五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムオリジナル 感想①

2015年09月30日 | ◆4コマ誌⑧ まんがタイムオリジナル

2015年11月号

 

 表紙は、タイオリ読んで、大笑いの山下さん!
 なんてメタなネタ・・・ 絵の中の表紙が、無限ループ状態で面白いですね~。
 他、らいかさんは「まりあ17」ならぬ「まりあ7(?)」を読み、
 TVアニメが10月より放映開始の小森さん、新連載作品などなど、盛りだくさん!
 
 

 今月の「壁ドンで賞」は、『社外秘!神田さん』

 

 東くんに、壁ドンされる神田さん・・・!?

 今年の流行りということで壁ドンの話題になり、神田さんが好きそうだと言う男性陣。
 そこで、東くんに壁ドンしてみるよう勧めたところ、想像の中では、スキだらけの
 腹部へ膝蹴りを食らっていて、笑゜(*゜´∀`゜)゜

 あー神田さんなら、やりそうだな~・・・と思っていたら、
 実際に【試してみる】と、意外な反応が返って来ていて、うひょーでしたね(ォィ

 そして、【試してみた】での1コマ目・神田さんの表情からの、
 2コマ目・東くんの表情、そして3コマ目の神田さんの表情と、
 何なんですか、これはー!!??

 いやはや、神田さんへの壁ドンが、まさかこのような反応になろうとは、
 驚きつつも、なかなかドキドキの展開で、素敵でした!

 

 

【新連載!】
●スズちゃんでしょ! (辻灯子 先生)

  

 姪っ子に夢中な女性のお話・・・かな?

 午前3時、6時に販売する品物を手に入れるべく、やって来た女性。
 まだ列はできていないので、時間をつぶそうとしていた所、ぐんぐん人が来て・・・

 と始まったお話。
 スズちゃんこと、尾上鈴奈さんが並んでゲットしたのは、
 半年先の子供アニメ映画の前売り券と、限定レアバッジ!

 
 アニメ観る女性なのかな、と思っていたら、全ては姪っ子のためだらしく、微笑ましい。
 姪っ子の喜ぶ姿に、報われた感のあるスズさんでしたけど、
 決して暇というわけでもなく、和裁士として在宅で働いており、苦労も多そう(^^;

 家ではジャージを着て、お仕事しているスズさん。
 そこへ、友人の祭さんが訪ねてきて、スズさんと話してますが、
 スズさん、ほとんど姪っ子と出かけた話ばかりで、いかに姪っ子好きか、よくわかります。

 
 そんな風に、姪っ子に首ったけなスズさんが、面白く描かれる4コマ作品。
 収入も安定しないのに、姪っ子に貢ぐことを喜びとするスズさんの明日はどっちか。

 友人・祭さんとのやりとりも愉快でしたし、ラストの友人同士の本音が、
 いかにも辻先生作品らしかったですので、新連載スタートということで、
 今後も楽しみです!
 
 
 
 

【10月7日、コミックス4巻・発売!】
●小森さんは断れない! (クール教信者 先生)

  

 10月4日より、TVアニメ放映スタート!

 そんな今回、小森さんの高校生活も始まりました。
 さっそく、校舎内で迷っている新入生に道を聞かれていますが、
 彼女も小森さんと同じクラスで、ここから交流が生まれることに・・・

 笹岡志紀さん、小森さんとすぐに打ち解けていましたけど、
 頼まれごとをされまくる小森さんを見て、さすがに驚いている様子(^^;

 
 まあ、尋常ではないですからね、小森さんの頼まれ体質。
 そこへ、頼まれ体質のことを教えに、めぐみ&まさ子さんが現れて、
 変なポーズをとって、小森さんの友人アピールしていたのは、笑゜(*゜´∀`゜)゜

 そして、2人から話を聞いた笹岡さんが、小森さんを労っていて、面白かった!
 めぐみ&まさ子さんが「新鮮な反応」と言ってましたが、普通は笹岡さんのような
 反応になりますよねえ。

 そこで、軽い説教モードに入る笹岡さんでしたけど、小森さんにとっては、
 それすらも「新鮮」というのだから、愉快でしたね~。

 
 笹岡さんも、やがて小森さんに依存してゆくのかどうなのか・・・
 彼女、根が真面目なタイプというか、何かをやっては、ひとりで反省・落ち込むキャラで、
 そうした所に面白味のある人物になっていましたね。

 そして、新たに出会った笹岡さんだからこそ、改めて、小森さんの「優しさ」を
 気づかせてくれた感がありました。

 最後、互いに名前呼びとなって始まった交流。
 笹岡さん改め、シキさんを加えた高校生活が、どのように繰り広げられてゆくのか、
 アニメも近日放映開始ということで、ますます今後も、楽しみです!
 
