五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムスペシャル 感想①

2016年02月29日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2016年4月号

 

 今月の『恋愛ラボ』感想はこちら
 表紙は、マキ! ・・・と、リコとナギのひな人形!?
 マキが手に持つ、お内裏様とお雛様の可愛らしいこと。
 他、『可愛い上司を困らせたい』『なり×ゆきリビング』も!
 
 

 今月の「わかるーで賞」は、『同姓同盟』より、勇ましい方のユーキさん!

 

 今回、クラスメイトに勉強を教える勇貴さん。

 というのも、家庭教師の富田さんから、効率のよい勉強法として勧められたたため。
 これが評判上々で、富田さんの狙いである、勇貴さんの友達づくりもはかどるかも?

 なんてお話だったわけですけども、同時に富田さんは、勇貴さんが休み時間に
 自習するタイプであると見抜いたうえで、それをやめさせようとしています。

 なぜならば、富田さんは勇貴さんのことを、勉強の内容よりも勉強した時間で、
 満足を得ているように見えると述べていて、これには「わかるー」といった
 感想を持っちゃいましたね。

 よく、参考書を買っただけで満足してしまうなんて言われますけど、
 とにかく机に向かった時間で、安心してしまう感覚は、私にも覚えがあります。

 これで失敗することもあるので、勇貴さんは止めてくれる人がいてよかったですよ。
 まあ友人には、いつもと違うことで心配をかけたみたいですけど(^^;

 

 

【最終回!】
●みずいろミュージアム (あさみゆとり 先生)

  

 水族館で働く新人さんの物語も、最終回!

 ラストは笑顔で大団円・・・といった趣のトビラ絵が素敵です。
 夏が過ぎ、髪を伸ばし始めたさかなさん。

 いつもと変わらないけど、少しずつ変化もありそうな雰囲気ですが、
 レミさんには何やら、「恋」の気配がありそうという話。

 
 と思いきや、本人はふつうに否定していて、味気ないな~と感じたのですが、
 どうも、さかなさんの方にあやしい気配が・・・?

 レミさんたちに、「最近・・・仲良さそうだよね?」などと詰め寄られ、
 赤面しちゃうあたり可愛らしかったものの、レミさんたちが想定する相手とは
 別の名前が出てきて、これはさかなさん、本格的じゃないですか~とニヤリ。

 それでも、いつも通り、そして今まで以上に、仕事をこなすさかなさん。
 彼女の頑張る姿に、周囲の人も元気をもらっている様子ですが、
 その中には、副館長さんも含まれていそうですかね?

 
 大変なこともありつつ、楽しいこともありつつ、
 そんな半年間を「充実した日々」だったと述べるさかなさん。
 笑顔で、この仕事が好きだと言える彼女の真心に、感じ入るものがありましたよ!

 本作は、水族館に勤めることになった新人さんが、水の生物はもちろん、
 そこで働く人々、またはお客様と触れ合いつつ、日々を前向きに一生懸命
 すごす姿に、あたたかなものを感じられる内容でした。

 このあたたかさが、私にはとても魅力的に映っていましたし、
 水の生き物の知識や、さらには水族館の経営の難しさを思わせるお話も、
 興味深かったですね。

 これにておしまいとは、寂しいですけども、
 次号は特別編掲載とのことで、そちらにも期待しつつ・・・
 楽しませていただきましたー!

 

 

【連載スタート!】
●課長と私のおかず道 (梨尾 先生)

  

 ごはんのおかずにこだわる課長さんと、新人社会人さんと・・・

 ゲストを経ての連載スタート!
 ・・・って、ゲスト扱いだったことに気付いてなかった(ォィ

 保志実里さん(22)は、新米会社員。
 その上司である南条課長は厳しい人で、注意されてばかりだったものの、
 彼の食へのこだわりに触れてから、色々と興味津々に・・・

 
 なんてお話ですが、今回は、休日の保志さん。
 彼女が歩いていた所、ナンパされてしまい、少し困った状況に。

 そこへ南条課長がやって来て、保志さんを見事に救っていたのはカッコイイ!
 のですが、保志さんはナンパだと気づいてなかったうえに、救われた際、
 精神的ダメージを負わされていたのは笑゜(*゜´∀`゜)゜ 課長、容赦なし!

