五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムオリジナル 感想②

2014年11月29日 | ◆4コマ誌⑧ まんがタイムオリジナル

2015年1月号 のつづきです。

 ①は、『小森さんは断れない!』 『おかん』です。

 

 

ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)

 乾燥する季節、お肌もヒビ割れたりしますけど、そんな「ヒビ割れ」がテーマになってる今回。

 榊先生が景山先生の眼鏡にヒビを入れてしまい、2人の友情もヒビ割れ? なんて感じに、

 絆や心のヒビ割れも要チェック! 榊先生=修復士は納得でしたが、言い間違えで大笑!

 

●らいか・デイズ (むんこ 先生) 

 コミックス18巻、12月6日発売! そんな今回、年上の恋愛対象になりたい陽子さんの巻。

 クリスマスまでにラブラブになりたいと、マッキーとの共同戦線! “おさな妻”ねらいに、笑!

 陽子さんは、よくわからないアタックで一件落着でしたけど、もしや紺太先生も年上ねらい?

 

●トリセツなカテキョ (山東ユカ 先生)

 センパイの推薦、結果が気になる春吉くんでしたが、センパイの姿を見て、察するとは驚き。

 パッと見、表情も変わらない彼女の心中を推し量れるほど、見分けがつくわけですからね。

 そして今回、春吉くんから「欲しいもの」を聞かれたセンパイの、出した答えが素敵すぎ~!

 

●かでん屋さんの基礎知識 (風良まり 先生) 

 クリスマスが近づけば、恋人たちで街はにぎわう! そこで、「恋人たちの家電」を提唱!?

 一花さんのアイデアですが、さんちゃんも陸奥さんの介入で、しぶしぶ同意させられてて笑!

 イケメンお客さんに、“恋人”への商品を勧めていたのはよかったですね~。 一花さんは?

 

●たよスポ! (王嶋環 先生) 

 一般スポーツ部門の記者として、いきなり記事を書くことになるたよりさんの巻・・・ ですが、

 陸上関係の知り合いが多く、その顔の広さは充分“武器”になる一方で、抜けた所もあって、

 愛嬌ある様子が楽し! けれど、記事を書く重みの伝わる内容が、スポ魂風味で良かった。

 

あまかす*あくとれす (オオトリキノト 先生)

 今回、甘糟さんの所属劇団が初日公演をおこなう話でしたけど、小劇団の悲哀が( ;∀;)

 チケット売りとか大変だな~と思ったら、くるめさんのおかげで助かるとか、なるほどですね。

 そして本番、アレンジしたジャンヌ・ダルクは、良いアイデアだと思いましたよ、面白かった!

 

 


◆ まんがタイムオリジナル 感想①

2014年11月28日 | ◆4コマ誌⑧ まんがタイムオリジナル

2015年1月号

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 表紙は、サンタクロースな山下さん!

 腕や脚など出てますけど、ホットなココア(かな?)でホッと一息。

 後ろには、榊&瀬尾先生、さらにお茶で一服しているらいかさんに、

 肉まん(あんまん?)食べてるたよりさんと、温かな休息が心地よいですね~。

 

 

 今月の「そー来るとは思わなかったで賞」は、『春雨平安日記』より、春雨くん!

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 平安時代、「物忌」で外出禁止になる日もあったと言いますが、

 さすがの春雨くんも、これには従順・・・ と思いきや、まさかの“移動方法”で大笑!

 平安という時代性を、常識の枠で閉じ込めてしまうと、出てこない発想ですよね~。

 ゆえに不意打ちムードで楽しかったです。

 

 しかし、松 阪先生、次号より新作登場とのことで、まさか本作はこれにておしまい?

 かなり愉快で秀逸な4コマ作品だと思っていたので、だとしたら、少し残念かも。

 最終回表記がなかったため、長文は書きませんでしたが、終わりだとしたら、

 楽しませていただきました~! 新作も楽しみです!

