2018年1月号
表紙は、ツリーの飾りつけをする山下さん!
天使な榊先生マスコットが愉快ですが、天使な師長も飛んできていて面白い。
他、らいかさんも飾りつけ、小森さんと大谷くんはトナカイ&サンタでXmas!
今月の「それでもツケはたまるで賞」は、『歌詠みもみじ』!
今回、手首をケガしてしまったもみじさん。
そこで、歌詠みもお休み状態のはずでしたが、千恵さんが代筆するとのことで、
もみじさんに耳打ちされて、先生に関する歌を詠んでいたのは愉快でした。
そして、鞄を持ってくれたりノートをとってくれたりする友人たちの優しさに、
心打たれるわけでもなく、調子に乗り始めるもみじさんが可笑しい。
そんな様子が楽しかった今回ですけど、ケガが治った後、皆が優しくしてくれた
ことが嬉しかったのか、ケガも「記念」になるかもと考えるもみじさんに
しみじみしたり・・・
なんて思っていたら、最後、これまでのツケをもみじさんが払わされていて笑!
友人たちのちゃっかり具合が、日常に戻った感覚でしたね(^^;
【12月7日、コミックス1巻・発売!】
●ここから風林火山 (柳原満月 先生)
若き日の武田信玄を描く4コマ物語。
今回は、頼重死後の諏訪をめぐって、高遠頼継との戦いへと突入してゆきます。
諏訪の民を煽り、武田打倒を掲げる頼継の意気は高く、手ごわそう。
そんな動きを眺める晴信(信玄)の軍師・山本勘助でしたが、
頼重の娘・諏訪姫の目を「諏訪本家を乗っ取ろうとする高遠頼継」へ向けさせ、
彼女の恨みを武田へ向けないように誘導していたのは、面白い所でした。
まあ、諏訪姫は晴信くんにとって“特別な存在”になりますからね(^^;
こうした形で物語を作っているのは興味深いです。
一方、頼継の傍には保科正俊がいて、カッコよさげなのに愉快なキャラクターに
なっていて笑いました゚(*゚´∀`゚)゚ 後の「槍弾正」ですね。
それはともかく、上原城の守りについているのは、板垣信方。
高遠軍に攻められることになりますが、軍師・勘助は援軍を送らないと言い、
晴信くんに「見殺しにするつもり」かと、詰問されています。
しかし、勘助には何やら策があるようで・・・?
高遠頼継との戦いはどうなるのか? 保科正俊の活躍は見れるのか?
勘助の策とは? 板垣さんは死なずに済むか?
などなど、気になりつつ、コミックス1巻がいよいよ12月7日に発売とのことで、
ますます今後も、楽しみです!
【12月7日、コミックス1巻・発売!】
●コスプレ先生の絵画教室 (東屋めめ 先生)
コスプレでモデルもこなす絵画教室の先生!
生徒の要望に応えて、モデルもするななみ先生。
同居人のまなさんも加えて、あの手この手でコスプレを楽しむ様子が、
面白おかしな4コマ作品です。
今回は、サンタに扮した先生でしたけど、小物のプレゼント箱の方に、
生徒たちが興味津々だったのは笑!
なので、サンタ・コスプレがウケなかったことに、しょんぼりする先生
だったものの、次は別のクリスマスらしい扮装を考えていて、めげないなと(^^;
また、まなさんがケーキを予約しようとしているのを知って、
それなら作ると言い出して、これが思いのほか見事な手際で、
砂糖細工などを作り上げていたのが面白かったですね。
おかげで、先生のコスプレよりも、砂糖細工の方が絵の題材にされていて、
そんな所が愉快でしたけど、それでも楽しそうな雰囲気だったのが良い感じでした。
などなど、クリスマスのコスプレ教室風景・・・
コミックス1巻も12月7日発売とのことで、ますます今後も楽しみです!
【最終回!】
●神崎さんに見つかりたい! (のらじゃ 先生)
かくれんぼ大好き先輩のお話も・・・最終回!