 けれど、ナンパだったと気づいてからの保志さんは、少し不安げで、
 そんな彼女を見たからか、課長が保志さんについて行っていたのは、
 良い感じでありましたね。 保志さんは鈍くてわかってませんでしたが(^^;

 そして、スーパーへ行って、買い物をする2人。
 献立を考えつつ食材を買う南条課長に対し、適当に買おうとする保志さんですが、
 その適当さから、意外な組み合わせが飛び出していたのには、課長もビックリ!

 おかずにこだわりをもつ課長さんにとって、その発想は天啓にも等しく、
 何やら色々と熱く語っていたのは、可笑しかった(´▽`;)

 
 実際に、保志さんが調理してましたけど、たしかにこれは美味しそう!
 ごはんに合うーと、美味しそうにほおばる保志さんの表情を見ているだけでも、
 食べたいな~と思わせる魅力がありました。

 などなど、保志さんのナンパから、意外な発想のおかず作りまで、
 色々ありましたけど、最後に保志さんも、課長の気づかいを察したようで、
 なかなか素敵でしたね~。

 「おかず道」とタイトルにあるように、おかずに関して様々なアプローチを
 試みる課長さんと、その部下である保志さんの「食」に対するこだわりが、
 面白おかしい作品。

 2人の関係も気になりつつ、いよいよ連載スタートとのことで、
 ますます今後も、楽しみです!

 

 

【ゲスト作品】
●壁越しの脳内マフィア (かより 先生)

  

 やって来たのは、マフィア!?

 尾藤くんの部屋を訪問してきた男性。
 外国の方らしく、ひげを生やしたダンディな装いですが、彼には見覚えが?

 それは、マフィア!
 映画の中のマフィアとそっくりで、そこから尾藤くんは男性をマフィアだと考え、
 ひとりでおののくことに・・・

 ちょっとしたことで怖がったり、はたまた女性と話しているのを耳にするや、
 マフィアに何かされているのではと、勇気をふりしぼったり、
 尾藤くんひとりで右往左往する様子が、可笑しい内容となっていました。

 しかし男性は、マリオという名前で、隣に引っ越してきた人。
 その挨拶に来たということでしたけど、それでも尾藤くんは疑いをとかず、
 まだまだ恐れていたのが、楽しかったですね(^^;

 
②へつづきます。
 


◆ 今月の恋愛ラボ

2016年02月28日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

まんがタイムスペシャル 2016年4月号より

 多忙につき、遅れてスミマセン・・・
 
 
 
 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 
 
 
 
 

●恋愛ラボ (宮原るり 先生)

 

 合同文化祭、終了!

 おわりのあいさつ中な両校の生徒会長さん。
 ですが、ヤンはげっそり、サヨは疲労困憊、エノは落胆、
 リコに至っては赤面と、それぞれ色々あったことがうかがえますね(^^;

 まさに嵐の去ったあと・・・と言いたい所ですが、
 まだまだ何かが起きそうで?

 

 

  

 感謝の言葉・・・

 終了後、南中の実行委員会が生徒会に、何か言いたいことがあるらしく、
 控室前に集まってほしいということを、ヤンがハル会長に告げてますけど、
 ヤン本人は用事があるからと、去ってしまいます。

 ヤンは「クレームじゃないといいですね」なんて言ってましたが、
 彼は、実行員会がお礼を言いたいことを知っているはず。

 それでも、そのことを告げずに、自分は“逃げた”わけですよね。
 そのことを知ったマキは、ヤンを捜しに行くことになるのですが、
 なぜ彼は逃げたのか、その心中が気になる所。

 
 一方、藤女の面々も、無事終わったことに、ひと安心。
 でも、エノは精神的ダメージが深刻で、かなり落ち込んでいる様子。

 だったのですが、そこに生徒たちからの感謝の声が・・・
 「すごく楽しかったです!ありがとうございましたっ」
 そんな言葉に、少しだけ回復をみせるエノが、なかなかよかったですね。

 感謝されたいからやっているわけじゃない。
 だけど、頑張った分「ありがとう」が染みる。
 笑顔をみせて、そんなことを述べるエノに、納得しつつ安堵しましたよ。

 しかし、ヤンはそうした感謝の言葉から、逃げ出した。
 かなり複雑な心情を抱えているように思えますけど、
 おそらくは、彼自身の自己評価にかかわっているのでしょうね。