 

 

 

【今月のピックアップ!】

●小森さんは断れない! (クール教信者 先生)

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 推薦本番を2日後にひかえた小森さんですが・・・?

 やたらと緊張しまくって、ガチガチになっている姿が面白い(^^;

 そこで、めぐみ&まさ子さんが、リラックス法を伝授することに!

 

 なんてお話でしたけど、2人のリラックス法は役に立たなかったため、

 急きょ大谷くんにも尋ねてみることに・・・

 しかし、彼のフツーなリラックス法では、やはり役に立たず、

 まさ子さんからは「つまらぬ男」とまで言われてまう始末で、さすがに気の毒(´▽`;)

 さらに、山中くんにまで聞きに行きますが、「手に人の字を書いてのみこむ」という方法を、

 彼なりにアレンジするまでは良かったのに、そでからのぞく名前ががががが・・・

 やっぱり彼って、そーゆーことなんです? めぐみさんも戦慄してましたし!

 

 そして、何をしても小森さんの緊張はほぐれない。

 と思いきや、ただ1つだけ、彼女のリラックスできる瞬間が・・・?

 それは、頼まれごとをしているとき、というのが、いかにも小森さんらしくて

 微笑ましさすら感じてしまいましたけど、この“頼まれごとをしているとき”について、

 今回、彼女に鋭く突き刺さる言葉が、かけられていましたね。

 

 その言葉をかけたのは、まさ子姉。

 小森さんが頼まれごとをしているとき、リラックスできるのは、

 彼女が「自分のことを忘れられる」瞬間だから、という指摘には納得でした。

 小森さんが人からの頼みごとを断れないのは、彼女が好きでやっていること・・・

 ではあるのですが、それでも、他人のことを優先するあまり、自分を疎かにしている

 という面がどうしてもあって、それが今回、進路に関しては裏目に出てしまったのですよね。

 

 誰かのために動いているとき充実感を得られるのが、

 自分のことを考えずにいられるため、だとすれば、それは一種の逃避。

 だからこそ、まさ子姉は少し厳しい言葉を、あえてあびせたわけでしょう。

 黒い性格をしてはいますが、それでも彼女は優しい人ですね。

 そして、その後の小森さんに起きた異変・・・ ここにきて自分を疎かにしてきたツケが!

 と不安高まるラストに、一体どーなってしまうのか? ハラハラしつつ、今後も楽しみです!

 

 

 

●おかん (小坂俊史 先生)

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 おかんの初恋の人が帰って来た!?

 相川くんという男性、おかんの初恋の人とのことですが、

 その話を聞いたサツキさんは、娘としては複雑な心境の様子。

 

 そんな、おかんの浮かれ具合と、サツキさんの苛立ちが愉快に思える今回のお話。

 おかん、やたらと相川くんが帰ってきたことを告げられてますけど、

 町内の人々に初恋事情を知られている理由が、あまりにあまりにで可笑しかった(;´∀`)

 10年前ということですけど、この頃にはこのクイズ番組、もうやってなかったような?

 

 そして、相川くん本人に会いに行くものの、やんちゃな風来坊らしい性格は

 変わっていないらしく、まるでどこぞの旦那(親父)さんのような行動で、笑!

 ろくでもない男のようだということは、わかりますねえ・・・ でも、モテ男だったとか。

 彼のことを語るおかんや、昔のおかんは、まさに恋する乙女って感じで、

 似合わなかったですけども(ォィ)、それでも、そのときめきを楽しみたい

 という気持ちは、よくわかりますよね~。

 

 などなど、おかんの浮かれ具合が、妙に楽しかった今回。

 一方で、サツキさんに危険な“ときめき”が生まれていたことには大笑!

