てての最終回となりました。
 みゆきさんからメアドを聞くためのリハーサルとかやってたのは、笑!

 林くんの自信なさげな態度と、ネガティブ思考に、
 「お前のそーゆーとこイライラすんだよ」と、一喝する吉田くん。
 まるで青春物語の一幕のようで、沼江先生がんばってるな~と思いました(ォィ

 
 そこで、みゆきさんに想いを伝えるよう発破をかける吉田くんでしたが、
 林くんの思考が、何段階もすっ飛んでいて大笑い゜(*゜´∀`゜)゜

 そこから一念発起して、メアドを聞きに行く林くん。
 何だかんだで、イイ友達いるじゃないか・・・ と思ったら、
 アヤコさんが邪魔しに行こうとか言ってて、いつも通りだったのは愉快!

 そして、みゆきさんにメアドを聞く林くん・・・ のはずが、
 すっ飛んだこと言い出していて、またも大笑! リハーサル、意味ないよ!

 
 と、あまりの恥ずかしさに逃げ出す林くん。
 彼が行きついた先は、まさかのカレー屋さん!

 中にはピザを回すインド人の店員さんがいて笑いましたが、
 ここにきて、ようやくカレー屋に林くんも来ることができたわけですね~。

 そこでの人生相談やら、熱い友情やらと、面白おかしい展開がありつつ、
 林くんが己の失態を弁解しようとするや、まさかまさかのオチにつながって、
 意表を突かれたハッピーEND! いや~これ、素晴らしいじゃないですか。

 などなど、沼江先生がんばったな~な最終回(ォィ
 みゆきさんの動じていないところが、なんとも素敵なラストでしたよ!
 コメディ調ではありますけれど、きちんとラブコメしていたと思います。

 
 本作は、可笑しなカレー屋を舞台に、常連の女子高生と店員さんのやりとり、
 学校での会話などが、シュールに繰り広げられる所に、魅力がありました。

 その一風かわった感覚が、大きな面白味の4コマ作品だったと感じますし、
 何より大の「お気に入り」作品だっただけに、まさかの終了には驚きでしたよ。

 ラストは、みゆきさんと林くん中心になってましたが、
 アイシャ&キャサリンとのカレー屋での交流など、安定して面白かったですし、
 彼女たちにも、も少しスポットを当ててほしかったかな~とも思いますけど、
 次号、特別編が掲載とのことで、そちらで色々あるでしょうかね。

 ラーメン屋の雪蘭さんも登場して、盛り上がるかと思いましたが、これにて完結。
 本誌でも屈指の好き作品でしたよ! 楽しませていただきましたー!!
 
 
 
 

【ストーリー新連載!】
●ヒロインになれません (たうみまゆ 先生)

  

 恋をしたい女性のお話。

 宮崎かの子さん(21)は、恋愛経験が皆無。
 幼なじみのチカさんと、映画「ローマの休日」を鑑賞しながら、
 素敵な出会いを妄想したり、恋に恋する様子でしたが・・・

 と始まって、チカさんと共に、「ローマの休日」に重ねた行動をとるものの、
 とくに何もないのが当たり前で、落胆しつつ、レンタルビデオ店へ。

 そこで、店員の男性が気になったりするのですが、
 どうにもカッコのつかない状況ばかりで、恥をかいてばかりの様子が、
 気の毒だけど、面白かったです(´▽`;) ちと可哀想だったかな。

 といった風に、恋に恋する女性の妄想と、現実とのギャップが愉快な作品
 かと思いますが、かの子さんと店員の里中くんの出会いの第1話ということで、
 ここからどのような物語が繰り広げられてゆくのか・・・ 楽しみです!

 
 
 

【新人賞@スペシャル】
・よい子の不良 (キュキュット 先生)

 

 眼力ある女子高生と、その妹分をきどる少女のお話。

 蛇口宵子さんは、かつて恐れられた不良。
 彼女に憧れる犬塚たまさんとの交流が、面白おかしな4コマ作品です。

 中学時代のことは内緒にしている宵子さん。
 その話をしようとするたまさんと、かみ合わない2人が愉快。
 だけど、宵子さんには他に友達がいないため、
 何だかんだで、たまさんと仲良く(?)しているのが面白い所。

 眼力するどい宵子さんが恐れられるのも仕方ない(^^;
 といった感じの内容ですが、勢いある作風が魅力になっている印象ですね。
 
 

②へつづきます。
 


◆ 今月の『恋愛ラボ』

2015年02月23日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

まんがタイムスペシャル 2015年4月号より
 
 
 
 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 
 
 
 
 

●恋愛ラボ (宮原るり 先生)

 

 腹を立てるヤン・・・

 前回、マキが後輩のスズに、自分のことを「魔王」だと吹き込んでいると、
 やや誤解含みで知ったヤンがご立腹、かなりイラついています。

 そこから始まる混乱のスパイラル!
 マキとヤンだけでなく、リコにも、そしてエノとハル会長の間にも、
 不安要素が浮上してきて、雲行きが怪しくなってくる今回です。

 

 

  

 リコが知るナギの事情・・・

 校内を見て回るリコでしたが、そこで工藤くんら南中男子の会話を耳にします。
 それによると、詳しくはわからないものの、ナギが演劇で何かをやるらしいこと、
 そして、そのことを「好きなコに知られたくない」という話で、リコ、ショック!