 

 

  

 ハル会長とエノ。

 ヤンが“逃げた”状況に、戸惑うハル会長。
 そこで、エノに相談っぽく話しかけるのですが、これが要領を得ない(´▽`;)

 そのため、思わずエノ一喝!
 ヤンが逃げたことにモヤモヤしているハル会長へ、厳しくも適切な言葉を、
 ぴしゃっとあびせるエノが、カッコよかったですよ~。

 でも、その直後に「またやってしまった・・・・・・・・・」なんて
 気にしているあたりが、エノらしいし、そこがまた良いですよね。

 他人を一喝するのって、下手をすれば自分が気分良いだけになりがちですけど、
 エノの場合、誠意のこもった言葉で叱咤していますからね。
 また、ハル会長に対しては、言った後で軽く後悔している所も可愛らしかったり。

 おかげでハル会長も、自分がやるべきことに確信を持てたようですし、
 エノの言葉が後押しになっていることは間違いありません。
 ホント、良いペアですよ!

 

 

 

 エノ、大赤面!

 ハル会長がエノにお礼を述べるや、これですからねえ。
 これで一気に、落ち込みから回復していたのは大笑゜(*゜´∀`゜)゜

 まあ、エノが気にしていたように、ハル会長に避けられているわけではないと
 わかったのですから、当然のことでしょうね。
 それにしたって、浮き沈みが激しいですね~。 まあ、そんな所も可愛いのかな(ぇ

 そして、ヤンを見つけたマキは・・・?
 ハル会長たちのもとへ戻るよう説得するものの、ヤンが受け入れるはずもない。
 なんて思っていたら、まさかの強制モードが発動して笑!

 まさかアレが、役に立つかもしれないとは!
 ここからどのように、マキがヤンを説得するのか、はたまた強制的に連れ戻すのか、
 すべてはヤンの真意にかかってますが、はてさて。

 努力に対する感謝はありがたい、という話がありながらも、
 そこから逃げ出すヤンの心中やいかに? と気にしつつ、今後も楽しみです!

 

◆ まんがタイムスペシャル 感想①
 


◆ まんがライフ 感想➁

2016年02月24日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2016年4月号 のつづきです。

 ①は、『動物のおしゃべり』 『ホラーハウスは内より裏が怖い』 『しらす』
    『ミケさんは役に立たない!?』 『新フリテンくん』
です。
 
 まんがライフWIN 『姫のためなら死ねる』は、生理的にムリな相手・・・
 といっても、清少納言と紫式部ではなく、藤原道長さんと伊周くんのお話。
 コミカルに描かれつつも、割とシャレにならないことに!? どうなることか。
 
 

●おじょじょじょ (クール教信者 先生)

 徒然くんの過去とは・・・

 春さんは、彼の前世は猫だったと考えている様子・・・って、その過去じゃない(^^;
 飼い主気分でミルクをあげるものの、紅さんに話したら、いかがわC話に誤解されて笑!

 そこから、皆の動物イメージの話題で盛り上がり、紅さんが可笑しかったりでしたけど、
 徒然くんが来て、春さんが「過去(前世)は全てお見通し」なんて言ったものだから、
 何やら妙な方向へ話が行っていたのは、気になりますね~。
 前回、じいが述べていた「裏」の話に関わりそうですが、どうなることか・・・

 

●うしろのご先祖さま (勇人 先生) 

 夏休みということで、ラジオ体操に行くご先祖さまたち。

 小学生と一緒になって、元気に楽しくすごすものの、そこにはシオンちゃんもいて、
 見つかったら大変なことに! と思いきや、賃金の発生しない状態では覇気もなく、
 ご先祖さまたちにまるで気付かない所が、普段と違って可笑しかったですね~。

 けれど、結局見つかってしまい、ご先祖さまを擁護する小学生たちとシオンちゃんで、
 裁判ごっこが始まっていたのも、また愉快でありました(^^;
 その結果、ついにシオンちゃんとも仲良しに? なんてお話が、すっきり楽しかった!

 

●お姉ちゃんが来た (安西理晃 先生)

 待ちに待ったホワイトデー・・・でしたが?