 
 
 

【10月7日、コミックス1巻・発売!】
●たよスポ! (王嶋環 先生)

  

 スポーツ新聞社の駆け出し記者となった女性のお話。

 岡田たよりさんは、エブリデースポーツ新聞社の新人記者さん。
 野球チームのパンサーズが大好きで、当然その取材をしたがっていましたが、
 彼女が配属されたのは、野球とは関係ない部署で・・・

 といった感じの作品。
 今回は、たよりさんの大好きなパンサーズ戦のチケットを入手できたというので、
 兄を誘っての野球観戦となりました。

 
 兄上、仕事の都合もあるのに、半ば無理やり一緒にされていたのは笑!
 それでもついてゆくあたり、妹想いではあるということか(^^;

 球場では、菊矢さんや豹番キャップの青木さんがいて、
 たよりさんが豹番になる可能性について話をしていたり、
 それを菊矢さんが動揺しながら否定したりと、なかなか愉快でした。

 さらに、たよりさんが就活で一緒だった、ニチスポの松広歩さんもいて、
 彼女は豹番であることで、気まずくなるかと思いきや、たよりさんの天真爛漫さが
 輝いていたのは、爽やかでよかった!

 
 などなど、野球観戦で、いろんな人と会った今回でしたが、
 松広さんから「豹番になるの?」と聞かれての、たよりさんの返答には驚きでした。

 いや、立派というべきなのでしょうね。
 パンサーズが大好きだからこそ、記者としての自分の姿勢に、厳格なたよりさん。
 彼女の言葉に、ただただ感服でありました。

 そんな彼女の活躍(?)を描く4コマ作品。
 ついに、コミックス1巻が、10月7日に発売とのことで、ますます今後も楽しみです!
 
 
 
 

【ゲスト作品】
●歌詠みもみじ (オオトリキノト 先生)

  

 日常のあらゆる場面で、川柳をしたためる少女のお話。

 山城もみじさんは、女子高生。
 川柳が好きで、会話でも何でもかんでも、川柳で行なう少女。
 授業中ですら川柳で答えるなど、そうした様子が面白おかしい4コマ作品です。

 まんがホームでも、ゲスト登場している本作品。
 今回は、タイオリ初登場(でしたっけ?)ということで、
 様々な登場人物の紹介も兼ねたネタの数々が、楽しませてくれます。

 副担任の芹澤シホ先生は、教師の建前を述べつつ、もみじさんに促され、
 川柳で本音を語っていたのは、笑゜(*゜´∀`゜)゜

 もみじさんの友人・宮野さん、瀬戸さん、盛さんも、それぞれ川柳で、
 個性が描かれていて面白かったですし、もみじさんのご両親も同様(^^;

 そして、もみじさん自身も、電車に乗り遅れて遅刻必須であるにも関わらず、
 一句浮かんで、幸せそうにしているのが、愉快でありました!

 などなど、日常の様々な場面を、川柳にして心情表現している所に、
 面白味のある4コマ作品になっていますね。
 ホームでも楽しませていただいてますが、こちらでも、つづきに期待です!
  

②へつづきます。
 


◆ まんがタイムスペシャル 感想➁

2015年09月29日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2015年11月号 のつづきです。

 ①は、『だけど温田さんはひとりでデキない』 『可愛い上司を困らせたい』
    『タフオ☆カスタマイズ』 『全部スミさんにお任せ?』
です。
    (今月の『恋愛ラボ』感想はこちら
 
 

●笑って!外村さん (水森みなも 先生)

 今回は、校外学習!