 やっぱり娘としては、父親以外で母親の初恋話なんて、知りたくないですかね。

 そして面白かったのは、相川くんが謎の人のまま、話が完走していたこと。

 どんな人間なんだろう? という疑問は、おかんの思い出や、

 現在の行動などから推察できましたけど、まあ、ちょっと変わった人っぽくて(^∇^;

 旦那(親父)さんも、似たような風来坊ではありますけども、

 相川くんよりはマシなのかな~と思わせるラストに苦笑しつつ・・・ 今後も楽しみです!

 

 

 

【新人ギャグまんが展】

・ (灯屋 先生)

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 不眠症な女子高生のお話。

 根津文香さんは、不眠症でお悩み。

 友人の伊角リョーコさんから心配されるほどのクマをつくっていますが、

 本人は睡眠不足のためか、判断力が鈍っているのか、言動が可笑しくて、

 そうした様子に面白味のある4コマ作品になっています。

 寝てない自慢とか、不眠症の人がしちゃアカン~!

 

 

②へつづきます。

 


◆ まんがタイムスペシャル 感想②

2014年11月25日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2015年1月号 のつづきです。

 ①は、『みずいろミュージアム』 『ざしきわらしと僕』 『おかってスタディ』です。

 

 

●笑って!外村さん (水森みなも 先生)

 12月6日、コミックス5巻・発売! そんな今回、期末テストやクリスマスなど、年末ムード。

 三雲くんにテストの結果を聞かれ、自慢は恥ずかしいと“謙虚”に答えたら、誤解されて笑!

 バイト先では、ひなさんと打ち解けている姿がよかったですし、自宅のクリスマスも、安心感。

 

●だけど温田さんはひとりでデキない (町田すみ 先生) 

 温田さん家で一夜を過ごした富崎くん、課長さんの誤解から、職場にまで噂が広がって・・・

 なんて話でしたけど、職場の女性陣が“お付き合い”に敏感で、キャッキャしてたのが楽し!

 富崎くんは注目を浴びるのが苦手で、温田さんと距離を取るも、放っておけない所が良い。

 

●先生のすみか (伊藤ハチ 先生)

 ゆりさんから「来なくていい」と告げられたヤマトくん、“先生”失格だと悩んでいますが・・・?

 教え子の挫折をフォローできなかった彼に、他の先生からツッコミが、厳しく刺さってて笑!

 けれど、ゆりさんの挫折が、原点回帰によって回復したのは良かった! 次回、最終回!?

 

●ゲキカラ文化交流 (沼江蛙 先生) 

 このマンガが、カレーのことを小粋なジョークを交えつつ学ぶ作品だったなんて、初耳です。

 アイシャ先生のカレーで「あいうえお作文」講座が愉快! カンブリア紀=寒ブリ秋に、笑!

 学校では、林くんの告白をめぐって友人ら大騒ぎでしたけど、告白より先にすることあるね。

 

●ピンポン☆ブー (藤島じゅん 先生)

 クイズ甲子園のメンバーから外れたみうさん、大会優勝者への副賞の話で、一念発起!?

 というか、「願いが叶う」って、どんな副賞ですか(´▽`;) そんなこと可能なのですかね~。

 そこで、新たにメンバーを集め参加をもくろむ彼女と、出場枠を賭けたクイズ勝負、楽しみ!

 

●うぶコメ! (枕辺しょーま 先生) 

 深夜のコンビニで待ち合わせる2人、社会人と学生の時間の合わなさが、難題なようです。

 休みでも呼び出されるため、少しでも彼に会ってエネルギー充電する、かなでさん可愛い。

 そこで、力斗くんは先輩からアドバイスを得て、会う時間も増えましたが、先輩さんが不穏?

 

●アテナの初恋 (縞はるひ 先生)

 「さとり世代」が話題になる昨今、恋愛にも諦観する姿勢が、ヘルメス様には合ってる様子。

 アテナ様の「独り身イズノーリスク」なポーズには笑いましたが、傷つかない生き方ですね。

 そこで、図書館へ通い、恋愛から遠ざかる彼女・・・ と思いきや、恋愛への憧れは、強い!