 朋也くん、何の用意もしていなかったため、正直に言おうとするものの、
 期待する一香さんを見ては言い出せず、困った事態に・・・

 なんてお話でしたが、正直にあろうとする朋也くんも立派でしたけど、
 そんな朋也くんに、きちんと感謝の言葉を述べた一香さんも素敵でした。
 朋也くんがお返しを用意し忘れていたことに、やはりショックを受けつつも、
 そうした態度をとれる一香さん、よかったですよ。

 

●となりのエロチカちゃん (後藤羽矢子 先生) 

 エロチカさん、太るの巻。

 登校してきたエロチカさんを見て、驚く恩納くんとクラスメイトたち。
 むっちり太った彼女は、フェロモンを発せず、むしろなごみの空気をまとい、
 おかんキャラとして慕われ始めていたのは、面白かった!

 ただ、エロっぽかった時に遠巻きにしていた人たちが、おかんに寄って来る
 という構図も、結局は外見の雰囲気に惑わされているだけなのですよね。
 エロチカさんにとっては、少し窮屈な状況でもあり、どちらでも接し方の変わらない
 恩納くんのような存在が、ありがたいのだな~と感じられたのは、楽しかったです。

 

●わくわくワーキング (おーはしるい 先生)

 初々しい学生ペアを見て、学生時代を思い出すみおさん・・・

 「このトシになっても好きな男と手もつなげないみおちゃんが初々しい」という
 ともみさんの評価には笑いましたけど、みおさんには、甘酸っぱい想い出などなし!
 学生時代は良い成績をとることばかり考えて、恋愛に浮かれる兄にも冷淡だったとか。

 中野くんも似たような境遇で、ともみさんから「哀れな2人」なんて言われていて笑!
 でも、ロクな青春を送ってないと気にするみおさんに、中野くんが述べていたことは、
 とても大事なことだと感じました。

 恋愛している人も、勉強に励んでいる人も、それぞれの青春を生きているのだし、
 それがあって現在の自分がある。 
不本意でなかったのであれば、他人が何を言おうと、
 関係ないことですよね。

 

●キャバはじめました (忍田鳩子 先生) 

 ひとみさんが、派手な髪型に!?

 何でも、お客様に「地味」と言われ、「はなやか」を求められたためですが、
 努力の方向性が少しズレていたのは、ひとみさんらしくて可笑しかったり(^^;
 でも、モンローのために、と考えている所は、さすがでしたね。

 益子さんや轟くんは、黒髪死守同盟を結んで、猛反対していて笑!
 けれど、そこから様々な形でイメチェンを試みていたのは、楽しかったかも。
 ただ、ひとみさん自身は、社長に言われた「中身」を変えることをめざして、
 またもズレた努力をしていたのが、愉快! 今のままでも、魅力的ですよね。

 

●ナノレンジャー (渡辺伊織 先生)

 生徒指導週間に、静香先生の相談室が開催!?

 といっても、生徒指導週間の呼称を「静香ちゃんのなんでも相談室」に
 変えただけで、生徒たちにウケていたのは、なんとも面白い所でしたね(^^;
 名付け親は姫くんで、その裏に不純な動機があったのは、笑!

 しかも、生徒たちにウケるのも当然と思える、静香先生の見事な受け答えが
 これまた楽しかったのですが、不動くんの相談に対して、真剣に、かつ的確に、
 言葉を返していたのが、印象的でしたね~。 素敵でしたよ!

 

●がーでん姉妹 (竹本泉 先生) 

 三つ子姉妹の受験、悲喜こもごも!?

 空子さん、風子さん、花子さん、受験会場で入れ替わり対策をとられていて笑!
 さすがに誰かを犠牲にしてまで、入れ替わりするメリットはないでしょうけど(^^;

 そして結果が、ちょっと意外な方向へ進んでいて、驚いちゃいましたね~。
 女子大・国立、本命とすべり止め、色々でしたけど、これまで一緒だった3姉妹が、
 ここで進路の分かれ目になるのかも? という展開に、珍しさを感じてしまいました。
 3人1組だった彼女たちが、各々の個性を発揮することになりそうです。

 


◆ まんがライフ 感想①

2016年02月23日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2016年4月号

 

 表紙は、ミカちゃんたち!
 さくらを抱え、タローをそばに、笑顔いっぱいな雰囲気が可愛らしい。
 他、ゲスト作品や新連載作品も!
 