 そこで、班分けをするとき、委員長から一緒にと誘われる外村さん。
 委員長、優しいな~と思っていたら、理由が「見張るため」とか(^^;

 そして、お寺見学、船で海、市庁見学などをするのですが、
 三雲くんは、外村さんの眼力におびえて告白のタイミングを逸し、
 春野さんは、外村さんにぬいぐるみをもらう際、周囲に誤解されるし、
 姫木さんは、街の景色を見下ろす外村さんとの認識のギャップが面白いしで、
 各人それぞれ、外村さんとの関わり方が楽しかったですね~。

 

●ローカル女子の遠吠え (瀬戸口みづき 先生) 

 合コンに参加するりん子さんの巻!

 ハッチさんに人数が足りないからと、合コンに誘われるりん子さん。
 他にも人を誘おうとするも、秋津さんは合コンに希望を持たず(何があった)、
 桐島さんにとっての合コンは「
遠征」で、2人とも誘えず・・・ 遠征て。

 そこで、水馬さんを呼んでの参加となりますが、適齢期の合コンについて、
 考えが及んでいなかったのは、りん子さんらしい(´▽`;)
 それにしても、三者三様の個性を発揮して、男性陣を引かせていたのは、さすが(ぇ
 ラスト、ハッチさんすら引かせる水馬さんが、ベストオブベストか(ォィ

 

●うぶコメ! (枕辺しょーま 先生)

 かなでさんと力斗くん、プールへ行くの巻!

 そこで、周囲の男性と、力斗くんの体格を見比べて、誇らしげなかなでさんに笑!
 一方、力斗くんは彼女の水着姿にドキドキ・・・ そこで、「さわりたいの?」
 なんて聞かれて、慌てているあたり、まだまだ「うぶ」でありんす。

 浮輪に乗っかって、ウォーターベッド気分を味わうかなでさん。
 それを揺らしてあげる力斗くんという構図が、妙に可笑しかったですね~「輸送」て。
 そして、つばさんもやって来て、力斗くんとイチャイチャ? なんて展開に、修羅場か!?
 と沸き立ってしまいました(ォィ。 かなでさんの不機嫌も、一瞬で収まってよかった(^^;

 

●毎日がインドアライフ (沼江蛙 先生) 

 今回も、引きこもり脱出をはかる小夜さんでしたが・・・?

 やはり、気合だけは立派なれども、実行には程遠い、引きこもり体質(^^;
 母・朝子さんのアドバイスも、大して役に立ちませんし、そんな様子が面白い。
 まあ、母上も引きこもりですし。(台無し)

 でも、引きこもるからには、家を綺麗にしておきたいという母上、家事は抜群。
 と思ったら、キッチン汚れるから昼食作らないとか言ってて、笑!
 また、お隣さんが尋ねて来たときの恰好が、ドレスなのに「部屋着」とか(´▽`;)
 この母上、面白すぎでした!

 

●ざしきわらしと僕 (西岡さち 先生)

 裕貴くん、初の登校日!

 そこで、ざわこさんが彼のために、木彫りをお供にに付けていて、愉快!
 裕貴くんの不安を和らげようとしているのでしょうけど、学校に木彫り持ってくて(^^;

 しかも、それが動いているところを見られてしまい、「東京」で乗り切っていたのは笑!
 東京すごすぎでしょ! けれど、おかげで早くもクラスに馴染むことができて、よかった。
 のですけども、やはり新生活への不安はあるもので、それを、ざわこさんの存在が、
 消し去っていたのは素敵でしたね・・・ 「ただいま」の一言が、温かかった。

 

●同姓同盟 (幾花にいろ 先生) 

 同じくイトウユウキな2人ですが、「のぞみん」と「いさみん」で判別(^^;

 いさみんは、優等生に見えないのに、けっこうガリ勉。
 のぞみんは、見た目通りのガリ勉・・・という評価には、納得かも。
 でも、2人のイメージで描かれる番長襲来シミュレーションは、意外性あって面白かった!

 そして、校門にいる怖そうなお兄さんに対する、のぞみんの物怖じしなさも、これまた意外。
 笑顔で普通に会話するほどで、外見のイメージとまるで違っているのは、楽しかったですね。
 まあ、人は見た目通りとは限らない、なんて、当たり前の話なのですが、なかなか・・・

 

●アテナの初恋 (縞はるひ 先生)

 ゼウス様より、地上禁止令を出されたアテナ様でしたが・・・

 地上には、アテナ様が好意を持った男性・加藤さんがいて、割と切実な状況。
 加藤さんを呼べばよい、というアイデアには納得しかけましたけど、天界に住むには、
 偉業を成し遂げねばならないので、現代の日本人には、無茶な話(^^;