 好きな人に「好きなコ」がいる。
 それは、きわめて心揺さぶられる事実ですよね~。
 それが誰とかいう以前に、いるというだけで、穏やかではいられなくなりますから・・・

 しかし、思わずヤンの所へ走って行って、直接聞いていたのは驚いた。
 ヤンを見上げながら、ナギに「好きなコ」がいるのかについて尋ねるリコの表情は、
 不安げで切なかったですね~。 ヤンにバレバレだろ! とは思いましたけど(´▽`;)

 
 でも、それに答えるヤンの方は、イラつき倍増。
 リコがナギを好きだとしても、どうせすぐに「次」へいってしまうんだろう・・・
 といったことを、ヤンは言ってますが、これってどんな心情から出たものでしょうね。

 第1に、親友であるナギを気づかっているというのは間違いないわけですが、
 第2に、これまで何度か語りましたけど、ヤンは無自覚にリコを好きだった説が
 浮上してくるわけですよ。

 回想シーンで、リコが好きな男子の方を向いているとき、
 ヤンが眉をしかめてリコを眺めている場面は、その可能性をより感じさせます。

 ただ、リコがナギへの想いを真剣に抱いていると知ったヤンは、
 リコがあの頃とは違うことを察していて、少し寂しそうにしていたのが印象的でした。
 そして、「あの頃とは違う」のは、ヤンもまた同じなのかも・・・

 

 

  

 それぞれの波乱!

 ヤンに誤解(?)を与えてしまったマキも、だいぶ落ち込んでいる様子。
 そこでリコに相談しようとするものの、リコの方も一大事で・・・

 一方、ハル会長は、エノが戻ってこないため、サヨに伝言を頼もうとしています。
 が、話がくどくて、思わずサヨが一喝していたのは笑!
 しかし、その伝言内容が、突拍子のない内容だったため、不穏な方向へ・・・

 と、リコ、マキ、エノ、それぞれ嵐の予感でありますが、
 3人ともに、相手とケンカしたっぽいと思っているのが共通点で、
 ラストの3コマ、3人とも似たようなこと言ってて、申し訳ないけど笑ってしまった!
 サヨの一言で、オチがしっかりキマッてましたし(^^;

 
 

 

 しかし、気になるのはヤンの心情。

 マキとの一件、そしてリコとの会話で、イラつきが増しているヤン。
 これは、はたして、どっちの件が重く響いているのやら・・・?

 マキが「魔王」だと吹き込んでいたこと?
 それとも、リコがナギの「好きなコ」について聞いてきたこと?
 もしくは、その両方なのか・・・

 マキはヤンのことを完全に意識し始めていますし、
 リコはナギが好きで、ナギも同様といった感じなのですが、
 いまだにヤンの気持ちは霧の中なのですよね~・・・ 気になります。

 
 それにしても、ヤンはサヨのことを誤解したままで、
 今回、その誤解によって、サヨに大打撃を与えていたのは大笑!

 でも、そのせいで、サヨはハル会長の言葉を最後まで聞けておらず、
 エノの波乱を招いてしまっていたのは、ちょっと感心しませんね~。

 などなど、文化祭も近いというのに、藤女生徒会に吹き荒れる嵐。
 けれど、そこで話し合える友達のいることが、いかに素晴らしいかと
 感じさせてくれることになるのかどうか・・・ なんて考えつつ、今後も楽しみです!
 

◆ まんがタイムスペシャル 感想①
 


◆ まんがライフ 感想②

2015年02月21日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2015年4月号 のつづきです。

 ①は、『お姉ちゃんが来た』 『カタコイ・カノン』です。
 
 まんがライフWIN 『姫のためなら死ねる』は、藤原伊周の登場で不穏な雲行き?
 というか、いつもと違って、定子様に冷たくあしらわれる存在というのが面白すぎ!
 清少納言にとっては、ある意味ライバル・・・なのかな?