 

 今月の「不死者で賞」は、『化野さんはすでに死んでる。』より、上終幽一さん!

 

 今回、ゾンビ以外の不死者さんが登場!

 営業の上終幽一さんは、首なしさん。
 昨今は、けっこう有名になりましたよね、デュラハン。

 アイルランドの伝承における死を告げる存在で、
 日本では「首なし騎士」の姿で知られているでしょうか。

 そんなデュラハンの上終さんですが、会社勤めの営業職ということで、
 首が外れている以外は、普通の人っぽい所が面白かったり(^^;

 しかも尊大な性格で、自分の出身大学を誇ったり、不死者としては同じである
 化野さんと張り合ったりと、俗世にまみれている感がハンパなく、愉快でした。

 そんな彼にも、知られたくないことがあったようですけども、
 いわゆる隠れオタク的なものを知られたくない心情に、共感できちゃいましたね~。

 

 

【コミックス15巻、発売中~!】
●動物のおしゃべり (神仙寺瑛 先生)

  

 今日も今日とて、動物たちとのふれあい。

 お兄ちゃんが読んでいる本の「謎の未確認生物」=UMAも、
 動物の範疇に入れてよいのでしょうかね? まあ、謎なので謎ですけど(意味不明)

 ミカちゃんがお兄ちゃんに、「パンダさんのしっぽの色」について聞いてますが、
 お兄ちゃんは、そもそもしっぽがあるのかわかっていなかったらしくて、笑!
 ちなみに答えが4コマのタイトルだったのには、感服いたしました。

 そして、予防接種。
 しぶるタローくんを、どうやって連れてゆこうか悩むお兄ちゃんでしたが、
 ナイスアイデアで退路をふさいでいたのは、お見事!

 それにしても、動物病院でミカちゃんが読んでいた本の
 「カニス ルプス ファミリアーリス」には大笑゜(*゜´∀`゜)゜ カッコイイ!

 また、ホワイトデーのあれこれも、微笑ましかったですね。
 お兄ちゃんの田崎さんへの1日早いお返しの理由について、ミカちゃんが
 「副音声」でお届けしていたのが楽しすぎました!

 さらに、チャラ男・安藤くんのマオさんへのアタックも、
 砕け散ってはいましたけども、本気が垣間見えているのは、興味深かったです。

 ただ、マオさんには、やはりお兄ちゃんからもらった物の方が特別だという
 その心情に、感じ入るものがありましたね~。

 などなど、動物あれこれ、ホワイトデーあれこれな今回。
 動物たちとのふれあいはもちろん、人間模様にも注目しつつ、今後も楽しみです!

 

 

【新連載!】
●ホラーハウスは内より裏が怖い (胡桃ちの 先生)

  

 評判のおばけ屋敷を訪れた少女が1人・・・

 ビルの間にある階段を下りると、「カロン」とギリシャ語で書かれた看板が。
 昼間でも悲鳴が絶えず、評判を耳にして来たお客も、救急車で運ばれるほど、
 恐ろしいおばけ屋敷なのだとか。

 そこへ、1人の泣き顔な少女がやって来たところから、物語は始まります。
 やたらと怖がりで、ちょっとしたことで大騒ぎ。
 入店前から泣きじゃくる姿は、お世辞にも可愛いとは言えないような表情で(^^;

 そんな少女の姿が、コミカルに感じられる内容でしたが、
 「カロン」の従業員である男性陣・ヨウくんやシロさんも、個性的な面々で、
 首を外したり、眼球を取り出したりと、サービス満点に怖がらせてくれます。

 しかし、少女がここへ来たのは、ホラーハウスを堪能するためではなく、
 自分の怖がりをなおそうと、働くためというから、これまた面白そう。

 シロさんも、彼女に似合うホラースタイルを見繕って、
 何やら期待できそうなお話でありました。

 怖がり泣き虫少女と、ホラーハウスの面々と、 どのような物語をつむぐのか。
 連載開始とのことで、今後も楽しみです!

 

 

【ゲスト作品】
●しらす (原田楽 先生)

  

 文鳥しらすと暮らす鈴木くん。

 「おしゃべり増刊で話題の鳥4コマ」とのことですが、
 申し訳ない、私は存じ上げませんでした。

 鳥が好きな鈴木くんは、文鳥のしらすと暮らしていて、
 その日常が楽しい内容となっているようです。

 今回は、2月22日=猫の日というので、鳥の日もあるのでは?
 と考えた鈴木くんが、ネットで検索してみたところ、毎月28日が、
 鳥にとっては不吉な日だったことが判明して、衝撃を受けていたのは笑!