 そんなこんなで、地上はあきらめて、天界の出会い相談所に登録するアテナ様の
 アポロンにイジられる様子が、面白おかしかった今回でしたけど、
 まあ、何だかんだで、アポロンもアテナさんを励まそうとしていたのかもですね~。

 

●メェ~探偵フワロ (ナントカ 先生) 

 アーサーさん周りで、色恋模様が混乱しておりますが・・・

 リンダさん、まだアーサーさんをあきらめず、やたらと攻勢に出てきています。
 そこに、リリアンさんも加わって、混乱は増すばかり・・・なのですが、
 肝心のレモンさんは自信を喪失して、落ち込んでいるのが、切ない(; ;)

 そこへ、ラウールさんが励ましに来て、楽しげな雰囲気になり・・・
 なんてお話が、ますます、こんがらがったことになりそうな予感でしたけど、
 レモンさんの書いた“ラブレター”に、ラウールさんが寂し気に高得点を出したことが、
 彼にとっては切ないことながらも、安心感があって、よかったですね。

 


◆ まんがタイムスペシャル 感想①

2015年09月28日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2015年11月号

 

 今月の『恋愛ラボ』感想はこちら
 表紙は、肉(あん?)まん食べているマキ!
 誰かに見られかのような、軽めの動揺が可愛らしさを演出しています。
 また、外村さんは焼き芋で、めぐみさんと青木くんは2人で、アツアツ・・・?
 
 

 今月の「分からないことは聞くで賞」は、『課長と私のおかず道』

 

 今回、お仕事で苦労する保志さん。

 分からなところがあって聞こうとするも、皆さん忙しそうでマニュアルだより。
 けれど、やっぱりうまくいかず、余計迷惑かけてしまったと落ち込む感じに・・・

 そこへ、課長さんが「分からない所を聞けない事」が、保志さんの問題点だと指摘。
 これって確かに、大事なことなのですよね~。

 分からないことを分からないままにしておくと、ドツボにハマる可能性が高まります。
 なので、何としてでも聞くべし・・・とは思いますが、「聞け」と言っておいて、
 いざ聞くと、「そんなことも分からないのか!」と言っちゃう人、いますからね(^^;

 課長さんも、ドライに「迷惑」だと、きっぱり言っていたのは大笑いでしたけど、
 たとえ迷惑であっても、やはり聞くべきですし、教えるべきなのですよね。

 まあ、なかなか理想通りにはいかないものですが、今回は納豆の食べ方で、
 大事なことを諭してくれた課長さん・・・と思いきや、そうでもなかったというオチが
 愉快愉快(´▽`;) この課長さんのキャラクター、良いですわ~。

 

 

【10月7日、コミックス1巻・発売!】
●だけど温田さんはひとりでデキない (町田すみ 先生)

  

 “ひとり”に憧れる女性と、ひとりでいることを好む青年のお話。

 1人では何もできないため、1人で色々とできるようになりたい温田小麦さん。
 1人でいたいのに、そんな温田さんに振り回されてしまう富崎優くん。
 そんな2人の日々を面白おかしく、そして温かく描いた4コマ作品です。

 
 今回は、社員旅行で、ハメをはずす温田さん!?
 旅行の荷物が多いあたりは、温田さんらしくて可愛らしかったものの、
 ウィスキーの試飲で酔っ払いになってしまうとは(^^;

 そこで、温田さんが富崎くんにからんでいく姿も可愛かったのですが、
 富崎くんがお酒を飲ませたことになっていたのは、富崎くんがお気の毒!

 なんて感じに、旅行風景が愉快に繰り広げられていましたが、
 問題は就寝時、まさかあんなことになってしまうなんて!

 
 温田さんが夜の散歩に出たのは、風情があってよろしかったのですけども、
 帰りが遅れて、女性部屋に入れなくなったことから、盛大な勘違いをしてしまい・・・?

 そして、富崎くんの布団が、男性部屋の入り口にそばにあったことから、
 大変なことになってしまっていたのは、大笑いでありました゜(*゜´∀`゜)゜

 これ、社内中の噂になること間違いなし。
 後に引けなくなるぞ、富崎くん! ・・・といった感じでしたが、
 まあ、会社の人たち、イイ人多いので、面倒ことにはならないかな? むしろ逆??