 

●メェ~探偵フワロ (ナントカ 先生) 

 少年探偵団に依頼が舞い込み、保護者として、フワロ&ラウールさんも付き添いますが・・・

 依頼主はリラさん(の父上ゴーリキー氏)で、家の中から物がなくなる現象についての調査!

 ヨシュアくんが推理して、明かされる真相に、世相を重ねてしみじみしつつ、面白かった~!

 

 


◆ まんがタイムスペシャル 感想①

2014年11月24日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2015年1月号

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 今月の『恋愛ラボ』感想はこちら

 表紙は、手編みマフラーをプレゼント? ・・・なマキ。

 冬の装いが寒さを感じさせつつも、あたたかい雰囲気がありますね~。

 他、連載開始『ローカル女子の遠吠え』のりん子さんも、サンタ&トナカイ・コス!

 また、ミシェルさんもサンタ帽をかぶりつつ、持ってるブッシュ・ド・ノエルが美味しそうです。

 

 

 今後、私事で多忙となるため、記事内容を縮小してみようかと考えております。

 これまでは、「コミックス発売作品」「新連載」「新作」「最終回」「今月のピックアップ」と、

 長文感想を書いてきましたが、このうち前者2つ(赤文字)については、

 余裕のある時のみ書くという方針で行こうかと、思案中。

 まだ検討段階なので、どうなるかは不明ですが、ご容赦いただけると幸いです。

 

 

 今月の「何のために働くので賞」は、『ローカル女子の遠吠え』より、りん子さん!

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 ゲストを経ての連載スタートとなった本作品!

 都会に疲れ、地元へ戻ってきた有野りん子さん、そこでもバリバリ働いています。

 彼女は「アリとキリギリス」の“アリ”に自分を重ねつつも、

 “キリギリス”の方が幸せそうなことに微妙な心持ち・・・

 そんな彼女の「ローカル女子の遠吠え」が、面白おかしく描かれる4コマ作品なのですが、

 時に、鋭く突き刺さるような言葉が出てくることがあって、しみじみ考えてしまうことも。

 「何のために働いているんですか?」と突きつけられたりん子さんの答えは、

 まあオチになっていましたけども、それでも我が身を振り返りたくなったり、しますよね~。

 

 

 

【今月のピックアップ!】

●みずいろミュージアム (あさみゆとり 先生)

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 今回、ペンギンビーチのベビーラッシュ! ・・・ではありましたが?

 生まれたばかりのペンギンの子を、手にとって感激しているさかなさん。

 か弱き愛らしさとでも言いましょうか、その姿は、生命の歓びに包まれているようですね。

 

 そこで、貴也くんがペンギンの「卵すりかえ作戦」を、さかなさんに手伝わせますが・・・

 ペンギンの卵を「擬卵」とすりかえるのは、有精卵化無精卵かを確かめるためだと、

 さかなさんは考えていましたけど、実は、このすりかえた卵は、

 ある理由で孵化させられないというから驚きでしたね~。

 

 ただ、私には納得の理由ではありましたが、さかなさんには少し辛い様子。

 何とかならないかと貴也くんに頼みますが、「仕方ない」と一蹴され悲しそう。

 貴也くんだって、何とかしたいのはやまやまですし、

 「仕方ない」なんて言いたくない言葉を使ってしまったことに、

 自己嫌悪を感じているのは、社会人のあるあるっぽくて共感したかも(^^;

 

 けれど、そこから新たな「卵すりかえ作戦」が行われ、

 今度は新たな未来を見つめる、素敵な結果をもたらしていたことが、

 たまらなく素晴らしかったですよ!