 そこから、猫や犬との間にある格差に、あれこれ悩む姿も、また愉快。
 猫好きな別府くんにとって、鳥は唐揚げみたいなものというから、
 こりゃ戦争起きますよ(ぇ

 また、犬好きな矢口くんは、犬の良さを語りつつも、鳥も肯定する好青年。
 でも、しらすの行動を「おっさん」に例えていたのは大笑゜(*゜´∀`゜)゜
 しかも笑顔で、好意をもって例えている所が、妙に可笑しかったですね~。

 そして何より、鈴木くんとしらすのやりとりに、動物とたわむれる楽しさを
 感じられるあたりも、魅力になっていました。
 
 ちなみに、文鳥の日というのもあるようで、しらすもひと安心。
 正直、かなり面白かった作品ですので、再登場に期待したいです!

 

 

【最終回!】
●ミケさんは役に立たない!?
 (藤丘ようこ 先生)

  

 4月7日、コミックス発売! ・・・ではありますが、最終回!

 最後は、ミケさんたちが天界へ帰ってしまう!?
 といった展開になっていました。

 スマホを手に入れたミケさん、さっそく真人くんとやりとりしてますが、
 やはりゲームに熱中してしまうあたり、ミケさんらしい(^^;

 今では、元家政婦として真人くんと一緒にいるだけだったミケさんですが、
 くるみちゃん共々、家政婦の契約期間が切れるというので、帰ってしまいます。

 あっさり去ってゆくミケさんとくるみちゃん。
 残された真人くんは、静かな部屋で、「本来のひとり暮らし」を実感しつつ、
 「ヒマ」だと感じていますけど、やはり寂しいという感情があるようで・・・

 親御さんが亡くなり、独りになった真人くんのもとに派遣された家政婦ミケさんは、
 働かない家政婦さんで、むしろ真人くんの負担が増えてしまうあたり、
 いかがなものか? という印象がぬぐえなかった、という点はあります。

 しかし、そのことが、むしろ真人くんの寂しさをまぎらわせつつ、
 しっかりした生活をさせるのに、一役買っていたと考えますと、
 誰かの存在があることの大切さを、噛みしめたくもなりますよね。

 それがグータラな人であっても、不快さが我慢できないほどでなければ、
 居てくれることの幸せというものは、確実にあるのだと思えます。

 そんなこと感じてしまった最終回。
 ミケさんたちのいなくなった部屋で、寂しさを覚える真人くんに、しみじみ・・・
 ではありましたけど、最後は、ああやっぱりね! という展開で笑!

 何だかんだで、楽しい生活の復活に、安心感を覚えつつ、
 コミックスは4月7日発売とのことで、楽しませていただきましたー!

 

 

【2月27日、『超絶フリテンくん』発売!】
●新フリテンくん (植田まさし 先生)

  

 無人島でも、ひな祭り? なトビラ絵が楽しい。

 【スイートルーム】いつかスイートルームに泊まってみたいと考える青年。
 30数年後、事業に成功し、泊まれるほどになった自分に、ご満悦・・・
 ですが、夢の中ではまだまだ? というネタは、もしや植田先生ご自身の投影?

 【温泉】美肌の湯に入った女性陣、お肌がツルツルになったと喜んでますが、
 男性は「そんなに早く効果が出るわけない」と、否定的・・・だったものの、
 別の所はきちんとツルツルになっていて、笑! おかげで男性、災難ですな。

 【タンス預金】銀行が頼りにならないから、タンス預金をしている男性。
 説得されて銀行に預けるようになるも、「タンス預金」は変わらなくて愉快でした。
 これは、最近の時事ネタという感じでしょうかね。 マイナス金利の影響とか。

 【開き】魚を釣って来たパパさん、開きにしていますけど、それを見たママさん、
 ほぼ毎日、別の物を開きにしていて、お疲れ様です(^^;
 これ本当、地味に大変というか、面倒くさいんですよね~。 共感します。

 【ゴシップ好き】社内で、書類のやりとりをしている男女を見かけ、
 「できてる」と述べるOLさん、あちこちで同じようなペアを見つけては指摘。
 しかし、まさか郵便はがきにまで、ゴシップを見出すとは、もはや妄想の域ですよ!