 
 などなど、とんでもないことになってしまった今回でしたけど、
 ついに、コミックスが発売となります本作品。

 1人で何もできないゆえに、ひとり指南を富崎くんに頼む温田さんと、
 1人でいることを望みながらも、何だかんだと彼女を気にかけてしまう富崎くん。

 そんな2人の関係が、イヤミなく、邪険さもなく、温かく、可笑しく描かれていますね。
 10月7日にコミックス1巻が発売ということで、ますます今後も、楽しみです!

 

 

【連載スタート!】
●可愛い上司を困らせたい (タチバナロク 先生)

  

 仕事一筋の上司さんと、生意気な新人くんのお話。

 ゲストを経ての連載スタート!
 井羅めぐみさんは、仕事一筋の次長さん。
 青木俊くんは、そんな彼女のもとで働く生意気な新人くん。
 しかし、ある朝に目覚めると、2人してベッドの中にいて・・・!?

 と始まった物語。
 身に覚えのないめぐみさんだったものの、紆余曲折ありつつ、
 青木くんとお付き合いすることになり、今に至ります。

 
 そんな今回は、2人の初デート!
 場所は水族館なのですが、仕事一筋だっためぐみさんは水族館をよく知らないようで、
 あんな暗い場所に連れ込んで何をする気かと、戦々恐々な様子が面白かったり(^^;

 年上なのに余裕のないめぐみさん、彼女の青木くんに対する反応が、
 可笑しかったり、可愛かったりする様子が、なかなか良い感じですね~。

 「休日は家でゆっくり休みたかったのに・・・」なんて、ほやくめぐみさん。
 けれども、青木くんに案内され、水族館の楽しさを知り始めることで、
 ぱぁっと笑顔になってゆく彼女は、まことに可愛らしかった!

 
 様々な水の生き物を眺めながら、子供のようにはしゃぐめぐみさん。
 そうした彼女を見つめつつ、微笑む青木くんといったように、
 水族館の景色に重なる2人の姿が、何とも素敵でしたね。

 『みずいろミュージアム』とコラボしても良いのでは?
 と思えるほどに、水族館という舞台が、美しく描かれていました。

 乗り気でなかっためぐみさんが、めっちゃ楽しんでいる様子に苦笑しつつも、
 ラストのやりとりでの彼女も可愛らしかったですし、タイトルに偽りなし!
 31歳の上司さんですけども、むしろそこが魅力になっていると感じます。

 などなど、仕事一筋だったゆえに、恋愛に対してウブな上司さんと、
 ちょっと生意気だけど、彼女のことを大切にする新人くんの物語・・・
 いよいよ連載スタートとのことで、今後も楽しみです!


 
 
 

【最終回!】
●タフオ☆カスタマイズ (プイケル 先生)

  

 ダイエットして告白したい少年のお話も・・・ 最終回!

 最後は、ついに告白の時来たる!
 ゆみさんに止められたにもかかわらず、タフオくんの決心は固いようですが・・・?

 まあ、この根拠なき自信で突っ走ってゆくあたりが、タフオくんの面白い所で、
 最終回も例外なく、告白まで突っ走ってゆくことに(^^;

 
 ゆみさんは、タフオくんがフラれることを心配してますけども、
 タフオくんの根拠なき自信は揺るがず・・・と思いきや、
 成功率を99%に設定しているのは、完全な自信とは言えないようですね。

 その裏には、やはり焦りがあるからでしょうか。
 なんて気もなりましたけど、結局、告白ということになり、
 そうなってしまえば、ゆみさんも応援するあたり、イイ人だな~と感じます。

 そして、タフオくんのよしのさんへの告白は・・・!?
 と、気になりましたが、そこはタフオくんらしい過剰な愛情表現で、
 可笑しなことになっていたのは愉快(´▽`;)

 
 なんて感じでしたけど、そうしたタフオくんの突っ走りが楽しい作品でしたね。

 最後は、あれだけ自信過剰だったタフオくんに、ちょっとした揺らぎが見えて、
 気の毒な印象もありましたが、やっぱりタフオくんはタフオくんだ、
 といったラストに安心感。

 正直、意外性のないラストが意外だったかな~とも思いましたが、
 何はともあれ、楽しませていただきましたー!

 

  

【ゲスト作品】
●全部スミさんにお任せ? (ゆパこ 先生)

  

 新人くんの配属先は、雑用係・・・と思いきや?