 

●動物のおしゃべり (神仙寺瑛 先生)

 『動物のおしゃべり+』1巻、3月7日発売!
 「まんがライフSTORIA」連載中の、ストーリー編ですね~。

 そんな今回、いつも通りに、動物たちとのふれあい楽しいミカちゃん家。
 洋鵡のTOMくんと、ミカちゃんがやってる「だるまさんがころんだ」改変遊びに笑!

 そして、お兄ちゃんと田崎さん、その出会いが、田崎さんの回想で描かれる後半。
 彼女視点で、なぜお兄ちゃんのことを好きなのかが、よく伝わってくる流れに、
 やさしさを感じてしまいましたね~。 まったく青春だぜ!

 

●おじょじょじょ (クール教信者 先生) 

 紅さんとクリスくんの関係は・・・?

 春さんが、2人の関係を気にしている様子でしたが、徒然くんは気付いてない。
 そんな鈍感さが徒然くんらしくありましたけど、「好意」の解釈について、
 春さんを赤面させていたのは楽しかった(´▽`;)

 ただ、現時点では紅さんの一方通行に見えなくもないですね~。
 クリスくんの方は、みんなといると楽しいという感じでしたし・・・
 そして、そんな4人の楽しそうな姿を見かける少女の心は、孤独のさびしさ。

 

●スパロウズホテル (山東ユカ 先生)

 『スパロウズホテルANNEX』1巻、3月7日発売!
 こちらも「まんがライフSTORIA」連載中のストーリー編です。

 そんな今回、卒業旅行シーズン、学生さんたちで大賑わい!
 ・・・なのは良いのですが、光あれば影もあり、御園くんも学生さん。

 友情を確かめ合うお客様を眺めながら、ひとり彼は何を想うのか?
 そして、そんな彼を気づかう主任さんという構図が、面白おかしい!
 だけど、行楽を楽しむのは友達だけとは限らない。
 そう、家族と親密であることもまた、素晴らしいことですからね。

 

●制服あばんちゅーる (原作:さぬいゆう 先生/作画:伊丹澄一 先生) 

 休日の映画館、偶然出会った絲生さんと嘉湧くん・・・

 なんてシチュエーションだけでも、うらやましいのに(ォィ、
 カップルに間違われてしまい、割引対象になってるんだから・・・ くそう(ォィ

 別々の映画を観に来たはずなのに、そんなことから一緒になる2人。
 動揺する絲生さんが微笑ましいのはいつもことですが、それでも少しだけ、
 積極的になっている姿に、ニヤリとしてしまう面白さでありました。
 外ではちょっと大胆に・・・ですかね? 2人の距離の取り方も、絶妙でした!

 

●うしろのご先祖さま (勇人 先生)

 小学校で遊ぶご先祖さまたち、今回は、正宗おじーちゃんが大はしゃぎ?

 紙飛行機で遊ぶ子供達が微笑ましい・・・のですが、
 昔と今では、紙飛行機も大違いで、「昔とった杵柄」が通用しないおじーちゃん。
 少し可哀想な感じもしましたけど、むしろ新しいモノに喜んでいたのが面白い!

 そこから、紙飛行機集を使った紙飛行機づくりが始まって、
 凝り性らしいおじーちゃんの頑張る様子が、楽しかったですよ~。
 でも、子供たちの流行なんて、あっという間という残酷なオチには、苦笑(´▽`;)

 

●黙って俺の世話になれ (おとと 先生) 

 短期集中連載ファイナル!

 そんな今回、自分は寮の女性陣に必要とされているのか悩むおじさん。
 なんとか彼女たちの役に立とうとしますけど、妙なポーズモデルを頼まれたり、
 おじさんにはよくわからない料理を作ってくれと言われたり、散々で面白かった!

 「性別も年代も全然違ぇから、どうも壁を感じる時がある」というのは当然ですが、
 それでも拒絶されているわけではないと、しっかりわかる展開だったのはよかった。
 こうした世代間の交流も面白いと思いますし、他の個性的な寮生も見たいですしで、
 ぜひとも、つづきに期待であります!

 

●キャバはじめました (忍田鳩子 先生)

 ホワイトデーのお返しに悩む男性陣・・・ わかる(ぇ

 益子さんと轟くん、ひとみさんにお返しをしたいけど、どうするか考え中。
 益子さんは、豪華なモノを贈ろうとして断れてばかりだし、
 轟くんは、何を贈ればいいのか喜ばれるのかわからないという、悩む姿が面白い(ォィ

 そんな2人がライバル意識むき出しで、張り合う姿が楽しかった!
 けれど欲しいモノ=高価なモノや既製品とは限らないわけでして、
 そのことがわかるひとみさんの「欲しいもの」が、微笑ましかったですね~。

 


◆ まんがライフ 感想①

2015年02月20日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2015年4月号

 

 表紙は、「元気のプレゼント」ということで、笑顔のミカちゃんたち!
 春めいているといいますか、あたたかさを感じさせる空気が良いですね。
 
 

 今月の「ポヨポヨで賞」は、『ポヨポヨ観察日記』

 

 2月21日、コミックス14巻が発売とのことで、ふたたびゲスト登場!