 などなど、今回もおもしろネタの数々でありました。
 それにしても、ゴシップ好きのOLさんはアレですよね、カップリングを見つけては
 妄想するタイプの女性ですよね・・・ なんて感じつつ、今後も楽しみです!

 

  

【新人4コマ杯 1月期月間賞】
・魔法使えない少女カラメロ★ (めちゃめちゃめちゃん 先生)

 

 タイトル通りな少女のお話。

 カラメロは魔法使い。
 優しさと愛を勉強しに地球へ来たといいますが、使える魔法はひとつだけ?
 そんな少女と友人たちとのやりとりが、楽しい4コマ作品でしょうかね。

 まず目を引かれたのは、採点どおりに画力。
 しっかりと描かれた絵柄には、魅力を感じました。
 使える魔法も地味というか、役に立ちそうもないあたりが面白味になりそう。

 なので、もっと読んでみたいとは思わされるのですが、
 編集部コメントによると、詰め込みすぎて窮屈になっている部分があるらしく、
 そうした点に改善があると、良いのかもしれませんね。

 
 もう一歩の作品は、『落とし物はなんですか』(早見みすず 先生)
 忘れ物センター常連の女性と、担当者の男性とのやりとりが楽しそうです。
 担当者の、また来たのかという不満げな表情がリアルで(^^;
 
 

②へつづきます。
 


◆ まんがタイムきららミラク 感想➁

2016年02月22日 | ◆4コマ誌④ まんがタイムきららミラク

2016年4月号 のつづきです。

 ①は、『やさしい新説死霊術』 『ハートオブtheガール』 『魔王城のお姫様』
    『汝ミミっ娘なりや?』 『マグネティック❤』 『サーヴァント・ドール』
です。

 多忙につき、更新遅れ気味です。
 この状態、しばらくは続きそうで・・・
 
 

●桜Trick (タチ 先生)

 相手を想っていれば、考えていることもわかる・・・?

 コトネさんと登校してきた優さんを、あやしいと言う春香さん。
 でも、優さんは「春香は親友だから私の考えていることくらい分かってくれる」
 なんて語っていて、はてさて、どうなのか? なんて感じでしたが・・・

 春香さんは当然、優さんの考えていることなんてわかるはずもなく、
 修学旅行の自由行動を決めるときにも、優さんと一緒の場所へ行こうと、
 彼女の考えていることを察しようとしていて、なかなか微笑ましかったり(^^;

 ところが、当てが外れてしまい、落胆。
 大切な人であっても、考えていることを全て分かるなんて、無理な話ですよね。
 だから「向き合う」ことが重要というのは、春香さんも分かってはいる様子。
 それにしても、ゆずさんの楓さんへの察しは、春香⇒優以上でしたか(´▽`;)

 

●幸腹グラフィティ (川井マコト 先生) 

 きりんさん、椎名さんの家を訪れるの巻。

 リョウさんのことで、椎名さんに相談があるきりんさん。
 それは、リョウさんの家族が戻ってくることで、喜ばしいことなのに、
 モヤモヤしてしまうという話。

 それを聞いた椎名さんが、その嫉妬について、自分も同じだと述べていたのは、
 ちょっと意外でしたけど、表情を変えずに嫉妬について語る彼女は可笑しかった!
 でも、まあ、そーゆーものですよね。

 そこで、2人して様々なハンバーガーの「やけ食い」としゃれ込んで、
 大量にかきこむ姿が、爽快に感じられましたね~。
 ただ、ここで新たに、きりんさんに課題ができたようで、どうなることか・・・

  

●うらら迷路帖 (はりかも 先生)

 九番占試験も終わって、ひと休み!

 ということで、スーパー占湯にて、くつろぐ一同。
 佐久隊長の部下・大島さんと塩沢さんもいて、何ともにぎやか(´▽`;)
 その後の宴会では、大人組が酔っぱらったり、そんな様子が楽し気でしたね~。

 そして、九番占になったからには、住む場所も変わることになるわけで、
 その不安と期待に揺れる千矢さんたちの心情が、しみじみと感じられました。

 つまり、ニナ先生たちとは離れ離れになるのですよね。
 でも、新たな出会いも待っていることに、大いに期待を抱きつつ、楽しみです!