 舞下左くん(23)は、新入社員。
 彼が配属されたのは、「全」部という部署で、雑用を任される所。
 ではあるのですが、これが意外に重要で・・・?

 花形になりたくて努力してきた舞下くんには、物足りない。
 上司のスミさんは、ゆるくてまったりした人・・・と思っていたら、
 たくさんの人から頼られる、デキる上司だったものだから、面白い!

 そのデキる上司さんが、雑用ばかりをしているわけですが、
 そのおかげで、職場の人々がスムースに仕事ができる状況を作り出すという、
 見事なまでの縁の下の力持ちぶりが、ある意味、痛快だったりしましたね。

 「雑用を的確にってムズカシイ!」と思い知る舞下くん。
 それだけスミさんの凄さが伝わってくるわけで、雑用の大切さを感じられる気も。

 雑用をこなすことで、メインの仕事のサポートが万全となり、
 ギスギスした空気も生まれにくくなるというのは、理想ですけど良いことですよね。

 そして、雑用をする人に対する労いと感謝もあって、
 そうした敬意を忘れない点も、重要なのかな~と思えました。

 などなど、雑用だからと侮るなかれ、という原点を思い出させるような4コマ作品。
 空気をよくする雑用の爽やかさ、悪くないので、つづきに期待です!
  

②へつづきます。
 


◆ 今月の恋愛ラボ

2015年09月25日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

まんがタイムスペシャル 2015年11月号より
 
 
 
 
 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 
 
 
 
 

●恋愛ラボ (宮原るり 先生)

 

 合同文化祭!

 いよいよ藤女・南中の合同での文化祭が始まりました。
 リコの気合も充分、「覚悟してろよナギ」なんて言っているのはよいのですが、
 その内容がヘタレで大笑゜(*゜´∀`゜)゜ キリッとしながら、何言ってんの・・・

 マキは「かわいい姿で気をひいちゃいましょ!」と励ましているのに、
 リコは「謝罪」することの方に気合を入れていて、可笑しかった!

 

 

  

 それぞれの・・・

 エノは、ハル会長に会うのが、あの一件ぶりということもあり、気後れしている様子。
 でしたが、ハル会長がマキたちの袴姿をほめちぎり始めるや、スススと出てきていて、
 微笑ましい可愛らしさでした(´▽`;)

 そこで、彼に話しかけようとしたものの、「ハルくん!」なんて声をかけてくる女子が!
 と思っていたら、次から次へと女子が集まって来て、ハル会長を囲み始めたものだから、
 エノさん、モヤモヤ・イライラなご様子。

 3コマ目のエノのしかめっ面、良い味出してましたね~。
 おかげで、辛辣になっていたのは可愛いものですけど、ハル会長には、お気の毒(^^;
 それにしても、ハル会長は女子に人気ありますね~・・・ さすが、いい人。
 まあ、普通に“いい人”どまりなのでしょうけども。

 一方、マキはヤンに「魔王」の件を謝ろうとしたものの、
 目の前で“魔王”っぷりを見せつけられたり、本人に開き直られたりと、愉快でした。
 マキは、彼の評判を気にして、諭そうとしているようですけども、
 うまく伝わらないあたり、もどかしくも可笑しかったですね。

 

 

 

 そして、ユウくん来たる・・・ものの?

 サヨ彼のユウくんも合同文化祭へやって来ました。
 モモさんに声をかけられて、いい笑顔で「水嶋の彼氏」アピールするも、
 サヨに誘われていないのに、とモモさんから心中ツッコミ入れられていて、笑!

 と、そこまでは楽しかったのですが、ここで、まさかの暗雲が・・・?
 サヨを見つけ、彼女の袴姿に「かわいいぃぃ」なんて感激していたのはよかったものの、
 その時にサヨが、ハル会長と話をしていたため、何やら固まってしまったユウくん。

 もしかして、ここからヤキモチ展開とかあるのでしょうか?
 温厚篤実なユウくんが、モヤってサヨと衝突しちゃったりするのでしょうか??
 それとも、ハル会長の方に突っかかって行っちゃったり・・・???