 今回も、子猫時代のポヨが描かれていましたが、
 まだトラママやミケといっしょにいた頃の話で、も~可愛らしいのなんのって!

 通常の猫っぷりだけでも破壊力抜群なのに、丸猫のポヨが転がる様子が、
 面白おかしく4コマになって、愛らしさも倍増でありました(^^;

 ポヨの乳離れにも笑いましたけど、1度は別離があって寂しい想いもありました。
 だけど、現在の状況もきちんと描かれてのラストが、とてもハッピー気分で、
 素晴らしかったですよ~。

 

 

【2月27日、コミックス5巻・発売!】
●お姉ちゃんが来た (安西理晃 先生)

  

 「お姉ちゃん」という存在。

 ある日唐突に、あることに気付いた一香さん。
 それは、朋也くんから「お姉ちゃん」と呼ばれていないということ!?

 言われてみれば確かに、モノローグでも「あの人」「この人」などと言ってますし、
 一香さんのことを、そういう風に呼んだことがないのですね~。

 
 そこで、まずは母上に相談する一香さんでしたが、
 母上は朋也くんには、まだ「照れ」があると諭しています。

 それはその通りだと私も思いましたけど、ここで一香さんが、
 自分がまだまだ「お姉ちゃん」になれていないって事? と言っていたのは印象的。

 親の再婚でできた姉弟の絆は、どこまで確かなものか?
 というのは、なかなか興味深いテーマですからね・・・

 
 朋也くんの帰宅後、さっそく「お姉ちゃん」と呼んでもらおうとしますけど、
 やっぱり、まだまだ恥ずかしがっている様子で、可愛らしかったぞ(´▽`;)

 はじめは、いきなりの「家族」の押し付けに反発していた朋也くん。
 けれど、これまでの生活の中で、一香さんを「姉」と認識できるようになっていて、
 そのことが微笑ましく感じられる流れが、とてもよかったですね~。

 そして最後、「姉」と「弟」になりつつある一香さんと朋也くん、
 2人の距離の取り方が、きわめて絶妙!
 ラスト8コマ、互いの心情の揺らぎと一致が、しっかり感じられる所が素敵でした。

 などなど、姉と弟という関係が、より一層深まった・・・かもしれない今回のお話。
 赤の他人だった人たちが、家族となってゆく過程は、ゆるく流れる川のごとし・・・
 なんて感じつつ、2月27日発売のコミックス5巻共々、今後も楽しみです!


 
 

【2月27日、コミックス2巻・発売!】
●カタコイ・カノン (胡桃ちの 先生)

  

 人生をやり直すことはできるのか!?

 妖精と合体することで、この世に留まり続けている要さん。
 何やらボーっとしていると、カノンさんに言われてますが、
 どこか遠くで呼ばれている気がする、なんて答えていたところ・・・?

 どうにも、幽体離脱しかかっていたようで、それが転生の前触れではないか、
 なんて話になってきて、とんでもない状況へと発展したのが面白かった!

 
 しかし、カノンさんが「転生」ではなく「修正」ではないか?
 とか言い出したのは、ちと都合よく考え過ぎで、どうなのだろうと心配に(^^;

 そこから、とんとん拍子に、とてつもない話になってましたけど、
 もう、何でもアリだなこの作品といった感じで、ある意味、痛快だったかも。

 ただ、これが実際、やり直しなのか何なのか・・・
 呼ばれている先には、何があるのか? 期待が高まりつつ、今後も楽しみです!
 しかし、【猫の恩をアダで返し】には笑った゜(*゜´∀`゜)゜
 
 


 

【新人4コマ杯 1月期月間賞】
・ぽじてぃぶ保健室 (とのはち 先生)

 

 朗らか癒し系な保健室の先生を描く4コマ作品。

 まんがライフオリジナルに、ゲスト登場していた作品ですね。
 メガネに白衣の保健室の先生は、穏やかにポジティブ!
 悩める生徒たち(以外も)の心を、前向きにしてゆく様子が楽しいです。

 白衣にメガネで、スタイル抜群の美人教師というのはもちろん、
 明るくしっかりと受け答えする姿に、魅力を感じるキャラクターになってます。

 また、じつは人間以外の存在に対しても、落ち着きをもって接する先生は、
 幽霊の心までもほぐしてしまうポジティブさで面白い(^^;
 この「落ち着き」ある態度こそが肝心なポイントで、
 暑苦しいポジティブになっていないあたりが、とても良いですね~。
 
 

②へつづきます。