最後は、年末を迎えつつのシメとなりました。
師走に多忙な神崎さんに、かくれんぼをせがむ佐渡先輩。
「忙しくても楽しみはどこかにかくれてますから!」と、ポジティブです(^^;
そこから、「人生は楽しみを見つけるかくれんぼ」なんてことを言っていて、
余裕をもつことの大切さを説いていたのは、先輩らしい。
楠井くんが目部さんに声をかけられていると、神崎さんが気にしていたのは面白い。
その姿を見ながら、自分も先生といつか・・・なんて考える佐渡先輩。
2人の恋模様も、最終回らしいというか、何と言うか。
そんな所から、神崎さんと楠井くんの「未来」を妄想する佐渡先輩が愉快でしたが、
大掃除の時間になって、2人の時間は小休止。
そこで、「人生は楽しみを見つけつづけるかくれんぼ」だと述べる佐渡先輩の言葉が、
これからの未来へのはなむけのように感じられて、よかったですね。
最後、【大人になっても】かくれんぼで見つけることが上手い神崎さんと、
変わらない佐渡先輩の姿が、今でも楽しみを見つけつづけているのだと安心感あって、
とても素敵なラストになっていました。
本作は、かくれんぼが好きながらも、同時に「見つかりたい」と思っている
佐渡先輩の可笑しくもミステリアスな部分が、面白味になりつつ、彼女に付き合う
見つける天才・神崎さんとのコンビが面白おかしい4コマ作品でありました。
「かくれんぼ」「見つかる・見つける」ことを軸に、様々なテーマが描かれたり、
なかかな興味深い面もあって、一筋縄でいかない所もあった気がします。
もう3年くらいはやっていたのでしょうかね?
けっこう長い間、ゲストという枠ではありましたけど、存在感がありました。
存分に、楽しませていただきましたよ!
【その他】
●ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)
今回のテーマは「鑑定士」。
たっくんが鑑定士にハマっていたことから、ヒヨコ鑑定士を勧めてしまう榊先生。
不動産鑑定士などもよさそうですが難関ですからね、鑑定士ってけっこう難しい?
また、独自に何かを「鑑定」してしまう人、例えばお薬鑑定士になる患者さんなどは
少し問題かもですね。 「鑑定」の信頼性をいかに高めるかが、大事ということか。
●らいか・デイズ (むんこ 先生)
遺影を撮影する祖父母さんの巻。
年賀状の時期になり、喪中のハガキが届いたりして、年賀状の載せる写真をとるのに、
ついでに遺影にも使えるかも、なんて話になる祖父母さんのノリのよさが愉快です。
おふざけする祖父さんに、それじゃ遺影に使えないと言う祖母さんですが、
かしこまると遺影だとらいかさんにバレると返され、一緒におふざけするのが楽しかった!
●小森さんは断れない! (クール教信者 先生)
温泉旅行へ行く小森さん・・・家族とですが。
と同時に、めぐみさんやまさ子さんも温泉へ行っていて、三者三葉の温泉模様が面白い。
というか、めぐみさんのご両親、仲良しですね(´▽`;) 娘が置いてけぼり感・・・
それはともかく、絶対3人一緒の場所で、鉢合わせると期待していたら、見事なまでに
個別の風景が描かれていて興味深かったです。 まあ、重なる部分もありましたけど!
●予行恋習カノジョ (アジイチ 先生)
前回、恋香さんと景くんが一緒にいる所を目撃した晃二くん。
デートしていたのかも?と考え、そのことが気になって仕方ない様子ですが、
2人の関係を勘ぐって、やたらと動揺しまくる所が面白かった(^^;
でも、高野さんが好きなのに、なぜ恋香さんを気にしてしまうのか・・・
そして、真相を知った時の心の動きなど、彼の心情が興味深い一幕でしたね。
●きっと愛され女子になる! (瀬戸口みづき 先生)
クリスマスが近づき、浮かれている志摩さん。
お客の六田さんといい感じであるものの、さゆりさんはキープにされているだけでは?
と疑っていて、それを友人の翔さんがキッパリ告げていたのが愉快!
それでも、めげない志摩さんでしたが、まさか当人に直接聞くとは思わなかった(´▽`;)
後ろでズッコケる伊勢崎さんに大笑! そして、さゆりさんの励まし料理もよかった。