 なんて気になりますけど、これにヤンの誤解が重なると、あらぬ方向へ話が進むかも・・・
 でも、ユウくんとハル会長って、馬が合いそうな気もするのですよね。
 一体どうなってしまうのか、このあたり注目ですね~。

 

 

 

 そして、リコ・・・

 ナギのクラスの演劇を観に行こうとするリコ。
 そこで、スズ・マキ・ヤンが残ることになるのですが、
 スズが気を利かせて、マキとヤンを2人きりにしようとしていて、笑!

 ところが、ナギが「リコに見られたくないっ」と言っていたことを考慮したヤンが、
 「2人じゃ困る」なんて言い出して、リコを引き留めようとしたものだから、
 話がややこしい方に行っていて、大笑いでした゜(*゜´∀`゜)゜

 ヤンが、リコと2人でも構わないとか言っちゃうものだから、
 マキは仏頂面になるわ、スズは“魔王”にツッコミ入れるわ、あーもう愉快愉快(ォィ

 まあ結局、リコは演劇を観に行けることになりましたけど、
 ここでヤンから「ナギにヒドいこと言うなよ?」と声をかけられて、
 「がんばった奴に変なこと言うもんか!」と、きっぱり返答するリコ、さすがです。

 そして、さらにヤンから忠告を受けるリコでしたけど、
 「ヘコむなよ」と言われていたのが、ちょっと意味わからなかったのですよね。
 リコは、キスシーンがあるのかと勘違いしたようですが、それはないわけですし、
 好きな男子のアレな姿を見ると、やっぱりヘコむものなのかな~と考えたのですが・・・

 

 

 

 誰だ、この美少女は!?

 始まったばかりの演劇、まだお妃役しか出ていない舞台・・・
 しかし、そこでリコの見たものは、舞台上で輝く美少女!

 ということで、ついに登場しましたね~“彼女”が。
 会場がざわめくほどの可愛らしさでありましたが、そこまでとは、正直驚き。

 そして、リコの反応を見て、ヤンの言っていたことに納得・・・
 といったオチが面白すぎでした! なるほど、確かにヘコみますわな(´▽`;)

 そんなこんなで、ついに姿を現したお妃さま。
 “彼女”の姿を見たリコの心中やいかに? なんて感じですけども、
 かつて「かわいい」と言って失敗したリコは、“彼女”にどのように声をかけるのか・・・

 また、現在2人きり状態のマキとヤン、ハル会長の交友関係に気が気でないエノ、
 サヨと見知らぬ男子(ハル会長)を見て固まったユウくんなどなど、
 各所で気になることも出てきています。

 さてさて、ついに始まった合同文化祭。
 色々とこんがらがっているようですが、これがどう展開し、どう決着するのか、
 さらには、それぞれの関係がどう進展するのか、なんて気にしつつ、今後も楽しみです!
 

◆ まんがタイムスペシャル 感想①
 


◆ まんがライフ 感想➁

2015年09月23日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2015年11月号 のつづきです。

 ①は、『紡木さん家の場合』 『恋ヶ窪プリンセスハニー』です。
 
 まんがライフWIN 『姫のためなら死ねる』は、婚期に悩む清少納言と紫式部。
 そんな2人が面白おかしかったのですが・・・ うーん切実(そーゆーこと言わない)。

 

●動物のおしゃべり (神仙寺瑛 先生)

 今回も、動物たちはもちろん、人間関係も面白いことに・・・?

 犬用フードと猫用フードにおける栄養配合のバランスの違いについて、
 お兄ちゃんが説明している内容に、へ~でしたけど、ゆえに猫用を盗み食いする
 犬がいると、なるほどな結果になるわけですねえ(^^;

 そして、転校生の服部さん、チャラ男くんに言い寄られてますが、
 彼女が好きなのは、幼馴染のお兄ちゃん・・・?
 そこで、田崎さんのことを野原さんに聞きに来たり、嵐の予感で楽しくなりそう(ォィ

 

●おじょじょじょ (クール教信者 先生) 

 アキさんの心が曇ってしまった理由は・・・?

 かつては、仲睦まじい姉妹だったハルさんとアキさん。
 しかし、父上から語られるアキさんが心を閉ざしてしまった理由が、
 姉を想うがゆえのすれ違いだったというのには、ままならないものを感じてしまいます。

 その話を聞いた徒然くん、父上から状況を変えることができるかもと、期待されてます。
 ここで父上が自分ではダメだと自覚している所と、「内政干渉」すら覚悟の上だと
 申し出ている点で、良い父親だな~とわかりますね。
 そして、徒然くんが思いついたことは、何なのか? 姉妹関係の行方が、気になります!