 貴也くんもさかなさんも、笑顔になれていたことに、安心できましたね。

 

 などなど、動物の「繁殖」についての話が興味深く、

 かつ飼育員さんたちの苦心や喜びが、しっかりと伝わってくる内容に、

 しみじみ感じるものがありました。 とても面白かったです。

 さかなさんを邪険に扱っていた貴也くんも、彼女を評価している様子でしたし、

 動物たちだけでなく、さかなさんの成長も見守ってゆきたいなんて、思ってしまいました。

 そんな感じで、今後も楽しみです!

 

 

 

【ゲスト作品】

●ざしきわらしと僕 (西岡さち 先生)

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 久しぶりに来たおばあちゃんの家には、ざしきわらしがいた!?

 10月号の月間新人賞をとられていた西岡先生の作品。

 夏休み、おばあちゃんの家へ来た小学5年生の裕貴くん。

 けれど、そこには謎の小さな子供がいて・・・?

 

 と始まるお話は、座敷童子と少年の交流が面白おかしく、

 そしてほんのり温かく描かれる4コマ作品になっています。

 今の所、裕貴くんにだけしか見えない座敷童子ですが、

 やたらと高圧的だったり、だらしなかったりと、そのキャラクターが面白味(^^;

 かと思えば、おばあちゃんのピンチには、素早く行動して守っていたり、

 座敷童子らしい(?)活躍も、楽しかったりしますね。

 

 裕貴くんの年上の幼なじみ・希さんも、座敷童子は見えない様子ですが、

 その見えない所がオチを強化するなど見所ありつつ、しっかりした印象の4コマ作品です。

 読みやすくて面白いと感じましたし、これはぜひとも、つづきが読みたいものです!

 

 

 

【最終回!】

●おかってスタディ (大川マキナ 先生)

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 小学生男子が、女子大生にお料理を指南する物語も、最終回!

 最後は、せりあさんの入院中だった母上が、退院してきてめでたし・・・

 ではあるのですが、お料理のできる母上が戻ってきたことで、

 これまで、せりあさんに料理を教えていたハヅキくんは、お役御免に!?

 

 なんて感じのお話で、心ここに非ず状態になってしまったハヅキくん。

 もう、料理を教える理由がなくなったことで、せりあさんに会う理由もなくなってしまう。

 そんな風に考える彼が、いつものしっかりさを失ってミスを連発する姿に、

 可笑しさと同時に、気の毒さも感じちゃいましたね~。

 

 そこへ、せりあさん直々に、今後のことについて話に来て・・・

 といった展開で、ハヅキくんのドキドキが愉快でしたけど、

 まあ、悪い方向に行くわけもなく、最後はいつも通りに楽しいシメとなっていました。

 たこやきが美味しそうでしたよ~。

 

 などなど、美味しく楽しくの最終回!

 料理が苦手な女子大生のせりあさんが、小学生のハヅキくんに料理を習うという、

 年上女性と少年の交流が面白おかしくも、どことなく微笑ましさを覚えてしまう4コマ作品。

 はじめ、大人びていて平静だったハヅキくんも、せりあさんの天然な可愛さに、

 ペースを乱してなじんでゆく様子が、笑いと共に温かかったように思えます。

 そんな感じで、楽しませていただきましたー!

 

 

②へつづきます。

 

 


◆ 今月の『恋愛ラボ』

2014年11月23日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

まんがタイムスペシャル 2015年1月号より

 

 

 

 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 

 

 

 

 

●恋愛ラボ (宮原るり 先生)

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 誰・・・!?

 なんて思ってしまったトビラ絵ですが、リコですね~。

 ちょっぴり妖艶さも漂わせた美しさに、目を奪われてしまいます。

 

 そんな今回、合同文化祭の打ち合わせに向けてのお話。

 再び、南中の男子に会えるということで、エノなどは喜んでますけど、

 ナギとすれ違いばかりのリコは、泣きべそかいてて気の毒。

 でも、そのすれ違いに、ちょっとした誤解があるのは笑ってしまいました(^^;

 

 リコは、ナギに避けられているのを、彼が怒っているからと思っているようですが、

 ナギの方は、自分の文化祭の出し物について知られたくないという一心で

 彼女から逃げていたのは、面白かったですね~。

  

 

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 ハル会長と会えるため、ウキウキ気分のエノ。

 「前と違って今はメル友だしっ」の「っ」が、高揚を感じさせて可愛らしい。

 たしかに、以前よりも話しかけやすい関係になっていますよね。

 そうした意味では、だいぶ距離も近づいていて、順調のようですが、ここで問題が!?