 

●ビビッド・モンスターズ・クロニクル (キキ 先生) 

 コミックス2巻は、3月発売! そんな今回、クエストに挑むボンさん。

 チェリさんがソロでクエストに出かける際、ボンさんたちもくっついて行き、
 挑戦することになるのですが、あんこさんがボンさんを楽しませようと、
 チェリさんの行動をいちいち制していたのは、可笑しかった!

 2人で和気あいあいとするボン&あんこに、自分の居場所を見失うチェリさんに笑!
 その後、わこさんに遭遇し、同じクエストに挑むも、虫の苦手なわこさんには
 厳しい試練が待っていて、モニターに細工をほどこすなど、行動が愉快でしたね。

 一方、風邪っぴきの佐藤さんに、光理さんがお見舞いに来ていて、
 ゲームとリアルが交錯するのか・・・? と、期待の高まる所が面白かったです。
 佐藤さんは気付けるのかな?

 

●ラストピア (そと 先生)

 宿泊の期限が迫る中、リッタさんはどうするのか・・・

 とりあえず、宿を出ようと考えているようですが、エミさんは居てくれてよいと、
 引き留めてくれています。 でも、リッタさんの決意は固く・・・と思ったら、
 エミさんに泣き落とされてしまっていたのは笑! リッタさん、イイ人だ(^^;

 エミさんはさみしがりやだと語るユーさん。
 だから、そばに誰かがいることが大切だと思わされる雰囲気がやさしく、
 そのためなのか、流れる時間まで穏やかに感じられる気がしました。

 家族のことも覚えていないリッタさんに、行く当てなどなく、
 選んだ結論には納得でしたけど、
ここからどのように進んでゆくのか・・・
 今後も楽しみです。

 

●音無さんは破壊神! (ちゅー太 先生) 

 コミックス1巻は、3月発売! そんな今回、巨大化する音無さん!?

 音無さんに、力を奪われつつある神様でしたが、むしろ好都合だと考えている様子。
 一方、音無さんは、ますます強くなる力に戸惑っていたものの、
 ちょっとしたアクシデントから、なぜか巨大化してしまい・・・

 なんて話が、突拍子もなくて面白かったですね~。
 このときを待っていた神様でしたが、思惑は外れたようで、混乱は増すばかり。
 しかし、そこで神様の奥の手が炸裂!?

 これで音無さんの力は封印されたのでしょうか。
 
なんて思っていたら、ラストで意外な方向へ! 新展開が、楽しみになりますね。

 

●かんきつパンチ! (しぐれうい 先生)

 自分のシンボルマークを考える蜜柑さんたち・・・

 でしたけど、実桜さんの語る蛍さんとすずさんのイメージを、
 蜜柑さんが頭で思い浮かべている内容が、愉快すぎて! すずさんのイメージ酷い!

 そして、2年生の王子様とお姫様に遭遇する2人。
 シンボルマークについての助言が、なかなか興味深かったですね~。

 でも、女子ながらも王子様と呼ばれる先輩さんは、可愛いもの好きで、
 実桜さんをかなり気に入った様子。 実桜さんは、王子様を苦手なようですけども、
 王子&姫の部活も絡んできて、何やら楽しくなりそうです。

 

●カラフル・マキアート! -魔法少女は戦わない。- (飴色みそ 先生) 

 みんなで撮影した写真にうつる謎の人物・・・

 心霊写真かと思いきや、どうもカラフル・マキアートの活動を邪魔(?)しようとする
 生徒会長さんだったようで、でも一同はそれに気づかず、除霊しようとしていて笑!

 会長さんが、カラフル・マキアートを敵視する理由。
 それを“副会長”さんに話して聞かせようとするも、副会長さんは興味なしで、
 コンビニのチキンで釣って、ようやく聞いてもらえる会長さんが、ちと気の毒(^^;

 まあしかし、生徒会長の権力の無さに絶望する会長さんには、納得でしたね。
 マンガとかだとスゴイのに・・・って、思いますもの(ぇ
 それはともかく、本格的なコスプレ好きがこじれて、同好会を敵視する会長さん。
 副会長さんとのコンビも楽しいですし、今後のからみに期待です!