 

●となりのエロチカちゃん (後藤羽矢子 先生)

 イメチェンするロリカさんが参考にしたのは・・・

 フェロ顔、すなわち、エロチカさん風のメイクだったものだから、愉快なことに(ォィ
 顔はフェロモン全開なのですが、胸には皆無というギャップ・・・
 それが男性の新規開拓につながる一方、以前の支持層が離れる現象も。

 そんなイメチェンのプラスとマイナスについて語るロリカさんが面白かったですけども、
 彼女が狙う恩納くんは、ロリカさんを認識できていなくて笑゜(*゜´∀`゜)゜ 意味なし!
 それにしても、2次元キャラのイメチェンに憤りつつ、時間がたつと魅力を感じる恩納くんは、
 何というか、オタクあるあるな感じで、身につまされましたね(^^;

 

●わくわくワーキング (おーはしるい 先生) 

 中野くんにカノジョからのお電話が!?

 高沢くん、妙にフランクな雰囲気で、電話で会話する中野くんを見て、
 恋人からの電話だと察したわけですが、まあ、そんなわけないですよね(酷)
 でも、勘違いした高沢くんの行動が、色々と可笑しかった!

 中野くんから話を聞くために、赤面しながら「2人きりで」とか言っちゃって、
 それを聞いたみおさんが、あらぬ方向へ妄想を膨らませていたのは、大笑゜(*゜´∀`゜)゜
 けれど高沢くんが、中野くんに“お似合い”な女性について考える場面では、
 ちょっとした変化の兆しが見えた気がして、「おっ!?」と思っちゃいましたね~。

 

●キャバはじめました (忍田鳩子 先生)

 益子さんに恋人が・・・!?

 かおるさんが、親し気に女性と歩いている益子さんを目撃したことで、
 モンロー女性陣、詰問モードに入っていたのは、ひとみさんへの身内意識を
 感じさせてよかったですね~・・・ 轟くんが混ざっていたのは笑いましたが(^^;

 けれど、その女性こずえさん、実は益子さんと意外な関係の人物で、驚き!
 そして、益子さんがひとみさんを狙っていることに協力的で、でも天然なあたり、
 なかなか楽しいお方でありました(´▽`;) ひとみさんの天然で、相乗効果に!

 

●白衣さんとロボ (柴 先生) 

 3か月連続ゲスト2回目! 今回も、白衣さんとロボのやりとりが面白い。

 「秋茄子は嫁に食わすな」なんて言われてしまう、秋のナスは美味・・・ですが、
 どちらが嫁で姑か? なんて言い出す白衣さんに笑いつつも、まさかラストで
 その結論が出ていたのには、愉快!

 また、台風の接近で、何やら暗い情念を見せる白衣さんに、“神罰”が下っていて笑!
 それから、しゃべる扇風機とロボさんの、白衣さんからの寵愛を争う暗闘も楽しかった!

 

●うしろのご先祖さま (勇人 先生)

 コミックス2巻は、11月発売! そんな今回、ボーナス入った菜々緒さん。

 そこで、浮かれ気分で美味しい物でも食べに行こうと、回転寿司を選んでいたのは、
 ハナさま対策らしくて、菜々緒さんもしっかりしているな~と感じました(^^;

 そして、回転寿司でのそれぞれの食べっぷりが、おもしろ可愛かったり、
 景品狙いの梅さんがヒートアップしたり、その結果ハナさまが輝いたり、
 菜々緒さんが“大食い”になってしまったりと、楽しかった~。

 

●がーでん姉妹 (竹本泉 先生) 

 三つ子の花子さんを見分けられるのは、彼氏の斉藤司くんだけ!?

 空子・風子・花子さんの3人は、外見そっくりで、時折入れ替わったりしつつ、
 楽しんでいるのですが、花子さんのデートの日に入れ替わっていても、
 斉藤くんは見抜いてしまうのだからスゴイ・・・ 妹の池子さんもわからないのに(ぇ

 そこで、池子さんが見分けるコツを伝授してもらおうとするものの、
 斉藤くんの観察眼が凄すぎるという結果が得られただけの気も(^^;
 そんな斉藤くんが、面白かったですね~。