 

 エノが怯えるほどの大問題・・・ それは、彼と一緒にいるときのトイレ!

 「ト・・・トイレに行きたくなったら、どう言えばいいの・・・?」

 いや、普通に「行ってくる」って言えばイイんじゃね?

 と思ったのは私だけではないようで、リコ&サヨも同様でしたけど、

 マキ・スズも含めて、トイレ申告は深刻な問題らしく、「難題」とまで言っているのは笑!

 

 ここで、サヨの「大」に関する大喜利には、大笑いでした゜(*゜´∀`゜)゜

 「便だけに!」だの「ウンだけに!!」だの、笑顔で言っている姿が、もう、ね。

 ウンコレンコの語呂がいいとか、下の話題で喜ぶ女子ってば!

 いやはや、しこたま笑わせていただきました。

 まあ、トイレを気にするのも、それだけ男子を意識しちゃっているわけで、

 それはそれで可愛らしい所ですかね。 南中の男子は気にしないでしょうけども(^^;

 

 

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 一方、南中では・・・

 文化祭の準備が進む中、文化祭実行委員の生徒のミスで、問題が発生。

 追加資材の数を間違えてしまったとのことですが、

 割とありがちな数字の間違いだったのは、学校というより会社っぽくて面白かった。

 今回のようなミスには、きちんと配慮して対策を講じたりしてますけどね。

 

 そんな話を持ち込まれたヤンでしたが、文化祭の準備でみんな忙しく、

 書類を修正し、計算し直しての再入力するような手間をかけさせまいと、

 1人黙って作業に取り組んでいるのには、無理するなとは思いましたけど、

 カッコよかったですね~。 黙ってやる所がニクイ。

 

 それから、あくびをするほど疲れるヤンでしたが、

 作業を終わらせていたのは、さすがの一言!

 さらに、追加予算の申請書を通す役目を、ハル会長に任せているあたりも、

 適材適所な割り振りで、実際の指揮を執っているのは彼だな~、と感じさせる場面でした。

 そんな一件落着・・・ ではあるのですが、その裏では、意外な人物の意外な悩みが・・・?

 

 

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 ハル会長の悩み。

 それは、自分が役立っているかどうかということを軸に、

 副会長であるヤンの優秀さの陰で、自信を喪失しているということ。

 

 今回のミスでも、予算申請を通したことで

 「役に立ったかな・・・」と考えている所は、注目すべきかも。

 メールでもエノが嫉妬するほど、ヤンがいかに優秀なのか語っているのは、

 ある種、彼のコンプレックスの裏返しなのかもしれませんね。

 ただ、そこでエノも、ハル会長が自信を持てないことを気にしているのには、

 彼女の心遣いを感じますし、彼との関係を深めるきっかけになるかもですね~。

 

 などなど、エノの浮かれようや、ヤンの優秀さが面白いエピソード・・・

 と思いきや、ハル会長の抱える悩みに焦点の当たるお話でありました。

 彼も10代の少年、コンプレックスには無縁な性格かと思ってましたが、

 人並みに悩みもするということで、“聖人”っぽかった彼の人間味が見えてきた気がします。

 あと、ヤンを悪しざまに言うエノに、対抗意識を燃やすようなマキも、愉快でした。

 文化祭前に、ふたたび打ち合わせとなりますが、どのような波乱が待っているのかやら・・・

 なんて気にしつつ、今後も楽しみです!

 

 

◆ まんがタイムスペシャル 感想①